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チャン・ロタナ、若松佑弥と対戦熱望「より高いレベルの争いに」

2020年4月18日

チャン・ロタナは今は、カンボジア・プノンペンにあるジムでのトレーニングを中断しているかもしれないが、それでも総合格闘技のスキルをレベルアップし、改善する方法を探している。

コロナウイルスの世界的流行で、自身の格闘技ジム「Selapak」は一時的に閉鎖を余儀なくされている。だが34歳のフライ級選手ロタナは、パーソナルトレーナーと個人的トレーニングに取り組み、体の調子を維持し、テクニックを磨いてきた。

ロタナは今年、ONEチャンピオンシップで強豪選手と対戦するという、大きなチャンスを掴みたいと願っている。だからこそ、体を維持し、技術を高めることに一層、駆り立てられているのだ。

ロタナが目を向けるのは、2019年に一連の爆発的なパフォーマンスでフライ級を席巻した、ノックアウトアーティスト若松佑弥だ。

若松は2019年3月のONEフライ級世界グランプリ(WGP)で、デメトリアス・ジョンソン(米国)を相手に善戦。8月には元ONEフライ級世界王者ジェヘ・ユスターキオ(フィリピン)をノックアウトで下した。25歳の若松はさらに2か月後、キム・デファン(韓国)にユナニマス判定勝ちし、1年を締めくくったのだった。

ロタナ自身もセンセーショナルな3連勝中で波に乗っている。若松には大きな敬意を持っており、自分のスキルを試す相手として完璧な選手だと考えている。独占インタビューで、ロタナの考えを明らかにする。

ONEチャンピオンシップ:コロナウイルスが世界的に流行している。ジムやトレーニングの日課にどう影響しているか?

チャン・ロタナ:カンボジアでコロナウイルスの蔓延を防ぐために、できることをやろうとしてきた。3月初めにコロナウイルスが発生して以来、自分のジム「Selapak」を閉鎖した。それでもまだ、非常によく体調を維持できている。

自分にはコーチがたくさんいるが、今はフィットネスコーチののロレンゾ・ランザファーメだけに手伝ってもらっている。家が近いから、この困難な状況下ではとてもありがたい。

フィットネスに重点を当てていて、打撃も少し。体がキレている限りは自分は大丈夫で、打撃も寝技も、格闘技の技術は柔軟に取り組める。



ONE:どの分野を改善しようとしているか?

ロタナ:この状況では難しいが、改善したいのは寝技だ。満足できるレベルまで改善しないといけない。

寝技が上手くないのは分かっているが、テイクダウンを避ける方法を学び、リアネイキッドチョークやアームバー、アメリカーナといったテクニックも学んだ。これからも寝技を上達させ、こういう技で相手を倒したいと思っている。

ONE:どのくらいONEの試合に出たいと思っているか?

ロタナ:素晴らしい質問だ。自分はカンボジアを代表し、ファンのために戦う日を切望している。ファンの人たちがいつも、Facebookのチャットで「次の対戦はいつ?」と聞いてくれるが、「もうすぐ」とか「もうちょっと待って」としか答えられない。試合に出ることは自分にとっては大きな喜び。トレーニングやうまくなることもね。

ONE:次に対戦したい相手は誰か?

ロタナ:若松佑弥だ。自分にとっては大きなステップアップだし、より高いレベルの争いということになる。上のレベルの選手が相手で試合は難しくなるだろうが、それにより強くなれる。

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ONE:なぜ若松と対戦したいのか?

ロタナ:若松は打撃だけではなく、寝技も持っている。ONEフライ級WGPでデメトリアス・ジョンソンと好勝負を繰り広げ、ジェヘ・ユスターキオも倒した。

彼の試合のビデオをたくさん見た。自分より若く、自分よりも総合格闘技の経験が豊富だ。16試合を戦っていて、ノックアウト勝ちが10回だ。これは恐ろしい!

自分は彼より年上だが、試合数は少ない。これまででたった10試合しかしてない。だから、大きな勝利を収めた、若く才能ある選手と対戦できれば、(自分のキャリアのステップアップとして)完璧」

ONE:最後に、どういうことを気をつけたいと思うか?

ロタナ: どの瞬間も気を抜かずにいないといけない。ユスターキオ戦で見せたように、彼の打撃は一瞬で自分を葬り去ることができる。柔軟に対応しないといけないだろうから、打撃を生かしながら、他のスキルも使っていきたい。しっかりしたゲームプランを立てていくだろう。

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