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アウンラ・ンサン「2021年はベストな自分を披露」

2021年1月6日

アウンラ・ンサン(ミャンマー)には2020年に成し遂げたい目標があったが、新型コロナウイルスの世界的大流行と、新たなライバルの出現に苦しめられた。

年の初めには2階級王者だったアウンラ・ンサンだが、7月に新型コロナウイルスの検査を受け、陽性となった。症状が治った後の10月30日、トップコンテンダーだったライニアー・デ・リダー(オランダ)と当時有していたミドル級のベルトの防衛に挑んだ。

ONE: INSIDE THE MATRIX」のメインイベントでは、アウンラ・ンサンはマットに寝かされ、リアネイキッドチョークを決められて、ミドル級のベルトを剥ぎ取られた。

アウンラ・ンサンにとって難しい年となったが、今は2021年に向けて新しい目標を抱いている。

ONEチャンピオンシップ: 2020年はONEのケージ「サークル」では思い通りに行かなかったかもしれないが、個人的な収穫は?

アウンラ・ンサン: 試合では披露できなかったが、ゲームで多くの改善ができたと感じている。ライニアーとの試合では出せなかったが、2021年には出せると思う。コーチたちと一緒に、自分のゲームの細かい部分や部分を改善してきた。総合格闘家として成長できた。あまり心配はしていない。何より楽しみだ。

個人的なことでは、妻が娘を出産した。そして、娘を持つことは、息子とはまた違った経験になる。娘は健康で、今生後10ヶ月。もう歩いている。今年はコロナウイルスとミドル級のベルトを失ったけれど、素晴らしい年だった。

ONE: 娘を持つことは、息子とは違った経験と言ったが、2020年は娘の父親としての年だったかと思う。どんな変化があったか?

アウンラ・ンサン: 男の子の場合は、自分のようになってほしいと思う。取っ組み合って、強くなるように教えたい。

女の子の場合は、違った経験だ。守りたいし、世界の悪いことすべてに触れさせたくない。一緒にいて、愛情を注いで、世話をしたい。世界のすべての悪いことから守ってやりたい。

男の子の場合は、悪いことに立ち向かってほしいと思う。女の子と男の子を持つのとでは、間違いなく考え方が違う。

Reinier De Ridder fights Aung La N Sang at ONE: INSIDE THE MATRIX on Friday, 30 October

ONE:デ・リダー戦では、思ったような結果が得られなかったかもしれないが、格闘家として成長できたと言った。あの試合から得た教訓は?

アウンラ・ンサン: もっと慎重にならなければならない。1つのことだけ考えて試合に臨むことはできない。あの夜は、ただ試合をするためだけに行ったんだ。

対戦相手のことを知っているなら、自分と戦うつもりはなかったことを知っているはずだ。相手は、柔術を使うつもりだった。とても良いゲームプランだったし、自分ももっと柔術を使うべきだった。自分のジムにはハイレベルな柔術家がいるのに、私は多くの柔術のセッションをおろそかにしていた。

相手には勝つ方法が1つあったので、それを使わせてやった。



ONE: 勝った時よりも負けた時の方が学ぶことが多いと言われているが、それは本当だと思うか?また、次の試合に向けてのモチベーションは?

アウンラ・ンサン: ああ、もちろんだ。それに加えて、ハングリーさもっと抱くようになる。ただベルトを取り返すだけじゃなくて、ミドル級の全コンテンダーを倒したい。

ベルトを取り戻したいという気持ちがさらに高まる。トレーニングの燃料にもなるし、最高の格闘家になるためのエネルギーになる。

ONE: ONEミドル級世界タイトルを取り戻したいと言ったが、誰と対戦したい?

アウンラ・ンサン: コンテンダー全員だ。ビタリー・ビグダッシュ(ロシア)やレアンドロ・アタイデス(ブラジル)。全員と戦いたいし、全員をフィニッシュしたい。

ONE: 2021年に向けて、ミドル級とライトヘビー級はどうなると思うか?

アウンラ・ンサン: 両部門ともに、ノックアウトパワーを持った選手が揃っているので、とてもエキサイティングになると思う。みんな完璧なスキルを持っている。どちらの部門も、特にONEではエキサイティングな試合になると思う。

退屈な試合は1つもない。それが好きなんだ。ファンを楽しませるのが好きだ。何よりも自分たちは総合格闘技の選手だが、エンターテイナーでもある。両階級とも、ONEチャンピオンシップでの試合はどれもエキサイティングで、フィニッシャーも多い。

2021年にONEの「サークル」で戦うのを楽しみにしている。2020年には、自分の能力や努力してきたことを見せられなかったと分かっているが、それも披露できるだろう。自分と戦ってくれるいい相手がいるはずだ。

ONE: 2021年の目標は?

アウンラ・ンサン: 3、4戦やりたいが、自分では決められない。もし3戦か4戦と言われたら受けられるように準備をしておきたい。アスリートとして向上したいし、ベストな自分になりたい。

Two-division ONE World Champion Aung La N Sang

ONE: アウンラ・ンサンが「サークル」に登場した時、ファンが注目すべき点は?

アウンラ・ンサン: 2021年のベストな自分を披露できるだろう。運動能力も最高で、最もシャープで、意欲も最高である自分を。素晴らしいトレーニングパートナーに恵まれているし、今はグラウンドゲームにも力を入れている。

2021年には自分のベルトを取り戻し、ライトヘビー級のベルトを防衛するつもりだ。年明けから2021年末まで、エキサイティングな試合を楽しみにしておいてほしい。

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