武尊、ONE殿堂入りが決定!10月開催「ONE SAMURAI 4」で引退セレモニー&10カウントゴングも
ONEチャンピオンシップのチャトリ・シットヨートン会長兼CEOは、日本キックボクシング界のレジェンド、武尊(team Vasileus)が10月開催の「ONE SAMURAI 4」でONE殿堂入りを果たすと発表した。
4月29日の「ONE SAMURAI 1」引退試合で、武尊はタイのスーパースターにして元ONEフライ級ムエタイ世界王者のロッタン・ジットムアンノンを5ラウンド2分22秒TKOで仕留め、ONEフライ級キックボクシング暫定世界王座を手にした。
東京・有明アリーナの満員のファンを前に実現したこの勝利は2025年の初戦の雪辱を晴らすものとなり、世界中の格闘技ファンを熱狂させた。
チャトリCEOはFacebookへの投稿で、武尊のキャリアが格闘技に与えた影響とONE殿堂入りへの思いを綴った。
「武尊が今年後半にONE殿堂入りを果たすことを伝えることができて光栄だ。デメトリアス・ジョンソン、ビビアーノ・フェルナンデス、アウンラ・ンサンという伝説的な世界王者たちに並ぶことになる。殿堂入りに加え、10月の『ONE SAMURAI 4』での引退セレモニーでは10カウントゴングが贈られる。武尊は今、間違いなく日本キックボクシング史上最高の選手として引退する。K-1でタイトルを獲り日本を制し、そして世界最大の格闘技の舞台のONEで、キャリア最も重要な世界王座を獲得して世界を制した」
劇的なKO勝利の後、チャトリCEOが武尊の肩にONE世界王者のベルトを掛けた。その瞬間、伝説のストライカーは感情を抑えられなかった。ベルトをそっと抱きしめ、頬を涙が伝い落ちた。
その光景は目撃したすべての人の記憶に長く刻まれ続けるだろう。日本格闘技史上最も輝かしいキャリアのひとつに、これ以上ないほど完璧な幕引きだった。武尊は46勝5敗(28KO)というキャリア戦績を携えて引退する。

ONEという世界最高峰の舞台への移籍は最大のステージをもたらし、武尊はその瞬間を最高の形でものにした。チャトリCEOにとって、武尊がONE世界王座を手にした夜は単なる名勝負ではなかった。それはスポーツの枠を超えた瞬間だった。
「世界はこの歴史的で特別な瞬間を永遠に記憶するだろう。彼のスピリット。彼のパワー。彼の涙。武尊は戦前の予想ではアンダードッグだったが、奇跡を起こして伝説的なキャリアを最高の形で締めくくった。あの夜、世界は史上最高の武尊を目撃したと思う。間違いなく、武尊はこのスポーツの歴史において最高のキックボクシング世界王者のひとりとして名を残す。なんという伝説の締めくくりだろう!」
ONE殿堂の精鋭たちの仲間入りを果たす武尊。史上最高のMMAファイターにして元ONEフライ級MMA世界王者のデメトリアス・ジョンソン(米国)、長年ONEバンタム級MMA世界王座に君臨した元王者ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)、そして2競技でONE MMA世界王座を制したアウンラ・ンサン(ミャンマー)に続く殿堂入りだ。武尊が名を連ねるこの顔ぶれこそ、彼が築き上げたレガシーの大きさを何より雄弁に物語っている。