【6/26 ONE Friday Fights 160】イマンガザリエフがフライ級ムエタイ新王者に!オルチコフとの無敗対決を制す
6月26日、バンコクのルンピニースタジアムで開催された「ONE Friday Fights 160」「The Inner Circle 20」メインイベントのフライ級ムエタイ王座決定戦で、アサドゥーラ ・イマンガザリエフ(ロシア)がアスラムジョン・ オルチコフ(ウズベキスタン)との5ラウンドの激闘を制し、新王者に輝いた。
試合は1ラウンドから両者が予告していたクリエイティブな技のオンパレード。オルチコフがかかと落としを放つと、イマンガザリエフは変則の蹴りで反応。オルチコフの前進をイマンガザリエフは前蹴りで距離を制した。
2ラウンドもイマンガザリエフの驚異的な攻撃が続く。飛びひざ蹴りとハイキックを連続させ、オルチコフもかかと落としで応戦。一進一退の攻防が続いた。
3ラウンドに入ると戦いはさらに激化。合わせて36戦全勝・22フィニッシュを誇る両者は、恐れることなく近距離で打ち合い。イマンガザリエフが回転系の攻撃を放つと、オルチコフはギリギリのところでかわし、すぐに激しい飛びひざ蹴りで反撃。
そしてオルチコフは豪快なフックでイマンガザリエフの鼻を変形させる一撃。さらには、かかと落としの連打を続けながら、相手の攻撃すべてにスピニングバックフィストでカウンターを合わせた。
4ラウンドもオルチコフは積極的に動き、スイッチを繰り返しながら身軽に動いて当てにくい体勢を保った。右キックでフェイントをかけてから左ハイキックを打ち込み、大きな左フックもヒットさせた。一方のイマンガザリエフもひざ蹴りとエルボーでダメージを与える。
最終5ラウンド、イマンガザリエフは “ダゲスタン・ニンジャ” の名にふさわしく、連続スピニングバックエルボーでオルチコフを完全に不意打ちを食らわせながら追撃。しかしオルチコフはフットワークとヘッドムーブメントで致命的な危機を逃れた。
イマンガザリエフの強いプレッシャーに対し、オルチコフは速いキックとパンチで反撃したが、イマンガザリエフもハイキックとミドルを決め、互いに一歩も譲らない流れで試合は終わった。
5ラウンドの激闘の末、3人のジャッジのうち2人がイマンガザリエフを支持。新たなONEフライ級ムエタイ世界王者が誕生した。
このスプリット判定勝利でイマンガザリエフは戦績を13戦全勝に伸ばし、オルチコフにキャリア初黒星をつけた。ONEチャンピオンシップでムエタイの世界王座を獲得した初のロシア人選手にもなった。