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【5/20大会】タイトル挑戦のラシリ「プラジャンチャイの戦意喪失狙う」

2022年5月1日

トップコンテンダーのジョセフ・ラシリ(イタリア / モロッコ)にとって、ONEチャンピオンシップの立ち技部門のONEスーパーシリーズでの道のりは決して楽なものではなかった。しかしこの経験をバネに盛り返し、5月20日(金)のONEストロー級ムエタイ世界タイトルマッチに向けて自信を深めることができたようだ。

30歳のラシリは、ONEのフライ級で厳しい戦いを強いられたが、階級を下げてからは2勝0敗と好調。この勢いを維持したまま、「ONE 157: Petchmorakot vs. Vienot」のコーメインイベントで、現役王者のプラジャンチャイ・PK・センチャイ(タイ)の有する世界タイトル奪取に臨む。

逆境から盛り返したラシリは、肉体的にも精神的にも、シンガポール・インドア・スタジアムで行われる世界タイトルマッチへの準備が整っていると感じているようだ。

ラシリはこうコメントしている。

「新しい階級への転向は、肉体的なパワーに関してだけでなく、精神的な面でも助けられた。より重い階級でエリート選手やチャンピオンと戦う機会があり、新しい階級で戦うための信じられないような精神的な自信を得ることができた」

「自分の(自然な)体重の階級に転向する機会を得て、そのチャンスを活かして2勝した」

ラシリはストロー級で品川朝陽、ロッキー・オグデン(オーストラリア)を相手に印象的な戦いぶりを見せているものの、プラジャンチャイとの真っ向勝負をする準備ができていないという否定的な見方もある。

プラジャンチャイは、ムエタイのエリートでありながら、ボクシングWBA南アジアのタイトルを2つ獲得しており、338勝51敗3分という驚異的な戦績を誇る。

しかし、ラシリは決してまぐれでこのチャンスを手に入れたわけではなく、こうした否定的な見方に押しつぶされることはない。それどころか、モチベーションに変えるつもりでいる。

「自分は誰にも何も証明する必要はない。大事なのは、コーチ、トレーニング・パートナー、そして家族だけだ。自分が尊敬されているかどうか本当に気にするのは、この人たちの見方だけだ」

「こうした否定的な意見は、それが間違っていると証明し、自分の価値を示すための大きな強みとなる。世界王座を再び目指すための道を歩んできたし、自分は完全にその価値があると思っている」

ジョセフ・ラシリのONEチャンピオンシップへのコメントより

プラジャンチャイ戦は「高速リズムで」

ONEストロー級ムエタイ世界チャンピオンのプラジャンチャイは、確固たる名声をひっさげてONEのケージ「サークル」に登場することだろう。しかし、ラシリはこれに気後することはない。

ラシリは、現役や元世界チャンピオンの秋元皓貴サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)、ジョナサン・ハガティー(イギリス)と対戦しており、ハイレベルな相手との戦いを経験してきた。そして、ムエタイ界最大の栄誉がかかる今回の試合を前にして、トップに立つことだけに集中している。

ラシリはこうコメントしている。

「ムエタイをする人は、皆プラジャンチャイを知っている。彼はユニークでエレガントなスタイルを持っている。自分は彼の大ファンだが、今、自分の目の前にあるのは、一生に一度のチャンスだ」

「『サークル』に入るときは、相手のことなんて考えない。自分の目標を達成するという気持ちで臨む。ここに来るまで自分を支えてくれた人々のために、大切なものを持ち帰るために」

ラシリがONEで高い評価を得たのは、その決して諦めない姿勢と粘り強さのおかげだ。対戦相手の強力な武器を前にしても、ラシリのように怯まず前に出続けるファイターはそう多くはない。

そしてそのスタイルを駆使し、プラジャンチャイが追いつけないようなペースで、崩しに行くことが勝利への近道と考えている。

「プラジャンチャイの戦意を削ぐこと重点を置く。ボクシングの技術ではなく、プラジャンチャイのようなチャンピオンでも耐えられないような超高速のリズムで戦うことに集中する」

「本当の意味での真っ向勝負をしたい。自分の意図は、本当に早いリズムで試合をすること。安全だと思っている場所から、相手を引きずり出したい。それがこのタイトルマッチの一番の目標だ」

ジョセフ・ラシリのONEチャンピオンシップへのコメントより

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