【4/29 ONE SAMURAI 1】吉成士門、ジョハン・ガザリとの新世代対決に「衝撃的な結末で世界中を驚かせる」
4月29日(水)、東京・有明アリーナで開催される「ONE SAMURAI 1」のフライ級ムエタイで、ジャパニーズムエタイ新星の吉成士門(エイワスポーツジム)が、ジョハン・ガザリ(マレーシア/米国)と“新世代”対決をする。
21歳の士門は25勝1敗のキャリア戦績と、2024年のONEデビュー以来5戦無敗(4勝1無効試合)という完璧な成績でこの試合に臨む。ONEでは、デッドゥアンレック・ワンコンオームMBKと4冠ムエタイ王者ヨードレックペット・オー・アトチャリヤを破る金星。一気に注目を集めた。
ONEの最も注目される若手スターの1人との対戦というONE SAMURAI 1への出場オファーが届いたとき、士門にためらいはなかった。
「すごい大きな大会でのオファーだったのでシンプルに嬉しかったです。対戦相手のジョハン選手は有名で人気のある選手なので、やりがいがあるなと思いました。対戦することは全然イメージしていなくて、試合を見たことがある程度でした」
士門とエイワスポーツジムのチームは、ガザリが持つ脅威に特化したゲームプランを組み上げた。すべての細部を詰めた上で、最高のコンディションで臨む。
「心身ともにバッチリです。ジムの会長とトレーナーが考えてくれて、それを実行するという感じです。自分の練習にプラスアルファで対戦相手の研究をしながら準備を進めています。ガザリ対策もやっています」
有明アリーナの大観衆を前にした舞台は、士門のキャリアで最も重要なパフォーマンスの場となる。世界的に知名度のある相手への圧倒的な勝利は、士門の評価とONE世界王座への野心を一気に加速させる。
「ONE SAMURAIはすごい選手しか出ていないので、その中で印象を残せるような試合にしたいです。衝撃的な結末を迎えたいです。ガザリ選手は世界的に注目されている選手なので、世界中の人々をびっくりさせたいと思っています」
距離コントロールでガザリの突進を封じる
ガザリを徹底的に研究してきた士門。そこで見えてきたのは、相手はこれまで経験したことのないタイプのファイターだということだ。
レンタップ・ムエタイジムとスーパーボン・トレーニングキャンプでトレーニングを積む19歳のガザリは、プロ戦績27勝9敗、ONE戦績8勝3敗でこの試合に臨む。ONEでの勝利のうち6つはフィニッシュによるものだ。強度のプレッシャーによる前進と常に全力で戦う超攻撃スタイルが、彼をロスター屈指のエキサイティングで危険なファイターにした。
士門はガザリが持つ挑戦を認識しながらも、見知った顔との部分的な共通点を見出しつつ、その違いも明確に認識している。
「気持ちが強くて、ガツガツ来るONE向きのファイターだなという印象です。ガードを固めて前に出てくる部分ではヨードレックペット選手と似ていたりするんですが、体格や攻撃は違うので、やったことがあるとは言えないタイプですね」
その予想外な動きが、距離のコントロールを士門の戦略の核心に据える理由だ。強烈な左フックと重いカーフキックで知られる士門は、どこに危険が潜むかを把握し、どう無力化するかを描いている。
「近い距離でのパンチの打ち合いと、肘も多分狙ってくると思うのでそこは気をつけたいです。ただ距離取りなど自分のやり方でいければ、やりやすいと思っています」