【11/18 ONE SAMURAI 5】ジャレッド・ブルックスが和田竜光と対戦、ヘビー級MMAの竹内龍吾対ハシモト・ブランドンも追加
11月18日(水)に東京・EBARA WAVEアリーナおおたで開催される「ONE SAMURAI 5」に、MMA2試合が追加された。元ONEストロー級MMA世界王者ジャレッド・ブルックスが125ポンドの階級に戻り、日本のベテラン和田竜光と対戦する。ヘビー級では、KOを得意とする竹内龍吾とハシモト・ブランドンが、地元の大歓声の中で激突する。
この2試合は、すでに豪華なカードをさらに厚くする。大会のメインイベントは、王者ジョシュア・パシオと、勢いに乗る挑戦者・山北渓人によるONEストロー級MMA世界タイトルマッチだ。
元王者が復活をかけて和田と激突
ブルックスは、再び王座を目指してONEに戻ってくる。2021年にONEに加入した米国のMMAファイターは、息のつまるレスリング、絶え間ない前進、巧みなサブミッションで、トップコンテンダーのリト・アディワン、箕輪ひろば、ボカン・マスンヤネを次々と下した。
その勢いのまま、2022年12月の「ONE 164」でパシオと対戦。5ラウンドの死闘を制し、無敗のONEストロー級MMA世界王座を獲得した。キャリアを象徴する試合といえる内容だった。
しかし、王座はまさかの形で彼の手元を離れる。2024年の再戦では反則のスラムで試合が打ち切られ、失格負けでパシオにベルトを奪い返されたのだ。
ブルックスは、その失態で全てを終わらせなかった。すぐにタイトル戦線に戻り、パシオが負傷で離脱している間に、キューバのレスリングの実力者グスタボ・バラートを1Rでサブミッションに下し、ONE暫定ストロー級MMA世界王座を獲得した。
2024年12月にはフライ級に挑戦したが、僅差のスプリット判定で惜敗。2か月後にストロー級へ戻り、念願のパシオとの3部作に臨んだものの、2RでTKO負けを喫して王座統一の望みを断たれた。
昨年10月には再びフライ級に上げたが、ロシアのマンスール・マラチエフにサイドポジションからのチョークを極められ、2Rで敗れている。
そして今、ブルックスは最大の成功を収めた125ポンドの階級に戻ってくる。かつて君臨した階級に、なぜ自分が王座に就いたのかを、改めて示そうとしている。
立ちはだかる和田は、戻ってきた元王者の力を測る、経験豊富な試金石だ。
元DEEPフライ級王者の和田は、2018年からONEで戦い、同世代の軽量級MMAファイターのトップクラスと世界の舞台で拳を交えてきた。2019年にはバラートを破ってONEフライ級MMA世界グランプリ準決勝に進出し、その後はONEの殿堂入りを果たしたレジェンド、デメトリアス・ジョンソンとも3ラウンドの接戦を演じた。
最近では、今年4月の「ONE SAMURAI 1」で、地元で白星に復帰。流れるような動き、正確なストレート、豊富な経験を生かして、伊藤盛一郎にスプリット判定で勝利し、プロ通算27勝目を挙げた。
今回は階級をストロー級に下げる和田にとって、元王者を相手に、キャリア屈指の勝利を挙げる大きなチャンスだ。
日本人KOアーティスト2人がヘビー級で激突
ヘビー級MMAでは、竹内龍吾とハシモト・ブランドンが初めてリングで相まみえる。興味深い日本人対決だ。
23歳の竹内は、King Gym Kobe所属で、柔道二段の黒帯。世界屈指の重量級の強打者を相手に自分を試してきた選手で、どの試合でも本物のKO力を持ち込む。
ONEでの唯一の勝利は2025年。カン・ジウォンをわずか98秒で下した。ONEの最高峰の舞台で、そのフィニッシュ力を見せつける強烈な内容だった。
その後は厳しい戦いが続き、若きヘビー級ファイターは大きな試練に直面してきた。11月18日は、キャリア最大の舞台で白星に戻る絶好の機会となる。
その対面に立つのは、28歳のハシモトだ。通算戦績は8勝2敗で、勝利の大半が強烈なKO勝ち。今回がONEデビュー戦となる。
実績あるフィニッシャーのハシモトが、地元で同じ日本人のKOアーティストと戦う。この対戦は、「ONE SAMURAI 5」のカードの中でも、屈指の爆発力を持つヘビー級マッチとなる。