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クロスフィットが格闘技上達に役立つ5つの理由

2019年11月25日

格闘技をやる人なら、いつでも技を向上させる方法を探しているだろう。自分より経験のある人からトレーニングを受けるのもいいし、プライベートレッスンを受けてみるのもいい。もしくは別のスポーツのトレーニングも並行してみてもいいだろう。たとえば、クロスフィットだ。

クロスフィットは適切なトレーニングメソッドを提供してくれるため、パワーや耐久力、敏捷性などを向上させるのに役立つ。

以下に、クロスフィットが私たちをより良い格闘家にしてくれる理由を5つ挙げよう。

#1 キック力とスピードの向上

クロスフィットでは脚のワークにかなり重点が置かれている。デッドリフト、クリーン、スクワット、スラスター、ランジ、ウォールボール、ローイング、アサルトバイク他、下半身を強化できるメニューが多くある。

これらのメニューは通常、制限時間以内に高速で反復する形で行われるため、脚の筋トレになるだけでなく、力とスピードも養われる。

数ヶ月クロスフィットのメニューをこなすだけで、キックのパワーとスピードが上がるのが感じられるだろう。「なかなかいい」キックがサムエー・ガイヤーンハーダオ並みになるくらいの変化を感じられるはずだ。

#2 スタンスとテイクダウンディフェンス

mixed martial arts stances

キックが上達するのに加え、脚の強化メニューは格闘技では鍵となるスタンスの向上にも役立つ。

クロスフィットを始める前のあなたの得意なスタンスが騎馬立ち(horse stance)や交差立ち(twist stance)だとしたら、クロスフィットを終えた時には、より奥が深い構えと素晴らしいテイクダウンディフェンスが身についているかもしれない。

正しいトレーニングを積めば、ONEフェザー級世界王者マーティン・ニューイェンのようにテイクダウンを制圧することも夢ではないだろう。

#3 敏捷性の向上

agility for mixed martial arts

脚を鍛えるメニューはキックやスタンスの技術を向上させてくれるが、クロスフィットには、肩や腹筋を鍛えるメニューも含まれている。懸垂やマッスルアップ、プッシュプレス、クリーンアンドジャーク他、多くの肩まわりの筋トレメニューに加え、腹筋を鍛えるには通常、懸垂バーにぶら下がった状態からつま先をバーまで上げる「トートゥーバー」が選ばれる。

懸垂の効果を知っているだろうか?上半身の敏捷性が上がるのだ。それに加えて、腕を使った固め技もとてもやりやすくなる。

ONEヘビー級アスリートのアラン・ンガラニは、格闘家にとって敏捷性がどれほど役立つかを見せてくれる最高のお手本だ。

#4 オールラウンドのディフェンス強化

mixed martial arts defense

クロスフィットでは基本的に全身すべての部位を鍛えられる。だとすれば、期待できるもう一つのポジティブな効果として、ディフェンスが強化されるのは不思議なことではないだろう。

それだけでなく、打撃をブロックできなかった場合にも、難なく受け止めて戦い続けることができるようになるかもしれない。ONEフライ級ムエタイ世界王者ロッタン・ジットムアンノンのように。

#5 耐久力の向上

endurance for mixed martial arts

クロスフィットでは様々なメニューを制限時間内にこなすか、あるワークに対する自分のベストタイムを知るために行うようになっている。どちらの場合も、ウェイトトレーニングをしながら自分の限界に挑戦することになる。

クロスフィットのトレーニングを終える時は、いつも汗にまみれくたくたになっているだろう。そして、次のワークアウトに臨む時は、タイムを向上させようとか、リフトがもっとうまくなるようにとか、ついにマッスルアップに挑戦してみようという気持ちになっているだろう。

日常生活はクロスフィットのトレーニングに比べればだいぶゆったりとしたペースだ。だからこそ、肉体的に時間の制限に挑戦し、目標を達成していくことで耐久力のレベルが段違いに向上する。

もしかしたら、12回フライ級世界チャンピオンになったデメトリアス・ジョンソンと同じペースで戦うことができるようにすらなるかもしれない。