【6/26 ONE Friday Fights 160】スタンプ・フェアテックスが電撃復帰!ムエタイルールでフローレスと激突
タイのメガスターで元ONE3競技女王のスタンプ・フェアテックスが復帰戦に挑む。6月26日(金)にバンコクのルンピニースタジアムで開催される「ONE Friday Fights 160」にて、メキシコの強打者シンシア・フローレスとアトム級ムエタイで対戦する。
フェアテックス・トレーニングセンターで汗を流すスタンプはONEの歴史において唯一無二の存在。ムエタイ、キックボクシング、MMAでONE世界王座を獲得した唯一のアスリートとして君臨している。
しかし彼女が世界中のファンから絶大な支持を集めるのは、その記録だけではない。競技外での溢れるカリスマ性と温かな人柄が、その存在をより輝かせているのだ。
打撃競技への原点回帰
これまでMMA競技で11勝を記録し、ONEアトム級MMAの世界王者のベルトを巻いたスタンプだが、その原点はスタンド打撃の競技。これまで数々の強豪らと凌ぎを削ってきた。
スタンプは2018年10月のONEデビュー戦でいきなりのタイトル挑戦で勝利しONEキックボクシング世界王座を獲得した。
続く2019年2月の「ONE: Call to Greatness」で米国レジェンドファイターのジャネット・トッドを下し、女子アトム級ムエタイの世界王座を獲得。2競技同時制覇という前人未到の偉業を達成した。
その4カ月後の「Legendary Quest」でアルマ・ユニクとの5ラウンドの激闘を制して初防衛にも成功。しかし2020年8月の「ONE: A New Breed」でアリシア・ヘレン・ロドリゲスに僅差のマジョリティ判定で敗れてムエタイ世界王座を失った。
復帰、そして栄光を取り戻す道へ
2023年9月の「ONE Fight Night 14」の王座戦でハム・ソヒにKO勝利しMMA王座も獲得。3種目の制覇王者となったが、2024年5月に膝の半月板の重傷を負い、スタンプは1年以上の戦線離脱を余儀なくされた。
しかし粘り強いリハビリを経て、昨年11月の「ONE 173」でKANAのキックボクシングマッチで待望の復帰。惜しくも判定で敗れたが、9分間の激しい攻防はスタンプの失ったものを取り戻すへの渇望をさらに強めた。
そしてその長い道のりは今、原点であるムエタイの舞台へと彼女を連れ戻す。
対戦相手のフローレスは北米のローカル大会で実績を積み、世界の舞台へとたどり着いた。マルティナ・ドミンチャクとタンタン・ソー・デチャパンに判定負け。スタンプを相手にONE初勝利を目指す。
大番狂わせを狙うフローレスはスタンプと言えども侮れない相手だ。タイのメガスターが長期の戦線離脱から初勝利なるか。