【8/7 The Inner Circle 25】スーパーレックが負傷TKO負けで4連敗、グレゴリアンがトーナメント準決勝進出!
8月7日(日本時間)にタイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された「ONE Friday Fights 165」「The Inner Circle 25」にて、ムエタイとキックボクシングの好カードが実現。見応え十分な戦いが繰り広げられた。
スーパーレックがアブドゥラ・ダヤカエフに負傷TKO負け
バンタム級ムエタイにて、スーパーレック(タイ)がアブドゥラ・ダヤカエフ(ロシア)と激突。スーパーレックが負傷による2R TKO負けを喫した。
両者は3ヶ月前の5月大会で対戦。試合は激闘の末に2-1のスプリット判定でダヤカエフが勝利。しかし、スーパーレック勝利を支持する意見も多く判定も僅差、さらに前日計量でダヤカエフが計量オーバーしたこともあり、再戦を望む声があった。
試合は1R、緊迫した展開。スーパーレックが的確なローキックでダヤカエフを絶えず崩し、一方のダヤカエフは強烈なフックを振るう。スーパーレックは攻防のタイミングを見事に読み、得意のステップスルーエルボーを炸裂!
これはスーパーレックが現ONEバンタム級キックボクシング世界王者ジョナサン・ハガティーをKOしたのと同じ技。この一撃でダヤカエフが大きくグラつく。それでもダヤカエフはこの強烈な一撃を受けながら見事に立ち続けたが、ラウンド終了間際にはスーパーレックからさらに強烈な右とローキックのコンビネーションを浴びてしまう。
2R序盤からミドルを放つなど果敢に攻めたスーパーレックだが、突如失速。ダヤカエフがスーパーレックをロープ際に押し込み、クリーンなワン・ツーに続けて鋭いアッパーを決める。するとスーパーレックがマットに座り込む。スーパーレックが右膝を指し示してレフェリーに続行不可能であることを伝えた。
レフェリーは2ラウンド39秒でストップを宣告し、ダヤカエフはスーパーレックに対して2連勝を収めた。この結果、ダヤカエフは戦績を17勝3敗とし、現ONEバンタム級ムエタイ世界王者ランボーレック・チョー・アッジャラブーンとの再戦への道を確実なものにした。一方のスーパーレックは4連敗を喫した。
グレゴリアン、トーナメント準決勝進出
注目のONE SAMURAIフェザー級キックボクシングトーナメントが翌日の日本大会に先立って開幕。1回戦にて、マラット・グレゴリアン(アルメニア)がマムカ・ウスビャン(ロシア)を判定3-0で下し、準決勝進出を決めた。
試合は、グレゴリアンが自身の代名詞である“超攻撃性”を全開に発揮。開始のゴングから最終ラウンドの終了まで、容赦のないフックと強烈なローキックでウスビャンを圧倒した。
グレゴリアンは、この圧倒的な内容で4連勝をマーク戦績を71勝14敗とした。トーナメント4強入りを果たし、次の準決勝では、都木航佑vsルオ・チャオ の勝者となる。
また、ストロー級ムエタイでは、ダブダム・ポー・トー・トー・トンタウィーが4連敗という苦しい状況に見事に終止符を打ち、タハンエック・ナヨックエタサラを3RでTKOに下した。この突破口となる勝利で、このタイのベテランは通算戦績を69勝29敗とした。
この夜の第1試合では、16歳のチャットペットが自身の若きキャリアで14勝目を記録。アトム級ムエタイで伊藤陸紅にユナニマス判定勝ちを収め、以前の敗戦の雪辱を果たした。