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ジヒン・ラズワン、ビー・ニューイェンとの対戦熱望

2020年3月26日

ジヒン・ラズワン(マレーシア)は辛抱強く、総合格闘技の試合に再び出る日を待っている。

世界的なコロナウイルスの流行で、ONEチャンピオンシップも大会をいくつか延期せざるを得なかった。21歳のジヒンはこの空いた時間を活用し、女子アトム級の選手たちの分析を進めている。

過去数週間にわたる研究の末、ジヒンは次に戦いたい完ぺきな対戦相手を見つけた。

ジヒンが対戦したい相手は、勇敢なパフォーマンスでファンに人気のベトナム系米国人スター、ビー・ニューイェンだ。

「ビー(ニューイェン)は前に出るのが好きな選手だと思う。試合で優位な時も、存在感を出そうとしている時も。決して退かない」

「これまでの全ての戦いからは、ものすごい勇気と覚悟が見て取れる。こういう選手と対戦してみたい」

ジヒンのニューイェンに対する分析は的を射ている。ニューイェンが2019年にONEに参戦して以来、相手に立ち向かう意欲と勝利への強い決意は、誰の目にも明らかだった。



30歳のニューイェンは、参加者がサバイバル生活をしながら賞金や賞品を巡って争う人気リアリティ番組「サバイバー」に出たことがあり、2019年4月のONEデビュー戦では相当な注目を集めた。

満員御礼のフィリピン・マニラの観客の前で、ニューイェンはドゥイアニ・レトノ・ウーラン(インドネシア)を第1ラウンドTKOで下した。

2019年7月にはスリリングな攻防の末に僅差のスプリット判定でボズヒナ・アントニア(ミャンマー)に敗れたものの、2か月後にはONEスーパーシリーズのムエタイマッチでプージャ・トーマル(インド)を破って勝利を手にした。

その後、総合格闘技に戻って2種目王者のスタンプ・フェアテックス(タイ)と対戦したが、ユナニマス判定で敗北。だがタイのスーパースター、スタンプを相手に全く怯むことはなかった。

これらのパフォーマンスはジヒンの心を捉えた。ニューイェンとジヒンがもし対戦すれば、世界中のファンは見ごたえのある激闘をみることができると考えている。

「火花が散るような戦いになるだろうと思う。彼女はファンを楽しませる試合が好きだし、自分もそうだ」

「お互いにベストを引き出すことができるだろう。実際の試合ではそうはならないかもしれないが、私が分析してきた限りにおいては、壮大な戦いになると確信している」

ウーシューの世界チャンピオンであり、ブラジリアン柔術紫帯でもあるジヒンは、これまでの戦いではいつも、見ごたえのある試合を披露してきたようだ。

2017年7月に総合格闘家としてプロデビューして以来、ジヒンは5勝2敗、フィニッシュ率は60%を誇る。

この中には、ONE世界タイトル戦に挑戦したことのあるジェニー・ファン(台北)、トップ選手の1人プリシラ・ヘルタティ・ルンバン・ガオール(インドネシア)に対する衝撃的な勝利も含まれている。

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ジヒンが待望のニューイェンとの対戦を果たし、さらに勝利を手にすることができれば、ジヒンはマレーシアで初めて総合格闘技の世界チャンピオンになるという夢の実現に向けて、一歩近づくことができるだろう。

だが今のところ、ジヒンは我慢強く、ONEから試合のオファーが届くのを待っている。

「できるだけ早く試合に出たいと思っているが、コロナウイルスの状況へのONEの対応を尊重している」

「全てが落ち着いたら、試合に戻って来られるだろう」

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