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【10/13大会】エディ・アルバレス「山田哲也戦にアサラナリエフ攻略の鍵」

2019年9月22日

エディ・アルバレス(米国)はONEチャンピオンシップに参戦してからずっと、険しい道を歩んできた。10月13日(日)の「ONE:CENTURY 世紀」の第1部で待ち受ける試合も、同じだろうと踏んでいる。

総合格闘技のライト級世界王者に4度輝いたアルバレスはに東京・両国国技館で、ザイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)と対戦する。舞台はONEライト級世界グランプリ(WGP)決勝戦だ。

アサラナリエフはメジャー大会で最も危険なフィニッシャーの一人。アルバレスにとってはタフな試合になると分かっている。

だが、アルバレスはたやすい試練など望んではいない。

「正直、アサラナリエフに欠点というのはあまり見当たらない。難しい挑戦になるだろう」

「だからこそわくわくする。このために、朝は早く起きるし、夜は遅くまで起きている」

攻略をより難しくしているのは、アサラナリエフの情報が少ないことだ。

24歳のアサラナリエフはプロ9試合で、そのうち8試合は第1ラウンドでのKO勝ち。しかも、相手を倒すまで、ほとんどノンストップで攻撃し続ける。

だがアルバレスは、この試合では経験の差が決定的な要因になると見ている。

「あまり分析するものがないんだ。彼の傾向でも弱点でも、何でも。でも自分はずっと、もっと強い選手と戦ってきたし、世界タイトル戦もたくさん戦ってきた。だから、どうやったら負けるのか、押されている状況にどう対処するのかは分かっているよ」

「自分もかつて10勝0敗のアスリートだったが、相手に試合を支配される経験はあまり無かった。だから、相手が優勢になった時に、どうやって対処するか分からなかった」

「アサラナリエフもずっと試合を優勢に進めてきた選手。劣勢になった際にどうひっくり返すか対処した経験があまりないだろう」



アサラナリエフのこれまでのWGPでの戦いぶりが一方的だったのは事実だ。エブ・ティン(マレーシア)には25秒でKO、アミール・カーン(シンガポール)も3分もかからずに倒した。だがアルバレスは、メジャー大会でのある試合を見つけ出した。

昨年3月、アサラナリエフは山田哲也と対戦し、第3ラウンドまで試合がもつれた。最後には山田を倒したが、もろさも露呈したと思っている。

「彼は1度、第3ラウンドまで戦っている。彼はうまくいっていないように見えた。うまく対応できていなかった。第2ラウンドはずっと押されていたし、第3ラウンドもかなり疑問だ」

「その1試合がすごく目を引いた。彼のそういう面と、それにどうやって対応しているかを見る必要がある」

もちろん、アサラナリエフは第3ラウンドにアームバーで山田を倒したため、彼が見せたもろさは一瞬だった。アルバレスはその試合を元に全体のゲームプランを組み立てるつもりだ。

「その試合のおかげでいくつか疑問は解消できた。でも実際のところ、どうなるかは試合の当日になってみないとわからない。どちらがより集中していて、準備ができているか。どちらがより強く、勝ちたいと思っているか、というところに帰着する」

「どうやったら勝てるか考えるよ。自分のほうがいつも強いとは思っていないが、いつも勝つ方法を見つけている。相手が本当に強いなら、彼らのレベルに合わせて戦う。そういう機会をとても楽しみにしている」

アルバレスが勝てば、彼は新たなベルトを身に着けることができる上、クリスチャン・リー(シンガポール)とのONEライト級世界タイトル戦も視野に入ってくる。

彼はONEに参戦した日から、そのベルトを狙い続けてきた。成功すれば、3つの一流格闘技団体で世界タイトルを手にする、史上初めての選手になる。

だからこそ、アサラナリエフとの戦いは勝つ必要がある。

「とにかくそのベルトを巻きたい。総合格闘技の歴史の一ページを刻むことになるだろう。誰もやっていないし、他にできる選手がいるとは思えない」

「だって、どんな団体だとしても、参戦して世界チャンピオンに上り詰めるまでには何年もかかるから。自分にとってはすごく意味があることだと思っている」

「1人の選手として、格闘家になるのはどういうことか、何年もやりつづけるのがどいういうことか、わかっている。これをやり続けてきた自分を、ずっと誇りに思い続けるだろう」

東京・両国国技館 | 10月13日 (日)  | 中継:ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)

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「ONE: CENTURY 世紀」は、さまざまな格闘技から28人の世界チャンピオンが参戦する、史上最大の世界選手権格闘技イベントだ。フルスケールの世界選手権格闘技イベント2大会が同日開催されるのも、史上初めてのことである。

複数の世界タイトル戦、世界グランプリチャンピオンシップ決勝戦3試合、そして世界チャンピオン同士の対決をふんだんに取りそろえ、ONEチャンピオンシップが東京の両国国技館で新地平を切り拓く。