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【10/13大会】ONE無敗ション・ジンナン、世界王者としてのプレッシャー克服法

2019年9月20日

ONE女子ストロー級世界王者のション・ジンナン(中国)は10月13日(日)の「ONE:CENTURY 世紀」の第1部で、キャリア史上最大の舞台に上がる。

東京・両国国技館で開かれる、格闘技史上最大のイベントで、アンジェラ・リー(シンガポール)を相手に、ONE女子アトム級世界タイトルに挑む。

この試合は女子格闘技界では最大級のリマッチになる。ションナンが勝てば、メジャー大会で2つ目のベルトを手にし、その名を歴史に刻むことができる。

待ち受ける試練は大きく、注目度も高い。ションナンの肩にかかるプレッシャーは大きい。だが彼女が言うように、それも世界王者の仕事のうち。プレッシャーを味方につけなければならない。

「緊張しているし、考えすぎている。応援してくれる人たちをがっかりさせたくない」 

「プレッシャーは大きい。大事なのは、このプレッシャーを勝つためのモチベーションに変えること」

ションは30歳。試合の日にリングに向かう彼女は冷静で落ち着いているが、トレーニング中の自分は別人のようだと、彼女は認める。

厳しいトレーニングを乗り越えられるか、試合に臨むことができるのか、自分の能力に疑念を抱くこともあるという。だが、彼女は自信を取り戻す方法も知っている。

まず、愛のムチで自分に気合を入れること。自分自身に向かってやることで、最も高い効果が得られる。

「マイナスな感情を、自分を駆り立てる原動力に変える習慣がある」

「叱咤激励みたいなもので、自分に向かって厳しいことを言ったりする。例えば、鏡の中の自分に向かって『ション・ジンナン、お前にできるのか?できないなら死んだほうがまし』とかね」

「自分を罵ることもある。ものすごく疲れていたり、面倒くさくなったりとか、自分を奮い立たせたい時に効く。もし誰かが、こういうバカにしたような言葉をかけてくれるなら、何くそと思い発奮すると思う。だけど、自分の場合は、一人でやらなければいけない。いつだって自分が何をすべきかは、自分自身に言い聞かせてきたから」



トレーニング中のストレスに対処する、全く別のやり方もある。

疑念や不安を、もっと落ち着いた方法で克服しようとするのだ。

「本を読むことはプレッシャーを開放してくれる。それから、ネガティブな考えをノートに書き出して解き放つ」

「歌詞が素敵な音楽を聴いたり、何かきれいな絵を描いたりすることも役に立つ」

彼女のストレス解消法は、効果抜群のようだ。彼女はONEで負けたことがないからだ。最もタフな挑戦者リーを相手にベルトを防衛した前回の試合まで、連勝は続いている。

「ONE:CENTURY 世紀」ではションが挑戦者となる。ベルトを防衛したい王者の側に、より大きなプレッシャーがかかると見ている。とは言え彼女も、チームやファンからの期待が大きいと分かっている。リーとの最初の試合で挙げたような勝利を、みんなが期待している。

ションはそれを受け入れている。冷静でいることには慣れており、彼女に対する注目や期待から強さを引き出し、よりよいパフォーマンスのための力に変えることにも慣れている。次戦でも同じようにできると信じている。

「モチベーションを上げるため、発奮するために、プレッシャーを活用している」

「何かを証明したくて試合に出るわけじゃない。ただ夢があって、そこに向かって進み続けなければいけないだけ。自分を信じている。間違いなくもっと良いパフォーマンスを見せるし、絶対に勝つ」

東京・両国国技館 | 10月13日 (日)  | 中継:ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)

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「ONE: CENTURY 世紀」は、さまざまな格闘技から28人の世界チャンピオンが参戦する、史上最大の世界選手権格闘技イベントだ。フルスケールの世界選手権格闘技イベント2大会が同日開催されるのも、史上初めてのことである。

複数の世界タイトル戦、世界グランプリチャンピオンシップ決勝戦3試合、そして世界チャンピオン同士の対決をふんだんに取りそろえ、ONEチャンピオンシップが東京の両国国技館で新地平を切り拓く。