【ONE SAMURAI 4】王者スーパーボン、フェザー級キックボクシングトーナメントの決勝進出者を予想「かなりの接戦になる」
スーパーボンの次の王座挑戦権を懸けたレースに残る2人が、まもなく決まる。「ONE SAMURAIフェザー級キックボクシングトーナメント」は、10月17日(土)に東京の有明アリーナで開催される「ONE SAMURAI 4」で準決勝を迎える。
準決勝2試合では、アルメニアのレジェンド、マラット・グレゴリアンが中国のルオ・チャオと、日本の野杁正明がイランのKOアーティスト、モハメド・シアサラニと対戦する。優勝者はスーパーボンのONEフェザー級キックボクシング世界王座に挑戦する権利を得るため、王者にとっても決勝に誰が勝ち上がるか、気になるところだ。
予想を尋ねられたスーパーボンは、過去に対戦した2人が決勝に進むと見ている。
「マラットは自分の戦いをして勝つと思う。もう一方の準決勝は予想が難しい。完全に五分五分だ。それでも選ぶなら、ホームで戦う野杁がわずかに有利だと思う」
「どうしても選ぶなら、マラットと野杁。ただ、正直なところ、野杁対シアサラニはかなり接戦になる」
スーパーボンは、この2人をよく知っている。
グレゴリアンとはこれまで3度対戦しており、2018年2月に中国の大会で行われた初戦では、グレゴリアンが29秒でKO勝ちした。スーパーボンはその後、2022年3月の「ONE X」と、2024年4月の「ONE Friday Fights 58」で連続し判定勝ちを収めている。
野杁とは、昨年11月の「ONE 173」で行われたONEフェザー級キックボクシング世界王座統一戦で判定で下している。
グレゴリアンは豊富な経験を持ち、4連勝中でルオとの準決勝に臨む。対するルオは3連勝中で、準々決勝で都木航佑をポイントで上回り、ベスト4入りを果たした。
だが、スーパーボンが述べたとおり、もう一方の準決勝は予想が難しい。野杁は8月の「ONE SAMURAI 2」メインイベントで行われた準々決勝で、リウ・メンヤンに1RのKOで劇的な雪辱を果たした。同じ大会のコーメインイベントではシアサラニが海人を1Rのハイキックで下し、ONEでのキックボクシング無敗記録を守っている。
36歳のスーパーボンは、次のように語った。
「かなりの僅差になる。ただ、ホームでの試合になる以上、五分五分の戦いなら、地元の観客に支持される選手が有利になることが多い」
スーパーボンと戦うのか、グレゴリアンか、野杁か
マラット・グレゴリアンと野杁正明の両者が準決勝を勝ち抜けば、スーパーボンは決勝で見慣れた2人と向き合うことになる。優勝者はスーパーボンの王座への挑戦権を得るが、両者ともすでにスーパーボンと拳を交えた相手だ。
それでもスーパーボンは、どちらが優勝して王座に挑戦してくるかにこだわりはないという。
「どちらでも構わない。すでに両方と戦っているから、勝ち上がってきた方、マラットでも野杁でも問題ない。正直なところ、ただリングに戻って戦いたいだけだ」
決勝進出者を挙げた後も、スーパーボンは予想を断定的にしたがらなかった。過去の自分の予想がファンの格好の的になってきたと冗談を交えつつ、最終的にはグレゴリアンと野杁を選んだ。
どちらが勝ち上がっても、その意味は大きい。グレゴリアンが優勝すれば、長年のライバルである両者の4度目の対戦が実現する。野杁が優勝すれば、ONE 173での世界王座戦の敗北に雪辱を果たす機会が巡ってくる。
ここ数試合が、ONEのフェザー級キックボクシング部門の頂点の序列を決めることになる。
「自分が何か予想するたびに、みんな喜んで責め立ててくる。でも、どうしても選べと言われたら、決勝はマラットと野杁になりそうだと思っている」