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ドラゴンボーイ澤田龍人”真のデビュー戦” カリム相手に火を吹けるか

2019年08月12日

8月16日にタイ・バンコクで開かれる「ONE:DREAMS OF GOLD」で、「ドラゴンボーイ」澤田龍人が、21歳のアジス・カリム(インドネシア / フィリピン)と対戦する。

澤田は、人材発掘や育成のための大会「リッチ・フランクリンのONEウォリアーシリーズ(OWS)」で頭角を表したスターの一人。今回の試合は、ONEチャンピオンシップでの本当のデビュー戦という位置付けになる。世界の舞台に挑む準備は万端。前回以上の成果を待ち望むファンに、彼のグラップリングの真髄を見せつける。

澤田は東京・目黒区出身の23歳。OWSでは昨年、第1ラウンドでのサブミッション勝ちを2度決めていた。試合の裏で抱えていた不安も今では自信に変わった。

「OWSに参加した時、実は海外での試合は初めてだったので、何かと心配なことが多かった。今はもう大丈夫だけどね」。

澤田は今年2月、シンガポールの格闘技ジム「Evolve MMA」の契約ファイターに合格が決まり、本拠地をシンガポールへ移すことになった。家族や友人らから離れて生活を送り、トレーニングに打ち込むため。ONEデビュー戦となる今回の試合に集中するためだ。

新しいジムで選り抜きのアスリートと出会い、トレーニングのレベルも上がった。

「自分のライフスタイル全てが変わった。世界一流の格闘家やコーチとトレーニングできるんだから」

「ここでは例えば、ムエタイのトレーニングの時は、ムエタイの世界チャンピオンが指導してくれる。 柔術の時は、柔術の世界チャンピオンだ。  Evolveに参加してから自分のトレーニングは完全に変わった」

もっとも澤田はEvolveに来る以前から、総合格闘技のストロー級における若手最有望株の1人と目されていた。

澤田が挙げた11勝のうち、判定までもつれ込んだのは2勝のみ。残りの9勝のうち6勝はタップアウトで稼いでおり、サブミッションのスペシャリストとして評価は高まった。

そして今、Evolveで一流のコーチに師事し、弱点や短所も克服しつつある。

「これまで負けた試合は全て、うまく動けなかったことが敗因だと気づいた。だからそこの修正に取り組んできた」

澤田はコーチと共に、対戦相手カリムの攻略プランも編みだした。

澤田は、身体的にはカリムにやや分があると見ている。1月の「ONE:ETERNAL GLORY」でカリムが見せた、第1ラウンドのサブミッション勝ちはそれほど印象的だった。だが澤田は、カリムの危険から逃れ、自分のゲームプランを実行できると考えている。

Ryuto Sawada (blue) defeats Ismael Bandiwan via Submission at ONE Warrior Series 3

「コーチとチームメイトが、ビデオでカリムの動きを分析して、いろいろ助言してくれている」

「彼は背が高いので、中に入って、打撃を使いながら、テイクダウンを狙っていく必要がある。 でもカリムはフィニッシュに持ち込む実力があるし、身長の差もあるから、スペースに入り込まれないように気を付けたい」

「ただ、これまでの対戦相手はたいてい、自分より背が高くリーチが長い選手だった。だから、そこは大した問題ではないと思っている  」

澤田はさらに、カリムがこれまでに経験したことがないような、容赦ない攻撃を浴びせるつもりだ。彼のゲームプランは、ファンを一瞬で虜にするようなパフォーマンスを見せること。

「これまで数多くの強敵と対戦してきたし、中にはカリムより強いだろう選手もいたから。優位に立って試合を支配できると思う」

「サブミッションを狙うが、できなければすぐに次を狙う。カリムを捉えるまで常に攻撃し続ける。この一連の攻撃は、彼には読めないだろうね」

「サブミッションでもKOでも構わない。とにかくフィニッシュを見せたいんだ。攻撃的な姿勢をファンに見せたい。この試合は自分にとって、本当のONEチャンピオンシップのデビュー戦だから、いいところを見せたい。第1ラウンドで試合を終わらせてみせる」

バンコク | 8月16日 (金) | 19時半(日本時間) | 中継:ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)