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【11/22大会】ノンオー、タイ勢対決へ「思い切り戦う準備できている」

2019年11月21日

1122日(金)、ノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)はタイ格闘技界の歴史に残る試合に出場する。ノンオーにとって、ONEスーパーシリーズで最も過酷な挑戦となるだろう。

シンガポールのインドア・スタジアムで行われるONE: EDGE OF GREATNESSで、ONEバンタム級ムエタイ世界王者ノンオーは、3度目のタイトル防衛に臨む。対戦相手となるのは同じくタイのセーマペッチ・フェアテックスONEでは初となるタイ人アスリート同士の対決だ。

ノンオーは、同胞と共に世界に向けて国技のムエタイの素晴らしさを披露できることに誇りを感じているが、それでも全力で勝利を狙いに行くつもりだと語る。

ノンオーは、キャリア初期の頃、ルンピニー・スタジアム及びラジャダムナン・スタジアムのムエタイ世界選手権では、タイ人アスリートとばかり戦ってきた。

「試合に出るのは毎回ワクワクするし興味深い」と、ノンオーは語る。

「戦うのが自分の仕事だ。相手がタイ人であろうと外国人であろうと、ベストを尽くすだけだ。それが自分にとっては当たり前だし、ムエタイの世界でも当たり前のことだ。それ以上深くは考えていない。尊厳を持って、全身全霊で戦うつもりだ」

ノンオーはまた、第2の故郷となったシンガポールで戦うことにも心を躍らせている。

33歳のノンオーは、数年前にシンガポールの有名ジム「Evolve MMA」に所属して以来シンガポールで暮らしている。新しい友人やチームメイトたちの前で戦う機会がようやく訪れたのだ。しかも、ジムと現在の家からほんの数分のロケーションで。



「シンガポールで試合に出るのは初めてだ。すごくワクワクしている」と、ムエタイのヒーローは言う。

「すごく自信を感じている。全力で集中してトレーニングをしてきたし、必ず勝つつもりだ。どうやって勝つかは、時間が経てばわかるだろう。リングに立って初めて見えることだから」

ノンオーは自らのスキルにまったく疑いを抱いていない。だが、数年前にONE参戦のために現役に復帰して以来、セーマペッチのような相手と戦うのは初めてだ。

セーマペッチは「ムエタイグランプリ(MTGP)」世界王者でONEでは3勝0敗の記録を持つ。キャリアを通じての記録は、120勝15敗1分。パワーと耐久力を兼ね備え、ノンオーと同様、子供の頃から本格的なトレーニングによって鍛え上げられてきた。タイのムエタイ選手たちが卓越したスキルを持つのはこのためだ。

セーマペッチにとって世界王者のノンオーは憧れの存在だが、それでも自信を失ってはいない。その自信も妥当だとノンオーは考える。

「セーマペッチはいいムエタイ選手だ。素晴らしいボクシングのスキルを持っている」と、ノンオーは続ける。

「とても強いし、頭も回る。それにまだ若くて、コンディションもとてもいい。KO勝ちも多く決めてきた」

「YouTubeで彼の試合を見ているが、今のところ弱点は見つかっていない。どの試合でも良い戦いを見せている。最近は特にそうだ。ベルトを守り切れるように全力で戦うよ」

挑戦者に惜しみない賛辞を贈る一方、ノンオーのタイトル防衛の決意は固い。輝かしいキャリアに261勝目を加えると自信を持っている。

ノンオーは強敵となるだろうセーマペッチの強さは認めるが、それでも自分には勝者となるにふさわしいアドバンテージがいくつかあると考えている。

「スピードは確実にその一つだ。自分の方がスピードはあるだろう。それに、キックも彼より得意だと思う」と、ノンオーは説明する。「思い切り戦う準備はできている。観てくれるファンのために持てる力のすべてを使うつもりだ」

両選手とも、試合を前に感じているのは互いへの敬意だけだ。だが、だからといって最長5ラウンドになり得る戦いで、手加減をするつもりはまったくない。

「セーマペッチには、やれるだけのトレーニングをして全力で戦って欲しい、そしてこの試合をスリリングなものにしよう、と伝えたい」と、世界王者ノンオーは言う。

「勝っても負けても、自分たちはタイ人だ。互いへの愛があることに変わりはない」

シンガポール | 11月22日 (金) | 19時半(日本時間) | 中継:ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)