【5/20大会】ONE 157を見るべき5つの理由

Petchmorakot Petchyindee Academy Magnus Andersson Muay Thai 1920X1280 9

4競技にわたる格闘技マッチが行われる5月20日(金)の「ONE 157: Petchmorakot vs. Vienot」は、世界タイトルマッチ2試合に、待望のONEデビューを迎える選手、歴史的なトーナメントの初戦といった見どころ満載。あらゆる格闘技ファンが楽しめる内容となっている。

この記事では、シンガポール・インドア・スタジアムで行われるこの大会を見逃せない理由5つを紹介する。

#1 ムエタイ世界タイトルマッチ2戦

「ONE 157」では、ONEムエタイ世界チャンピオン、ペットモラコット・ペッティンディー(タイ)とプラジャンチャイ・PK・センチャイ(タイ)が、メインとコーメインイベントでそれぞれ防衛戦に臨む。

メインイベントでは、ペットモラコットがONEデビューを迎えるジミー・ビエノ(フランス)を相手に、3度目となるONEフェザー級ムエタイ世界タイトル防衛に臨む。

両者とも長身で、遠い距離から攻撃できる武器を有しており、接近戦でも相手を苦しめることができる。激しい攻防が繰り広げられることは間違いない。

ペットモラコットは、5度ムエタイ世界チャンピオンになった挑戦者ビエノを倒し、ムエタイ界指折りのスーパースターとしての地位を固めたいと意気込んでいる

コーメインイベントに登場するプラジャンチャイは、ONEストロー級ムエタイ世界タイトルの初防衛戦。対するは、急上昇中のジョセフ・ラシリ(イタリア / モロッコ)。

プラジャンチャイは、伝説的なスターのサムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)からベルトを剥ぎ取り、衝撃的なONEデビューを飾った。その巧みな技とバンコクのスタジアムでの経験のため、難攻不落のファイターと目されている。

一方のラシリは、この階級の1位コンテンダーで、粘り強くプレッシャーをかけ続けるエキサイティングなスタイルの持ち主。今回の試合でもその強みを駆使して、王者の戦意を削ぐと宣言している。

プラジャンチャイは、防衛へ自信を見せており、試合当日はどちらの予想が当たるか見逃すわけにはいかないだろう。

#2 ONEフライ級ムエタイ世界GP準々決勝

世界最高のストライカー8人が競うムエタイ史上最も豪華なトーナメント「ONEフライ級ムエタイ世界グランプリ」がついに始まる。

この階級の頂点に君臨するメガスターのロッタン・ジットムアンノン(タイ)も、この名誉あるトーナメント出場を楽しみにしている。もし、ロッタンが優勝すれば、世界タイトルのベルトに加え、トーナメントの銀色のベルトも獲得する。だが、敗退すればグランプリ優勝者の挑戦を受けることになる。

準々決勝ではロッタンは、グランプリで「最も危険な」ファイターと評するジェイコブ・スミス(イギリス)と対戦。スミスはONEデビュー戦にしてビッグネームと対戦し、大々的なアピールをするチャンスを得た。

準々決勝の他の3試合も、ジョナサン・ハガティー(イギリス)対ボルター・ゴンサルベス(ブラジル)、スーパーレック・キアトモー9(タイ)対内藤大樹サバス・マイケル(キプロス)対アミール・ナセリ(イラン / マレーシア)と、必見の戦いばかりだ。

さらに、交替試合の出場者も見逃せない。パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)はホスエ・クルス(メキシコ)と、シャーゾット・カブトフ(キルギス)はデニス・ピューリック(カナダ / ボスニア・ヘルツェゴビナ)と対戦。いざとなればトーナメント本戦に参戦できるだけの準備を積んでいる。

これら6試合では、ムエタイのあらゆるスタイルが登場し、観客は選手のテクニック、パワー、そして決意を目にすることができるだろう。

#3 グラップリングの若手とスターの対決

ブラジリアン柔術界のホットな若手スターが、グラップリング界の象徴的存在である2人を相手に、ONEデビューを迎える。

19歳の双子の兄弟ケイド・ルオトロタイ・ルオトロ(いずれも米国)は、ONEのケージ「サークル」で、サブミッション・グラップリングマッチに臨む。

タイはブラジリアン柔術のパイオニアからMMAのスターに転身したゲイリー・トノン(米国)と、ケイドはONE最多サブミッション数を誇る青木真也と対戦する。

ルオトロ兄弟は粘り強い攻撃スタイルで知られているが、トノンと青木もその点では負けてはいない上、兄弟にプレッシャーを与えられるだけの経験を積んでいる。

デビューしたての若き兄弟がベテランに打ち勝てるか。注目の一戦だ。

#4 フェザー級キック、無敗の新人が参戦

23歳のモハメド・ブタザ(モロッコ)は、今回ONEデビューを迎えるアスリートの中でも格別の注目を集めている。

ブタザは、強烈な打撃を武器に14勝0敗の戦績を有している。しかし対するベテランのダビッド・キリア(ジョージア)は重圧に屈することはないだろう。

キリアは、キックボクシング界の強豪と戦った経験が豊富で、爆発的なパワーで脅威を与える非常にタフな選手。

ブタザにとっては、これまで対戦したことのようなレベルの相手であり、格闘技キャリアのステップアップのチャンスでもある。この新人が世界トップクラスのキックボクサーと互角に渡り合えるか、見逃せない。

#5 “ワンダーガール”がMMAデビュー

“ワンダーガール”のリングネームを有するナット・ジャルーンサック(タイ)は、ムエタイの試合でファンを熱狂させたが、現在は総合格闘技に目を向けている。

23歳の“ワンダーガール”は、タイの首都バンコクのジム「マロック・フォース」に移籍し、寝技に取り組み格闘技キャリアの新たなページを開くことになった。

元アトム級キックボクシングとムエタイ世界チャンピオンのスタンプ・フェアテックス(タイ)は、ムエタイファイターがMMAに適応できるという先例を示した。そしてスタンプの元チームメートである“ワンダーガール”も同じ道筋をたどりたいと望んでいる。

だが、対するONEのニューカマーのゼバ・バーノ(インド)は、6勝0敗というパーフェクトな戦績でこの試合に臨み、“ワンダーガール”のブレイクの芽を摘みにいくつもりだ。

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