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プージャ・トーマル「ビー・ニューイェンと総合格闘技で再戦を」

2020年4月28日

故郷の村への一晩のつもりだった訪問は、プージャ・トーマル(インド)にとって、長い休暇の始まりになった。

26歳のトーマルは、インド北部のウッタル・プラデーシュ州のブダナに住む家族に会いに行き、すぐに家に戻る計画だった。だがコロナウイルスの影響で足止めを食らったのだ。

「正直なところ、1日だけの予定で村を訪れていた。そうしたら翌日、国中で封鎖が宣言された」

「だからここに、とどまらなければいけなくなった」

突然の宣言だったため、トーマルが自宅に戻ってトレーニングをするのは難しい状況になった。

ONEチャンピオンシップの選手たちは、トレーニングを続ける独創的な方法を見つけたが、必要なギアがなければ、トーマルは基本的なエクササイズしかできない。

「トレーニング用具は全て、ニューデリーの自分のアパートにある。だが毎日、体を動かしている」

「今はシャドーボクシング、ジャンピングジャック、ハイニー(もも上げ)などのエクササイズに取り組んでいる」

この前例のない状況の中で、トーマルを前に動かしているのは2つのことだけだ。つまり、ジムでトレーニングパートナーと再会すること、そして、ONEの舞台に戻ることだ。



格闘技はアトム級のスター、トーマルの真の情熱だ。

トーマルは首都ニューデリーで格闘技を追求するために、故郷の村を離れた。ジムでの忙しいスケジュールがないと、手持ちぶさたに感じる。

「今、多くのトレーニングができないでいる。いつも一緒にトレーニングしていた2、3人のグループがいたのだが、それが一番さみしい」

「とにかく早く通常の状態に戻り、次の戦いに向けてトレーニングして準備できるようになりたい」

トーマルは、ONEの2020年の大会が再開される時に、次に対戦したい相手が誰かわかっている。それはよく知られた名前の選手だ。

トーマルは、昨年9月にベトナム・ホーチミンで開催された「ONE:IMMORTAL TRIUMPH」でのムエタイマッチで、ビー・ニューイェン(米国)と対戦した。

全3ラウンドの戦いの後、トーマルは僅差のスプリット判定でベトナム生まれのニューイェンに敗れた。

トーマルはその試合の借りを返したいと思っているが、今度は総合格闘技ルールで戦うことを望んでいる。立ち技の攻撃だけでなく、多様なスキルを発揮できることになるからだ。

「トレーニングを続けて将来、再び戦えるとしたら、それは素晴らしいことだと思う」とウーシューのインド王者トーマルは語る。

「以前ニューイェンと戦った時はムエタイだった。ムエタイの試合は初めてで、ルールをよくわかっていなかった。総合格闘技ならブラジリアン柔術のスキルを使える」

「自分たちはどちらも、打撃も寝技もできる。試合が3ラウンド続くなら、非常に激しく、本当に楽しいものになるだろう」

トーマルは最初の対戦から教訓を学んでおり、さらに持てる全てのスキルを使えるとすれば、借りは返せると見ている。

「前回は準備が整っていなかったが、それでも良い戦いをすることができた」

「うまくトレーニングすれば、前回の試合でのミスを正すことができる。先ほど言ったように、ムエタイは自分にとって全く新しい領域だった。総合格闘技で(再戦の可能性が)あれば、自分が優れたアスリートであることを証明する」

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