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復調マーティン・ニューイェン「2019年は素晴らしい年」

2019年12月25日

ONEフェザー級世界チャンピオン、マーティン・ニューイェン(ベトナム/オーストラリア)は2018年に壁にぶつかったが、大きな変化を成し遂げキャリアを劇的に飛躍させた。

ONE3階級制覇という革新的な目標には届かず、重傷を負い、古巣の格闘技ジム「KMA Top Team」を離れた。しかしその後2019年、スーパースター、ニューイェンはかつてないほど素晴らしい年を過ごした。

ONE2階級世界王者のアウンラ・ンサン(ミャンマー)と手を結び、米国で新しいトレーニング場所として「Sanford MMA」と「Hard Knocks 365」と出会い、そしてフェザー級に集中することにした。

結果として30歳のニューイェンは、全階級で通して最強と言える2人の選手を、ノックアウトで倒して勝利を挙げた。

2020年を間近に控え、ニューイェンが反撃の年、2019年を振り返る。

ONE featherweight king ???? Martin Nguyen called his shot and came through with a stunning second-round knockout of Koyomi Matsushima!

ONE featherweight king ???? Martin "The Situ-Asian" Nguyen called his shot and came through with a stunning second-round knockout of Koyomi Matsushima!????: Check local listings for global TV broadcast

Posted by ONE Championship on Friday, 2 August 2019

ONEチャンピオンシップ:2018年に苦しんだ後、2019年は2試合はどちらもノックアウト勝ちと完璧だった。

マーティン・ニューイェン:2019年は素晴らしい年だった。 新しいチームで良いスタートを切れたし、今までよりもずっと強くなれている感じがする。ここから向かう先はただ1つ。2020年はさらにエキサイティングな年になると思う。

ONE:フェザー級に留まり、素晴らしい成果を挙げた。2019年に階級を上げたり下げたりしなかった理由は?

ニューイェン:階級を上げ下げすると、間違いなく体に大きな負担がかかる。 ケガをしやすくなり、病気になりやすくなり、精神的にも良くなかった。

ライト級に階級を上げたときは、好きなものは何でも食べてやりたいようにできると思った。フェザー級に落とした時、自分の体はもう、同じようには感じなかった。

階級を変えるなと妻に言われた。上げたり下げたりするなと。階級を変えるのは健康的ではなかったから、妻のアドバイスに従い、自分に最も合った階級に留まることにした。そうしたら、これまで以上に強くなって戻ってくることができ、トップ選手2人を破った。最高だよ。

ONE:今年の当初の目標は何だったか?

ニューイェン:フェザー級で中断していたところから続けることだ。 階級を変えたことで自分に対する自信を失ったように感じていた。 (バンタム級やライト級での)タイトル挑戦の後、自分がどこへ向かっているのか、その後のキャリアがどうなっていくのかわからなくなった。自分を取り戻し、自分のレガシーに沿って歩み、そしてそれを守りたかっただけなんだ。

Martin Nguyen clinches a scintillating flying knee knockout victory to retain the ONE Featherweight World Title!

???? RIGHT ON TARGETMartin "The Situ-Asian" Nguyen clinches a scintillating flying knee knockout victory to retain the ONE Featherweight World Title! TV: Check local listings for global broadcast

Posted by ONE Championship on Friday, 12 April 2019

ONE:今年4月、元ONEフェザー級世界チャンピオンのジャダンバ・ナラントンガラグを相手に手にした勝利の味は?2017年以来のフィニッシュだった。

ニューイェン:ジャダンバ戦での勝利は特別なものだった。あのフィニッシュのあとすぐ、これは2017年のマーティン・ニューイェンを再び取り戻せると感じた。

2018年にはうまくいかないことが多く、結果として一度もフィニッシュできなかった。だからジャダンバのような選手をフィニッシュできたのは意味のあることだった「Sanford MMA」でやってきたことが正しかったと見せることができた。周りの人に支えられ、より大きなものに向かっている。

ONE:その次の8月の試合では、松嶋こよみを相手にキャリア9度目のノックアウト勝ちを決めた。

ニューイェン:松嶋との試合の時、肩にひどいケガをしていた。だから本当に自分にできることは限られていた。

試合当日の夜、そのケガのことを考えることはなかった。わかっていたのは、彼を倒さなければいけないということ。松嶋は捉えどころがない選手だ。油断をしてやられもしたが、流れに乗ってフィニッシュすることができた。彼のような勢いのある若手選手を倒せたことは、さらなる喜びだ。

ONE:今年の自身のパフォーマンスについて、ONEでの以前のパフォーマンスと比べどう評価するか。

ニューイェン:以前より多様性がある選手になったと感じる。バンタム級でもフェザー級でも、ライト級でも、どの階級にも行けると(そして活躍できると)信じている。でも今は、自分にとっていいと思うことをやらないといけない。

フェザー級は自分にとってベストな状態でいられるし、ファンにも自分の一番良いものを見てもらえる。だからここでやりたいと思っている。ベストを出し切ることでファンのみんなに、自分のことを以前のようなファイターとして覚えていてもらいたいんだ。

ONE Featherweight World Champion Martin Nguyen at the DAWN OF HEROES Press Conference

ONE:今年は米国・フロリダで過ごした時間が長かった。何か思い出に残っていることは?

ニューイェン:これは是非、記事に書いてほしいことでもある。自分はカードゲーム「スカルキング」のマスターなんだ!アウンラ・ンサンや彼の奥さんのケイティを始め、ティアル・サン(ミャンマー)、それに他のフロリダにいる友人たちとやるんだ。それ以外ではニューヨークに行ったり、試合観戦のためにフロリダ州をまわったりした。

フロリダ以外では、ジャダンバ戦の後にバリで、つかの間の家族との休暇を過ごした。新しい友人がたくさんできたり、自分のことを大切に思ってくれる人たちに会ったりもした。以前のジムのことがあった後、誰が自分を大切に思ってくれているかわかっている。

ONE:オーストラリアにいる家族と離れて過ごすのは辛いだろう。どうしているのか?

ニューイェン:家族と会えないのは寂しい。毎日毎日そうだ。釣りに行ったり出掛けたりする度に特に家族を思い出す。それらはまさに、週末に妻や子どもたちとやっていたことだからだ。

ケイティやアウンラ・ンサンと一緒に何かする度に、自分の家族がもし米国にいたら彼らと一緒にしたかったのにと思っている。

ONE:新しい年が間近に迫っている。2020年の目標は?

ニューイェン:今言えるのは、自分にとって大きな年になるということだけだ。来年は3~4試合を戦いたい。あらゆる挑戦者と戦いたい。

彼らを順に並べて、ONEが送ってきた契約書にサインするだけ。全員と戦う。(タイトル戦の挑戦のために)彼ら同士で戦う必要すらない。自分と私戦う機会を待っていればいい。

格闘技以外での個人的な目標は、昨日よりもより良い人間になることだ。