【4/5大会】ONE Friday Fights 58: Superbon vs. Grigorian II 、5つの注目ポイント

Marat Grigorian Sitthichai Sitsongpeenong ONE 165 23 scaled

ONEチャンピオンシップの毎週恒例のルンピニー大会はいつも大盛り上がり。だが、4月5日(金)の「ONE Friday Fights 58: Superbon vs. Grigorian II」は、世界タイトルマッチ2戦が目玉を飾りONEの有名選手も多数出場するため、一際エキサイティングな大会になりそうだ。

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この記事では今週末に迫った同大会で注目すべき5つのポイントを紹介する。

#1 マラット・グレゴリアンの調子は?

世界屈指の破壊的なキックボクサーとして知られるマラット・グレゴリアン(アルメニア)は同大会のメインイベントのONEフェザー級キックボクシング暫定世界王座決定戦で、長年のライバルであるスーパーボン(タイ)と対戦する。

両者はこれまでに2度対戦し、1勝1敗同士としている。2018年にONE以外の団体で行われた初対決では、グレゴリアンが30秒足らずでKO勝ち。だが、2022年のONEフェザー級キックボクシング世界タイトルマッチでは当時正規王者だったスーパーボンに判定で敗れた。

2戦目での敗因について、グレゴリアンはいつも通りのパフォーマンスができなかったため、と振り返っている。

だが、今年1月の直近の試合では、シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)を相手に見事なKO勝ちを挙げ、32歳の今も第一線で活躍できると証明した。

グレゴリアンは、シッティチャイ戦で見せたようなパフォーマンスを発揮し、王座奪還を目標に一際ハングリーになっているスーパーボンとのラバーマッチを制することができるのだろうか?

#2 プラジャンチャイは2競技王者になれる?

ONEストロー級ムエタイ世界チャンピオンのプラジャンチャイ・PK・センチャイ(タイ)は、ジョナサン・ディベラ(イタリア / カナダ)の有するONEストロー級キックボクシング世界タイトルに挑戦する。

世界的な格闘技団体でベルトを1つ獲得するだけでも驚異的な偉業とされるが、2つの競技でベルトを獲得できれば、他のストロー級の選手とは一線を画した存在になることだろう。

だが、王者ディベラはスマートなファイターでキックボクシングのルールに精通しており、簡単な試合にはならないだろう。プラジャンチャイは、ディベラを攻略し、文句なしの地上最強のストロー級ストライカーになれるのだろうか?

#3 ノンオー37歳、現役続行できる?

ムエタイのような激しい競技では、年齢が壁になることもある。

だが、37歳のノンオー・ハマ(タイ)は、まだ最盛期を過ぎたとは思っておらず、このことを今回の12歳年下のクラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ(タイ)との試合で示したいという。

ノンオーは元ONEバンタム級ムエタイ世界王者で、7連続防衛や5連続KO勝利といった絶対的な強さを誇っていた。だが、2023年4月にジョナサン・ハガティー(英国)にベルトをはぎ取られ、同年12月にはニコ・カリロ(スコットランド)にKO負けを喫している。

このため、ピークを過ぎたのではないかという声も聞かれるが、ノンオーはこうした見方を否定。クラップダム戦ではベテランならではのパフォーマンスを見せつけることができるのだろうか?

#4 ムアンタイはフライ級で活躍できる?

ムアンタイ・PK・センチャイ(タイ)は、記憶に残る壮絶な戦いを何度も演じ、ONEで屈指のエキサイティングなムエタイ戦士として知られる。しかし、バンタム級ムエタイのランキングには入り込めず、世界タイトル挑戦にはなかなか届かない状況が続いていた。

だが、昨年後半から体重を落としながらキャッチウェイト戦に出場し、今回はフライ級ムエタイマッチでナックロップ・フェアテックス(タイ)と対戦することに。これまで1階級上のバンタム級のトップ選手とも対等に渡り合ってきたが、階級を落としたことでより有利に戦えるかもしれない。

はたしてムアンタイは、体格に合ったフライ級で成功することができるか、それとも爆発力を失ってしまうのか? その疑問は、豊富なスタミナを有するナックロップとの対戦で解き明かされることだろう。

#5 ジャン・ペイメンは勢いを取り戻せる?

ジャン・ペイメン(中国)は2022年に2連勝とし、同年10月にディベラとストロー級キックボクシング世界王座をかけて対戦したものの接戦の末に涙を飲んだ。

その後、翌年3月にトレプチ・ドガク(ロシア)を倒したが、同年11月にはルイ・ボテーリョ(ポルトガル)にスプリット判定で負け、ディベラとのリマッチを目標にしつつも勢いを取り戻せていない。

ジャンは若干20歳でまだ時間は十分あるものの、できるだけ早く再び軌道に乗りたいところだ。

今回の対戦相手のアリーフ・ソー・デチャパン(タイ / マレーシア)は、これまでONEで4勝0敗、3度のフィニッシュ勝利を挙げており、ジャンの踏み石になる気はさらさらない。

ジャンがかつてのような調子を取り戻せるか、それともアリーフが連勝を伸ばすことになるのだろうか?

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