【2/25大会】ONE Fight Night 7: Lineker Vs. Andrade II のフルカード発表

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ONEチャンピオンシップは、「ONE Fight Night 7: Lineker vs. Andrade II」の豪華なフルカードを発表した。

すでにメインイベントとして、ファブリシオ・アンドラージ(ブラジル)とジョン・リネカー(ブラジル)によるONEバンタム級世界タイトルマッチの再戦が発表されていた同大会だが、この他にムエタイの世界タイトルマッチをはじめ、MMA、キックボクシング、サブミッション・グラップリングの9試合が行われる。

さらに、日程と会場に変更があり、2月25日 (土)にタイ・バンコクのルンピニー・スタジアムで開催されることになった。

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コーメインイベントでは、2022年のムエタイ年間最優秀ファイターと年間最優秀ブレイクアウト・スターに選出されたONEフェザー級ムエタイ世界王者のタワンチャイ・PK・センチャイ(タイ)が、ジャマール・ユスポフ(トルコ)を迎え、初防衛戦に臨む。

タワンチャイは昨年、セーマペッチ・フェアテックス(タイ)とニコラス・ラーセン(デンマーク)をノックアウトし、長年王者として君臨していたペットモラコット・ペッティンディー(タイ)への挑戦権を獲得。9月に行われたタイトルマッチでは、5ラウンドにわたる激戦の末、ユナニマス判定で勝利した。

2位コンテンダーのユスポフは、ONEデビュー戦でヨドサンクライ・フェアテックスをノックアウトし、続いてサミー・サナ(フランス / アルジェリア)とジョー・ナタウット(タイ)に判定勝ち。ONEで3勝0敗としている。

ユスポフは当初、ペットモラコットに挑戦する予定だったが実現しなかった。このため、ようやく手にした世界タイトルマッチのチャンスをものにしたいとハングリーになっていることだろう。しかし波に乗っているタワンチャイをホームのタイの観客の前で倒すには、相当な努力が必要だ。

また、元ONE2階級世界王者のマーティン・ニューイェン(ベトナム / オーストラリア)と、ロシアの新星のシャミル・ガサノフによるエキサイティングなフェザー級MMAマッチも行われる。

ニューイェンは2020年に同級のタイトルを失って以来、好調とはいえない状態が続いているが、今なお4位コンテンダーであり、常にハイライト級のノックアウトを狙う脅威であり続けている。

対するガサノフは無敗のアスリートで、昨年のONEデビュー戦ではキム・ジェウォン(韓国)を相手に速攻一本勝ち。この勝利で即座に同級ランキング5位に食い込み、通算戦績を13勝0敗とした。

ストライカーvs.グラップラー対決となるこの一戦では、両者ともランキング上昇を狙う。

さらに、元MMAストロー級世界タイトル挑戦者の三浦彩佳は、ダニエル・ケリー(米国)と、キャッチウェイト53.9kgサブミッション・グラップリングマッチで対戦する。

ケリーはブラジリアン柔術黒帯で、ONEデビュー戦では山口芽生と対戦。当時のサブミッション・グラップリングには判定のルールがなかったため、引き分けとなった。その後、サンボの世界チャンピオンのマリア・モルチャノバ(ロシア)戦でONE初白星を挙げた。

対する三浦はMMAに出場しているが、柔道黒帯で、サブミッションで7勝しているグラウンドのスペシャリスト。長年グラップリングのトレーニングを積んできた三浦は、サブミッション・グラップリング界でスターとなったケリーに勝てば得るものは大きい。

インドネシアのレスリングのスペシャリストのエコ・ロニ・サプトラの相手は、ずっと対戦を熱望していたビッグネーム。フライ級MMA3位コンテンダーのダニー・キンガッド(フィリピン)だ。

サプトラはこれまで7試合連続で第1ラウンドフィニッシュ勝利としており、同階級のランキング上位選手との対戦を熱望していた。

一方のキンガッドは、一貫してフライ級のトップ級アスリートと対戦し、世界タイトルに挑戦した経験も。サプトラはこの“大物”を倒そうと燃えているに違いないが、キンガッドもランキング上位進出を狙っている。

メインカードでは、この他にも元世界タイトル挑戦者のセーマペッチ・フェアテックス(タイ)とジャン・チェンロン(中国)によるバンタム級キックボクシングマッチに、アンドレイ・ストイカ(ルーマニア)とフランシェスコ・エクシェジャ(アルバニア)によるライトヘビー級キックボクシングマッチも行われる。

セーマペッチとジャンは同階級のランキング入りを狙っており、エクシェジャはストイカを相手にONE初勝利を目指す。

メインカードに続いて、格闘技ファン垂涎ものの3試合が行われる。

ウアリ・クルジェフ(ロシア)はトミー・ランガカー(ノルウェー)とライト級サブミッション・グラップリングマッチで、エイドリアン・マティス(インドネシア)はズーラン・ジャーシー(中国)とストロー級MMAマッチで、リンダ・ダロー(インドネシア)とビクトリア・ソウザ(ブラジル)はアトム級MMAマッチで対戦する。

「ONE Fight Night 7」のフルカードは以下の通り。

ONE Fight Night 7: Lineker Vs. Andrade のメインカード

  • ジョン・リネカー vs. ファブリシオ・アンドラージ (ONEバンタム級世界タイトルマッチ)
  • (現王者) タワンチャイ・PK・センチャイ vs. ジャマール・ユスポフ (ONEフェザー級ムエタイ世界タイトルマッチ)
  • マーティン・ニューイェン vs. シャミル・ガサノフ (MMA – フェザー級)
  • ダニエル・ケリー vs. 三浦彩佳 (サブミッション・グラップリング – キャッチウェイト 53.9kg)
  • エコ・ロニ・サプトラ vs. ダニー・キンガッド (MMA – フライ級)
  • セーマペッチ・フェアテックス vs. ジャン・チェンロン (キックボクシング – バンタム級)
  • アンドレイ・ストイカ vs. フランシェスコ・エクシェジャ (キックボクシング – ライトヘビー級)

ONE Fight Night 7メインカード終了後に生中継

  • リンダ・ダロー vs. ビクトリア・ソウザ (MMA – アトム級)
  • ウアリ・クルジェフ vs. トミー・ランガカー (サブミッション・グラップリング – ライト級)
  • エイドリアン・マティス vs. ズーラン・ジャーシー (MMA – ストロー級)

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