キックボクシング

【9/11大会】スーパーレック「接近戦でカレッドを倒す」

2020年9月5日

スーパーレック・キアトモー9(タイ)は、プロ戦績125勝28敗2分、ルンピニー・スタジアム世界タイトル2度獲得といった、輝かしいムエタイのキャリアを築き上げてきた。

そして今、違う競技でもその存在感を発揮しようとしている—キックボクシングだ。

24歳のスーパーレックは、タイのブリーラム出身。ONE公式アスリートランキング2位の地位を保つべく、チュニジアのストライカー、ファディ・カレッドとONEスーパーシリーズキックボクシングフライ級マッチで対戦する。

舞台は、タイ・バンコクで事前収録された9月11日(金)の「ONE: A NEW BREED II」のコーメインイベントだ。

「ONEチャンピオンシップがルールをキックボクシングにしたので、ミスを犯すかもしれないとちょっと心配している。ムエタイで戦ってきているから」と、スーパーレックは語る。

「キックボクシングのルールを研究して、パンチと足のキックに集中しながらキックボクシングのフォーマットで練習している」

スーパーレックの試合を見たことがあれば、なぜそんなに異なったルールに対して心配しているのか驚くかもしれない。“キッキング・マシーン”のリングネームを有する上、優れた打撃の才覚もあり、盤石のキックボクサーとしての基礎は出来上がっているのだ。

これらの素質は、トップ5コンテンダー入りを狙うカレッドに対するゲームプランの礎になるだろう。

直近のパフォーマンスである、8月14日の「ONE: NO SURRENDER II 」でのファン・ディン(中国)戦での勝利を振り返ってみると、カレッドは決して油断ならないキックボクサーだ。

「直近の試合を見ると、とてもヘビーなパンチ、(頭部への)キック、そしてレッグ・キックを持っている」と、スーパーレックはカレッドを分析する。「時には顔にも蹴ってくる。時にはレッグ・キックもある。いろんな武器を持っている」

「もう1つ、パンチをいつでも繰り出してくる可能性がある」

次の金曜日、スーパーレックが警戒必須なのは確かだが、それでもアグレッシブに試合を優位に運ぼうと考えている。

「近い距離で闘うようにするだろう。相手の足をキックしてパンチを打ちまくる(ようにする)」

「経験もおそらく助けになるだろう。攻撃のやり方は自分の方がうまい」

スーパーレックは、その経験を活用し、ONEスーパーシリーズで素晴らしい戦果を残してきた。ラオ・チェトラ(カンボジア)、ルイ・ボテーリョ(ポルトガル)、そして直近では7月の「ONE: NO SURRENDER」でパンパヤック・ジットムアンノン(タイ)に勝利し、これまでの戦績は3勝0敗。

もう1度白星を挙げれば、ランキングの地位固めにもつながり、ONE世界タイトルマッチという夢の実現も引き寄せる。

Muay Thai superstar Superlek Kiatmoo9 with the winner's medal

だが、そのためにはカレッドを倒す必要があり、アグレッシブな戦略によってその目標を達成できると、スーパーレックは自信を見せる。

「この試合のプランは、接近戦だ。なぜなら3ラウンド戦だから。近寄って、何度も、正確に攻撃する」

「基本的に、後ろに下がりたくはない。この3ラウンドではアグレッシブにコンスタントに攻撃をしたい。この試合ではそれをやってやる」

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