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【9/6大会】工藤政英のゲームプラン「ひたすら攻めてファンを楽しませる」

2019年9月2日

工藤政英は、「ONE: IMMORTAL TRIUMPH」でもファンを魅了しようとしている。9月6日、ベトナム・ホーチミンで、ONEスーパーシリーズ・フライ級キックボクシング戦に出場し、5度ムエタイ世界王座に輝いているパンパヤック・ジットムアンノンと対戦する。

RISEフェザー級チャンピオンでもある工藤は、才能豊かな選手が集うONEに参戦して以来、短期間に多くのことを学び、どんどん強くなってきている。

ファイトスタイルとトレーニングを修正し、ONEでの熱い次戦に向けて、全てがワンランク、レベルアップしたことを実感しているのだ。

「経験値は本当に高まった」と工藤は言う。

「何しろONEデビュー戦が、自分にとって初の外国人選手との対戦だったんだ。そして、これまでに5人の世界レベルのファイターと戦った。リング内での成熟度やレベルは明らかに上がっている。今回はその成果をお見せしたい」

「第1ラウンドから攻勢に出る。そう思ってスタミナをアップさせた。基本に立ち返り、全てを完璧に仕上げてきたんだ」

「ストレングスとコンディショニングのトレーニングを増やした。パンチのパワーには以前から自信があるが、今回は初めてオープンフィンガーグローブを着用するから、ワンパンチ・ノックアウト級のパワーも使える」

23歳のパンパヤックは実に244勝40敗3分という戦績を誇り、母国タイでのムエタイ大会でも優勝を重ねてきている。しかし工藤は、パンパヤックのレベルの高さや豊富な経験にも惑わされることがない。

すさまじい強さだったパンパヤックのONEデビュー戦を見た工藤は、これもけして偶然のパフォーマンスではなかったと分析している。

「パンパヤックは距離のコントロールが完璧で、距離を把握して被弾しない技術は驚くほど高い。正直言って、その技術は自分より優れていると思う」と工藤は認める。

「パンパヤックも、自分が他のタイ人ファイターと戦った過去の試合を見て、その時と同じアプローチを取ってくるだろう。彼はサウスポーなので、距離を詰めるとクリンチで自分の攻撃を止めてくるだろう。過去2戦では、自分はそうやってリズムを崩されたんだ」

とはいえ、今回の試合はパンパヤックにとって初のキックボクシングルールの試合となる。いわば工藤の世界にパンパヤックが入ってくるのだ。

工藤にはゲームプランがあり、試合を有利に進めるための対応策も万全だ。

「世界チャンピオンであるパンパヤックの蹴りに付き合っていたのでは、勝ち目はない。だから自分はボクシングを使う。そして第1ラウンドからノックアウトを狙っていく」と工藤は明かしている。

「ボクシングの技術なら自分の方が上だし、オープンフィンガーグローブも自分に合っている。それに、パンパヤックは遠い距離で戦うタイプなので、プレッシャーで下がらせられるとペースが崩れるんだ」

「自分とスタイルが似ているロッタン(・ジットムアンノン)の試合を研究した。ロッタンもオープンフィンガーグローブをうまく使って、被弾を防いでいた。いい見本になる」

「現K-1 Globalのチャンピオンで、サウスポーの秀樹とトレーニングを積んできたことも役に立っている。自分よりも2階級上のライト級の秀樹と、練習でボコボコに殴り合ってきたんだ。強いパンチをもらうことにはもう慣れたよ」

トレーニングの修正もあって、工藤は自信を持って試合に臨む。この試合で勝てば、工藤のフライ級での急台頭もありえる。

それでもひとつ変わらないことがある。それは、恐れ知らずの戦い方でリングの中心で殴り合う工藤政英お得意のパフォーマンスを、ファンはこれまで通りに期待していてもよいということだ。

「ノックアウトによるフィニッシュの記録を見てもらえれば分かるだろう。今回もしっかりファンに見せたい」と工藤は述べている。

「ひたすらに攻撃をし続けて、面白い試合をファンにお見せする。パンパヤックは喧嘩(けんか)屋タイプではないけれど、どんな展開になろうとも、自分が盛り上げてやる!」

ホーチミン | 9月6日 (金) | 21時(日本時間) | 中継:ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)