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【4/29大会】フォラヤン、急ピッチで青木真也対策「うまくいっている」

2021年4月24日

元ONEライト級世界チャンピオンのエドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)はこんなに早く青木真也と決着をつける3戦目をすることになるなどとは思っていなかった。

だが、約20年にわたって総合格闘技の競技生活を送ってきたフォラヤンは、いつでも不可測の事態への準備はできている。

日本時間4月29日(木)に生中継される「ONE on TNT IV」を、フォラヤンは、調子を取り戻すチャンスとし、ライト級4位コンテンダーの青木とのライバル関係に決着をつけたいと意気込んでいる。

両者はそれぞれ秋山成勲セージ・ノースカット(米国)と対戦予定だったが、2人とも出場を辞退。

過去2戦では、青木を相手に苦戦したフォラヤンだが、対戦相手の変更を素直に歓迎してるようだ。

「3戦目は期待していたが、こんなに早く実現するなんて思いもしなかった。青木はここのところ絶好調だが、自分はスランプの最中だ。だから期待はしていたが、こんなに早くとは思っていなかった」と、フォラヤンは語る。

「秋山が欠場して、青木が相手になると聞いた時はもちろん興奮した。青木がこの階級でどのような位置につけているかわかっているから、自分のキャリアにとっては非常に重要な試合だ。もし勝てれば、ラバーマッチの勝利ということのみならず、世界タイトルへの再挑戦にも弾みがつくかもしれない」

FIlipino ONE Lightweight World Champion Eduard Folayang

この展開に満足しているフォラヤンではあるが、青木戦に向けてトレーニングを倍増することになった。

フォラヤンと所属ジムの「チームラカイ」は、すでにかなりの時間をかけて秋山戦に向けてゲームプランを練っていたが、2人の伝説的な日本人選手のスタイルは非常に異なっている。

「正直に言うと、調整は大変だ。長い間、秋山戦に向けて集中していたのに、急に秋山とはまったく違うスタイルの青木に目を向けることになったから」

「秋山は柔道がベースで、スタンドで打ち合ってくる相手として想定していた。それが、あらゆる意味で純粋なグラップラーである青木になった。これは自分たちにとって大きな動きだが、今のところうまくいっている」

幸いなことに、フォラヤンは青木をよく知っている。ライト級の2人は2016年11月に初対戦し、そこでフォラヤンはスターとしての地位を築いた。

Eduard Folayang knocks out Shinya Aoki at ONE: DEFENDING HONOR

満席となったシンガポール・インドア・スタジアムで、日本のレジェンドとして前評判が高かった青木との対戦では、フォラヤンはあらゆる手段を講じて第3ラウンドにTKO勝ちを収め、初めてONEライト級世界タイトルを獲得した。

その後、2019年3月に両者は再戦。青木が得意のサブミッションを駆使して1勝1敗とした。

37歳のフォラヤンにとって、今回の3戦目は敗北の経験をすべて受け止めた上で、学びの機会となる。

「あの試合の前に、彼がエブ・ティンにアーム・トライアングルで勝ったのを見たが、防衛できると自信を持ちすぎていた」と、フォラヤンは振り返る。

「シンヤは、チャンスがめぐってきたら、すごい相手だと言うことを見落としていた。彼が両手をロックした瞬間に、試合は終わる。この点を見落としていた」

「また、自分のキックを容易に考えすぎていた。シンヤにそれを利用されて、マットに寝かされた。彼と対戦する時は、寝かされたくはないのものだが、そうなってしまった。この展開は避けたい」

Filipino MMA fighter Eduard Folayang punches Shinya Aoki in their rematch

過去にONEのケージ「サークル」で2度対戦した経験から、秘密の戦略はそうそう多くはないだろう。

フォラヤンは、名高いグラップラーとの対戦ではグラウンドゲームを避け、スタンドでの勝負を狙っているようだ。

「シンヤのプランに対して、対策を練っているが、彼のことだから、できるだけ早くグラウンド戦に持ち込もうとするのではないか」

「我々はグラウンド戦を避けるための策を練っているが、万が一そうなってしまった時もどうすればいいかも考えている。また、スタンド戦になった時に、シンヤを攻撃する方法も考えている」

「できるだけ、フィニッシュのチャンスがあれば、そこを狙っていくのは間違いない。もちろんそこを目指しているが、非常に予測不可能な競技だから、常にさまざまな状況に備えようとしている」

Filipino MMA fighter Eduard Folayang practices his spinning back fist

フォラヤンは今しかない、という気持ちで「サークル」に入ることだろう。

青木に勝てれば、この有名なライバル関係に終止符を打ち、現在のONEライト級世界チャンピオンに近づくことができる、とフォラヤンはわかっている。

この機会を無駄にするつもりはない。

「この試合は大きい。この競技のレジェンドで多くの人に慕われている相手との3戦目で勝てれば、自分のレガシーにとって大きな意味がある」

「それに加えて、シンヤがまだこの部門のトップ5に入っていることを考えると、自分に批判的な人たちを黙らせることができるし、うまくいけば再び世界タイトル挑戦へ勢いづかせてくれるだろう」

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