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【10/13大会】女子最強フィニッシャー、ション・ジンナンのKO集4選

2019年9月11日

ション・ジンナン(中国)は全てをぶち壊す鉄球のようにONEチャンピオンシップに登場した。彼女が通った後には、数々の敗者が残された。

ションはONE女子ストロー級世界王者。強力な打撃を武器に、ほとんどの試合でKO勝ちを収めてきた。

ボクシングの国内王者という経歴を見れば、その拳による破壊力は想像に難くない。だが、ONEのどの試合においても、キックボクシングのスキルを見せつけたのは驚くべきことだ。

10月13日の「ONE:CENTURY 世紀」で、 ション・ジンナン はONE女子アトム級世界王者のアンジェラ・リー(シンガポール)を相手にタイトル戦に挑む。その前に是非、彼女のベストKO集4選を紹介したい。

#4 忍び寄る後ろ回し蹴り

ションの2度目の防衛戦の相手は、ブラジルのサマラ・サントス。ションにとって、手強い相手ではあった。だが挑戦者はその破壊的な一撃が来るのが見えていなかった。見ていた多くの観客にすら、見えていなかった。

サントスは型破りなスタイルのハンマーフィストを繰り出し、ションを捉えようとする。だがその瞬間、ションの後ろ回し蹴りがサントスの肝臓をクリティカルヒット。サントスはそのままキャンバスに崩れ落ちた。

#3 連打に次ぐ連打

ションのONEデビュー戦を見た相手は、彼女と接近戦だけはしたくないと思うだろう。

エイプリル・オセニオ(フィリピン)は第1ラウンドのほとんどでは健闘したものの、打撃戦になると勝者はただ一人。ションしかいない。フックを何度もヒットされてぐらついたところを、アゴに完璧な一撃を食らって試合は終わった。

#2 打ち合い真っ向勝負

ティファニー・テオ(シンガポール)もションと同様ボクシングの国内チャンピオン。ションがアプローチを変えてくるのではと思った人もいるかもしれないが、自身の実力を信じるションには、ゲームプランの変更は不要だった。

試合を通してションは、自ら仕掛けていった。最初の3ラウンドで徐々に相手を追い込んでいくと、第4ラウンドでもプレッシャーをかけ続け、最後の猛攻でしぶといテオの抵抗を打ち破った。

#1 窮地からの逆転力

ションとリーが初めて手を合わせたのは今年3月に東京で開かれた「ONE:NEW ERA 新時代」だだった。第4ラウンド終盤、リーの強烈なアームバーが腕をへし折るほどの衝撃でションを捉える。もうだめかと思われたションだったが、なんとかゴングまで必死の抵抗を見せ乗り切った。

第5ラウンド、ションが勝つためにはKOしかなかった。ションはまだ体力を残しており、ショットを選びながら徐々にリーを圧倒する。第4ラウンドで受けたアームバーのダメージはまだその腕に残っていたはずだが、強力なパンチを頭に体にとヒットさせ、リーに残っていた体力と気力を奪っていった。

ションは復活し、あらゆる角度からリーを攻め立てる。ボディへの右ストレートでリーに大きなダメージを与え、ミドルキックで追い討ちをかけた。これまでに負けたことのなかったリーが、サンドバッグのようにぼこぼこにされて、レフェリーは試合を止めざるを得なかった。誰もが納得の、女子ストロー級王者の誕生の瞬間だった。

東京 | 10月13日 (金) | 中継:ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)

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「ONE: CENTURY 世紀」は、さまざまな格闘技から28人の世界チャンピオンが参戦する、史上最大の世界選手権格闘技イベントだ。フルスケールの世界選手権格闘技イベント2大会が同日開催されるのも、史上初めてのことである。
複数の世界タイトル戦、世界グランプリチャンピオンシップ決勝戦3試合、そして世界チャンピオン同士の対決をふんだんに取りそろえ、ONEチャンピオンシップが東京の両国国技館で新地平を切り拓く。