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【7/31大会】ヨドサンクライ「パンチでペットモラコットを倒す」

2020年7月19日

ヨドサンクライ・IWE・フェアテックス(タイ)は、正真正銘のムエタイの伝説だ。

親しみを込めて”ボクシング・コンピューター”というリングネームで呼ばれるヨドサンクライは、ムエタイでのキャリアを通じて多くの世界タイトルを獲得してきた。そして7月31日(金)に、ムエタイ界で最も輝かしいタイトルを獲得するために闘志を燃やしている。

その日、タイ・バンコクで開かれる無観客大会「ONE:NO SURRENDER」のコーメインイベントで、ヨドサンクライはONEフェザー級ムエタイ世界王者ペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)のベルトに挑戦する。

「ONEチャンピオンシップでの自分の目標は、人生で一度はONE世界王者になること」 と、34歳のヨドサンクライは話す。

「ONEに参戦して2年になるから、ONE世界王者になりたい。それが自分の目標だ」



2018年5月、ヨドサンクライはONEスーパーシリーズへの待望のデビューを果たし、クリス・ナギンビ(コンゴ民主共和国)を破ってユナニマス判定で白星を挙げた。

さらに、2試合で劇的な勝利を手にする。

まず2018年12月、オーストラリアのルイス・リージスをアッパーカット3連発で打ち砕き、試合開始わずか128秒で勝利。

次に2019年3月、アンディ・サワー(オランダ)との再戦で第2ラウンド、強烈なパンチを生かしてTKO勝ちを収めたのだ。

この2試合での素晴らしいパフォーマンスにより、ヨドサンクライは初めて、ONE世界タイトルへ挑むチャンスを手に入れた。

タイの伝説ヨドサンクライ・IWE・フェアテックスがライバルのアンディ・サワーをノックアウト

一方のペットモラコットも、ONEで衝撃的な勝利を何度も収めてきた。2017年12月にヒジのクロスでリアム・ハリソン(英国)をノックアウトし、さらに2019年11月には、ボディへのヒザでチャーリー・ピータース(英国)をノックアウトした。

そして迎えた2020年2月、ポンシリ・PK センチャイムエタイジム(タイ)を倒し、初代ONEフェザー級ムエタイ世界王座を獲得したのだった。

ヨドサンクライはペットモラコットのここ最近の活躍を、かなり意識して見守ってきた。身長差9センチメートルという不利を抱えて5ラウンドの戦いに臨むことになるため、ペットモラコットの得意の攻撃を含め、相手の長い手足に十分に注意を払う必要がある。

「気をつけるべき攻撃は、ペットモラコットのヒジだ。彼を代表するような攻撃はヒザかもしれないが、最も危険なのはヒジ」

「ヒジとヒザの両方に注意する必要がある」

ヨドサンクライ・IWE・フェアテックスがルイス・レギスをノックアウト

一方、ヨドサンクライは間合いを詰め、ペットモラコットの得意とする動きを反映した、最高の攻撃を放つつもりだ。

「ペットモラコットと対戦する時は、自分の強み、つまりキックとパンチを使う。キックとパンチはペットモラコットよりも遥かに強いと信じている。爆発的な威力がある」

ヨドサンクライが信じているのはそれだけではない。

30年近いムエタイのキャリアの中で、ヨドサンクライは数知れぬ敵をその拳で倒してきた。世界中のONEのファンも実際、リージス戦やサワー戦でそれを目の当たりにしてきた。

加えて、ペットモラコットを徹底的に分析してきた結果、ヨドサンクライは今回も同様の方法で相手をフィニッシュできると信じている。

「パンチでペットモラコットを倒すだろう。パンチで動きを弱めて、そしてノックアウトするかもしれない。総合格闘技用の小さなグローブを使って戦うわけだから」

この注目の対決まであと2週間と迫っており、ヨドサンクライの自信がかつてないほど高まっているのは間違いない。

「ペットモラコット、しっかり準備しておいたほうがいい」とヨドサンクライは、26歳の世界王者ペットモラコットに警告する。

「31日、自分はそのベルトを奪って、自分の腰に巻くから」

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