ムエタイ

【8/14&8/21大会】ONEバンタム級ムエタイトーナメント出場者を一挙紹介!

2020年8月14日

ONEチャンピオンシップのバンタム級ムエタイトーナメントの準決勝2戦が行われる。4人のタイ選手が出場する。

8月14日(金)の「ONE: NO SURRENDER II」で、セーマペッチ・フェアテックスロドレック・PK・センチャイムエタイジムが、そして8月21日(金)の「ONE: NO SURRENDER III 」では、センマニー・クロンスアンプルリゾートクラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイが対戦する。

トーナメント優勝者は現ONEバンタム級ムエタイ世界チャンピオンのノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)に挑戦する。

トーナメントを前に、この記事ではこの4人の選手について紹介する。

セーマペッチ・フェアテックス

Saemapetch Fairtex

セーマペッチは、2018年7月の「ONE: BATTLE FOR THE HEAVENS」でONEにデビューし、デイヴィダス・ダニーラ(リトアニア)を下した。

その後オグニエン・トピッチ(セルビア/米国)と、後にONEバンタム級キックボクシング世界王者になるアラヴァディ・ラマザノフ(ロシア)を相手に勝利。

ONEで唯一黒星をつけられたのは、ノンオーに挑んだ時のみ。そのため、トーナメントの頂点に立てば、世界チャンピオンを相手に絶好の雪辱の機会を得ることになる。

もちろん、準決勝のロドレック戦は、簡単には行かないだろう。2人はこれまでに3度対戦しているが、セーマペッチは1度しか勝っていない。

決勝に勝ち進むためには、セーマペッチは自身の有する最も危険な武器を駆使する必要がある。ジャブの連打の合間に繰り出す左ストレートだ。だが、サウスポーのセーマペッチは、右ガードを下げる傾向があるため、ロドレックはそこを狙ってくる可能性がある。

セーマペッチがロドレックのパワフルなパンチを避けることができれば、決勝に上がるチャンスもあるだろう。

ロドレック・PK・センチャイムエタイジム

Thailand's Rodlek PK.Saenchaimuaythaigym and Scotland's Chris Shaw compete in ONE Championship

ロドレックは、セーマペッチの1年後にONEチャンピオンシップにデビューし、以来無敗を保っている。

2019年からクリス・ショー(スコットランド)、アンドリュー・ミラー(スコットランド)、リアム・ハリソン(英国)を相手に3連勝している。

ロドレックは現在ONE公式アスリートランキングでバンタム級キックボクシング5位。打たれ強さと、前に出る姿勢で知られており、これらの強みは左パンチとキックでカウンターを狙ってくるセーマペッチを相手に生きるだろう。

ロドレックはまた、これまでにセーマペッチに2度勝っており、精神的な余裕もあるだろう。

“鉄の機関車(The Steel Locomotive)”のリングネームで知られるロドレックが、セーマペッチの左パンチやキックをかわし、トレードマークの右パンチを打ち込むことができれば、決勝進出もあり得る。



センマニー・クロンスアンプルリゾート

Sangmanee Sathian MuayThai defeats Kenta Yamada at ONE A NEW TOMORROW

センマニーは、2019年にONEに来たばかりだが、経験不足というわけではない。

現在バンタム級ムエタイランキング1位につけるセンマニーはONEデビュー以来、アジズ・ハライ(モロッコ)と山田健太(健太)をユナニマス判定で下している。

ONE以外では、ムエタイの世界チャンピオンに7度なっており、ラジャダムナンとルンピニースタジアムのタイトルを有している。

センマニーは技巧派であり、前に出て左キックで相手のボディに打ち込むのを好む。一方のクラップダムは必殺の左パンチを有しており、最初に左サイドからの攻撃を命中させたアスリートが勝機をつかむだろう。

センマニーが、クラップダムのパワフルなパンチから距離を置き、キックでポイントを稼げれば、勝利も見えてくるだろう。

クラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ

Kulabdam Sor. Jor. Piek Uthai fires his trademark left hand at Bobo Sacko

クラップダムは2019年9月の「ONE: IMMORTAL TRIUMPH」でボボ・サッコ(フランス)をユナニマス判定で下し、デビューを飾った。

ONEではセンマニーほどの知名度はないが、タイではありとあらゆる成功を築いてきた。ムエタイの世界タイトルを3度獲得、2度ルンピニースタジアムのファイト・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、タイのスポーツ記者協会によるファイト・オブ・ザ・イヤーにも選出された。現在バンタム級ムエタイランキングでは3位であり、タイで最も人気のあるムエタイの試合場であるバンコクのChannel7スタジアムでは7連勝を挙げた。

“左の隕石(Left Meteorite)”のリングネームを有しており、ムアンタイ・ PK・センチャイムエタイジム(タイ)ら、ムエタイ界のスターをノックアウトしてきた。

トーナメント準決勝では、クラップダムは、センマニーの左キックとプレッシャーを警戒する必要がある。だが、左のストレートか左エルボーを打ち込む隙を見つけられれば、決勝進出への可能性も上がるだろう。