【10/9大会】無敗のトイヴォネン「マクラーレンをフィニッシュしたい」

Aleksi Toivonen DC 4949

最後の総合格闘技マッチから15ヶ月、アレクシ・トイヴォネン(フィンランド)がついに10月9日(金)の「ONE: REIGN OF DYNASTIES」で、ONEチャンピオンの舞台に帰ってくる。

Aleksi Toivonen IMG_9670 1.jpgトイヴォネンは、無敗キープを続けているONEで期待のフライ級アスリートの1人。今回は、5位コンテンダーのリース・マクラーレン(オーストラリア)とコーメインイベントで対戦する。

「この機会を嬉しく思うし、満足だし、ありがたく思っている」と、トイヴォネンは話す。

「正直、15ヶ月の欠場と大怪我から、ONEにトップ5の対戦相手と戦う機会を与えられて驚いた。すごい試合だし、世界最強fレベルの相手に自分の力を証明するいい機会だ」



28歳のトイヴォネンは、はプロ戦績は6勝0敗(2無効試合)だが、ONEでの出場はまだ1戦のみ。2019年7月に「ONE: MASTERS OF DESTINY」で藤沢彰博に第1ラウンドで一本勝ちした。

だが幸先の良いスタートを切った矢先の昨年9月、練習時に前十字靱帯を損傷してしまった。幸運にもリハビリは順調で、トイヴォネンは回復を遂げた。

「パーフェクトだった。しばらく前から準備はできていた。だが、(新型コロナウイルスのために)不運なタイミングだった。何ヶ月も前から戦える状態だったのに」

Aleksi "The Giant" Toivonen makes a MASSIVE statement in his ONE debut with a slick submission victory over Akihiro Fujisawa!

Aleksi Toivonen makes a MASSIVE statement in his ONE debut with a slick submission victory over Akihiro Fujisawa!📺: Check local listings for global TV broadcast📱: Watch on the ONE Super App 👉http://bit.ly/ONESuperApp

Posted by ONE Championship on Friday, July 12, 2019

今回の対戦相手マクラーレンは、グラップリング競技では170勝22敗の戦績を有し、「Eternal MMA」と「XFL」のチャンピオンでもある。

ONEでは元々バンタム級でデビュー。2015年12月に緊急参戦でマーク・ストリーグルに一本勝ちし、その4ヶ月後にムイン・ガフロフ(タジキスタン)にプロ初黒星をつけた。

バンタム級王者のビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)に挑戦し、僅差のスピリット判定で敗れた後、マクラーレンは階級を落とそうと考え、2017年11月からフライ級に。

そこからは、破竹の勢いでアナトポン・ブンラド(タイ)、ジャンニ・スッバ(マレーシア)、和田竜光を相手に3連勝。ONEフライ級世界グランプリでは不発に終わったが、グルダーシャン・マンガット(インド / カナダ)に一本勝ちして2019年を締め括った。

トイヴォネンは「リース(マクラーレン)が素晴らしいグラップラーだと知っている。だが、あまり対戦相手を見ないんだ。もしくはコーチに任せる」と話す。

「だが、本当に、本当にファンのため、という試合をしたい」

所属ジム「Evolve MMA 」でも、新型コロナウイルス対策のために、シンガポール当局が格闘技ジムに対して課した様々な制限が行われている。そのため、トイヴォネンは、グラップリングやレスリングの練習ができていない。

「この状況ということを考えると、トレーニングは良好だ。だがもちろん、限られてはいる」

「パワー強化やコンディショニング、打撃ドリルが主だ。この状況を考えるとベストを尽くしているが、打撃とコンディショニングにほぼ集中している」

10月9日、トイヴォネンが打撃をゲームプランに盛り込んでくるかも見所だ。だが、もしマクラーレンとスタンドで打ち合えなければ、寝技に持っていくつもりでいる。

「自分の強みはいつだってグラップリング。グラウンドにいったら、ちょっと探り合って、お互いに技術的にどのくらいか知りたいと思う」

「だが、言ってみれば今回、自分はグラップリングの練習ができていないグラップラーだ。ケージの中で自分がどんな技を出すか、お楽しみだ」

競技から1年以上離れていたトイヴォネンの最終的な目標は、以前の力を取り戻し、現在7戦連続としているフィニッシュ勝利をキープすることだ。

対マクラーレンでは決して簡単ではないと知っているが、トップ5コンテンダーに一本勝ち、もしくはKO勝ちできれば、ONE世界タイトルの夢に近づくだろう。

トイヴォネンは「前の試合のようなフィニッシュがしたい」と話す。

「フィニッシュしにいくが、激しい試合になると思う。色んなことをお互いに探り合って、優れていた方が勝つと思う」

「世界ランカーと戦うのは初めての経験だ。だからもちろん、またとないチャンス。試合の後はランキング入りして、トップ5入りできたらと思っている」

Read more: 【10/9大会】サムエー、トナー戦の勝利の鍵は「キックとヒジ」

ニュースをもっと見る

WeiRui 1200X800
Suriyanlek Rittidet 1920X1280
Hannah Brady Natalia Diachkova ONE Friday Fights 32 40
Hiroki Akimoto Petchtanong Petchfergus ONE163 1920X1280 4
Victoria Souza Noelle Grandjean ONE Fight Night 20 9
Smilla Sundell Allycia Hellen Rodrigues ONE Fight Night 14 20 scaled
Milena Sakumoto Bianca Basilio ONE163 1920X1280 42
Adrian Lee
Yamin JoachimOuraghi 1920X1280
Jake Peacock Kohei Shinjo ONE Friday Fights 58 65
Superbon Marat Grigorian ONE Friday Fights 95
DC 0823 1