総合格闘技

【3/26大会】DJ、ロッタン戦は「バットマン対スーパーマンのよう」

2022年3月17日
Adriano Moraes Demetrious Johnson ONE on TNT I 12 1200x800

DJことデメトリアス・ジョンソン(米国)とONEフライ級ムエタイ世界王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ)の対決は、3月26日(土)にシンガポール・インドアスタジアムで行われる「ONE X」の目玉の1つ。

12度のMMA世界チャンピオンに輝き、レジェンドと呼ばれるジョンソンだが、ONEチャンピオンシップ史上初の特別ルールのスーパーファイトを前に、何も確実なことはないと断言する。

特別ルールは3分4ラウンドで、ラウンド間の休憩は1分。4オンスのMMA用グローブ着用で、ONEスーパーシリーズのムエタイルールとONEの総合格闘技のグローバルルールを以下のように交互に行う。

第1ラウンド:ムエタイ

第2ラウンド:MMA

第3ラウンド:ムエタイ

第4ラウンド:MMA

ムエタイのラウンドでは、1ラウンドで3回ダウンを奪うと、KOまたはTKOで勝利となる。総合格闘技のラウンドでは、KO、TKO、サブミッションのいずれかで勝利となる。選手がフィニッシュされた場合は、それ以降のラウンドは行われない。フルラウンドの戦いになった場合は、引き分けとなり、ジャッジの判定はない。

ジョンソンは、試合を通じて危険にさらされると知っており、全力でかかるつもりでいる。

ジョンソンは以下のようにコメントしている。

「ロッタンは素晴らしい事前トレーニングをしている。彼が本当に強いことは知っている。彼が素晴らしいテイクダウンディフェンスをすることは知っている。ものすごい馬力で打撃をすることも。彼は世界最高のムエタイファイターで、今は総合格闘技でトレーニングしているから、何があっても驚かない。立ち技、グラップリング、すべてを試して、勝負するつもりだ」

「自分が第1ラウンドを戦い抜ければ、そこは成功だ。彼が第2ラウンドを戦い抜けば、同様に成功だ。もう戦えないと言うまで戦い続け、そこからが勝負だ」

ロッタンは、その打たれ強さから “鉄人”と呼ばれ、どんな相手でも自信を持って前に出る。しかし、ジョンソンはこの強みを崩すような幻想は抱いてはいない。

ジョンソンは、ゲームプランに沿った戦いですら、自爆ボタンを押すようなものだと知っている。ライバルを出し抜くことでキャリアを築いてきたアスリートにとって、こうした予定通りの戦いなどはない。

ジョンソンは以下のようにコメントしている。

「(ロッタンを早い段階でKOする方法は)ない。ロッタンは、あらゆる相手に打たれてきた。ダニエル・ウィリアムにも、ジョナサン・ハガティーにも、ロッタンは対戦相手全員に打撃をもらっている。自分は相手をノックアウトしようとかサブミッションで勝とうとか思いながら試合に臨むような選手じゃない。『これは長い12分の戦いになるぞ』と思って臨んでいる」

「ブルース・リーがロッタンと戦うなら、ずっと正面にとどまって、ロッタンにすべての打撃を食らわせられると思うかい? 絶対にありえない。じゃあ、自分がはロッタンと正対するかって? 絶対にありえない。蝶のように舞い、蜂のように刺すことを目指すよ」

一本勝ち、3分で足りる?

ジョンソンにとって最も有利な点は、第2ラウンドと第4ラウンドで、総合格闘技の武器をフルに駆使できることだろう。

これらのラウンドでジョンソンが一本勝ちできると思う人もいるかもしれない。しかし、通常のMMAの1ラウンドは5分ということを考慮すると、ジョンソンはそれほど自信がないようだ。

ジョンソンは以下のようにコメントしている。

「3分なんて何でもない。この前、スパーリングをしていて、3分経った時に『今のは3分だったのか?』と聞いたら、『ああ、早すぎる』って返されたんだ。自分は『そうだ、何もできなかった!』って返したんだ」

「(MMAのラウンドでは)もっと色んなことができるけど、それは3分間だけで、ラウンドは立った状態から始まる。だから、例えば残り2分で、サブミッションを仕掛けるところから始めて、相手を殴って、グラウンド・アンド・パウンドを狙う。そして、ムエタイに戻る。技術的に分解してみると、非常にハードな試合だ」

だが、ジョンソンは偉大なるMMAのアスリートと言う称号を手に入れるためにあらゆる工夫をしてきた。適応力を伸ばし、スマートさ、そして道を切り開くことで、この称号を勝ち取ったのだ。

こうした資質が、ロッタン戦でも勝利につながることを望んでいるに違いない。だが、ジョンソンは違うタイプのスーパーヒーロー同士の戦いを思い描いているようだ。

ジョンソンは以下のようにコメントしている。

「この試合について考えてみると、第1ラウンドと第3ラウンドは基本的にバットマンがスーパーマンと戦うようなもの。自分がクリプトナイトの指輪を持っていることを知っていて、第2ラウンドと第4ラウンドでは、それを使うことができるけど、3分しかないんだ!」

「相手を仕留めるのに3分しかない。顔面へのヒザ蹴りは命中するだろうか? 行けるだろう。脳への血液供給を止めれられれば、水中で息を止められるだろうか? たぶん無理だ。 でも、さっきも言ったように、自分は色々混ぜていくつもりだし、ただ出て行って戦うつもりだ」

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