【10/16 The Inner Circle 35】プラジャンチャイが1年ぶり復帰戦で敗北、ワン・ジュングァンが番狂わせ
10月16日にタイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された「The Inner Circle 35」メインイベントのストロー級キックボクシングにて、現ONEストロー級ムエタイ世界王者プラジャンチャイ・PK・センチャイ(タイ)がワン・ジュングァン(中国)に2-1のスプリット判定負けを喫した。
元キック王者だったプラジャンチャイの1年ぶりの復帰戦だったが、6年ぶりにONEに参戦したワンに競り負けた。

ONE復帰に強い決意を持って臨んだワンは、最初の攻防から積極的に攻めた。変則的なフットワークと、前足の鋭い前蹴りでプラジャンチャイをロープ際に追い込む。プラジャンチャイは2連続のジャブから左のミドルを突き刺して応じたが、ワンは4連打を浴びせて前に出続けた。
2Rはプラジャンチャイがベテランらしい落ち着きを保ち、手数の多い左と強烈なミドルで攻勢。それでもワンは動じず、強烈なオーバーハンドをガードの間から当ててさらに圧力を強め、鋭いクロスの連打でプラジャンチャイを下がらせた。プラジャンチャイは短いアッパーと鋭いフックを使った接近戦に切り替えたが、ワンは構わず前進を続けた。
互角のまま迎えた3R、ワンは重いボディブローと膝を執拗に打ち込み、プラジャンチャイはガードを固めながら鋭いストレートで巧みに距離を作る。Pプラジャンチャイも一歩も引かず、最終のゴングが鳴るまで前に出て、ワンの攻撃性に真っ向から応えた。
ジャッジは、ワンのアグレッシブさとダメージを評価。このスプリット判定の番狂わせで、プラジャンチャイがまさかの敗北。ワンは通算戦績を31勝7敗に伸ばした。現ONEストロー級キックボクシング世界王者ジョナサン・ディベラへの挑戦者候補として名乗りを上げた。