【11/8大会】復活期すフォラヤン「スーパーサイヤ人になる」!?

Eduard Folayang ASH_9601

エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)にとって、「ONE: MASTERS OF FATE」での試合は極めて重要な一戦となる。

昨年11月、フォラヤンは地元フィリピン・マニラで、2度目のONEライト級世界タイトル奪取に成功した。今大会でも故郷のファンの声援を受け、その栄光の瞬間を再現したいと考えている。

今年に入って青木真也エディ・アルバレスを相手に2連敗を喫したが、35歳のフォラヤンは118日(金)の大会で復活を果たせると信じている。対戦相手はモンゴルの総合格闘技ライト級チャンピオン、アマルサナ・ツォゴーフ。ストライカー同士の戦いだ。

ウランバートル出身の29歳、ツォゴーフはプロ試合の勝利の半分はKO勝ちという記録を持つ。

試合を前に、フォラヤンがインタビューに答えた。

ONEチャンピオンシップ:前回、世界タイトルを奪取した時に比べて心境はどう変わったか?

エドゥアルド・フォラヤン:今も変わらず、気持ちは集中している。去年、連勝していた時も同じだった。

負けが続いた後の試合だ。2019年を勝者として終えるためにも、今回勝利することは自分にとってとても重要だ。今年最後の試合、ファンにも素晴らしいパフォーマンスを見せたい。

ONE:青木とアルバレスとの試合から学んだことは?

フォラヤン:両試合から学んだことの一つは、このレベルの試合ではミスはほとんど許されないということだ。

格闘技ではどんなに小さいミスも命取りになり得る。次の試合への準備を進める中で、いつも新鮮な気持ちを保っておくことが大切だと思う。今の自分はそういう状態だ。



ONE:エディとの試合の後、次の挑戦に向けて進むために最初にしたことは?

フォラヤン:新たなスタートへの準備のためにトレーニングを再開する必要があった。過去にこだわればこだわるほど、連敗の痛みがひしひしと感じられた。

一番の薬は、前を向くことだった。上達を目指すことを怠らず、技を磨き続けること。足りない部分を補うために努力すること。すべてを網羅するために、今も様々なトレーニングを行っている。

ONE:2試合連続での敗北は精神的にどのような影響があったか?

フォラヤン:個人的には、ものすごくやる気に火をつけてくれた。当然、負けたこと自体は嬉しいとは思えない。格闘技界の伝説と戦ったが、ミスを犯し、その隙を突かれてしまった。

連敗することのポジティブな面は、2度目は気持ちが慣れるまでが少し楽になるところだ。まったく楽になるわけではないが、最初に負けた時ほどのつらさはない。

何度経験しても敗北の痛みは決して軽くなることはないだろう。だが、一番大切なのは、そこからどうやって前に進むかを学ぶことだ

ONE:2月のONEデビュー戦のツォゴーフの印象は?

フォラヤン:ストライクに重点を置いた戦いをする選手だと感じている。それに、ポイントを得るためにテイクダウンも使う。頭のいい選手だ。試合では目標達成のために自分のスキルをうまく活用する。

ONE:ツォゴーフとの対戦で注意すべきことは?

フォラヤン:格闘技では誰との対戦においても注意していないといけない。特にこのレベルになれば。ツォゴーフはストライクを得意とすることがわかっているので、彼がどう出てくるか気を付ける必要がある。だが、レスリングも警戒している。

入場したら、「スーパーサイヤ人(漫画『ドラゴンボール』のキャラクター)」に変身しないといけないと思っている。復活を遂げるには、新たなレベルの戦いを見せる必要があるからね。

冗談はともかく、試合前にすべて手の内を見せたくはない。サプライズは自分の胸にとどめておきたい。

ONE:自分と同じハイレベルなストライカーと対戦することをどう感じているか?

フォラヤン:対戦相手は選べないし、格闘技は予想がつかないものだ。ツォゴーフがストライカーといわれていたとしても、実際に試合でどういう動きをするかはその時になるまでわからない。

彼がどんな選手だと思われているかを重要視したくはない。まったく違うプランで試合に臨んでくるかもしれないからだ。だから、すべてのシナリオを想定して準備をしている。もしスタンディングでの戦いになるとしたら、知っていると思うが自分もストライカーなので、自分らしい戦いができるだろう。

だが、それをあてにすることはできない。エディとの試合ではそれが過ちだった。エディもストライカーだと知っていたが、そこに重点を置きすぎた。総合格闘技の試合だということを忘れかけたんだ。彼はその一瞬の隙をついて勝利を手にした。だから今回は、どんな展開に対しても準備をしておきたい。

ONE:今回の試合で楽しみにしていることは?

フォラヤン:これまでの準備がどういう結果につながるかワクワクしている。どんな風にゲームプランを実践できるかについても。もしプラン通りに戦うことができれば、必ず勝利できると確信している。

ONE:この試合を見逃せない理由をファンに向けて一言。

フォラヤン:「歳をとって役に立たなくなるのは水牛だけ」(フィリピンのことわざ)が正しいかどうかを確かめられるチャンスだ。

今回の大会は最初から最後までワクワクする試合ばかりだ。自分たちの試合はパワーのあるストライカー同士のぶつかり合いだ。2人の格闘家がスタンディングで甲乙つけがたい熾烈な戦いを繰り広げるのを見るのは、いつだって観客にとっては楽しいものだ。

ONE:決定的勝利を収めることを重要だと感じているか?

フォラヤン:自分にとってはとても重要だ。また、世界タイトルに向けての競争に参戦したいと思っている。だから、誰もがわかるようにはっきりと復活を示す必要がある。フィニッシュ勝ちか、それ以上を狙っているよ。

マニラ | 11月8日 (金) | 18時半(日本時間) | 中継:ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)

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