格闘家の家族を持つONEアスリート9人

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ONEチャンピオンシップには、偉大な格闘家になることに人生を賭けている世界レベルのアスリートが多く参戦している。

最も偉大なアスリートですら、その決心を試される大変な仕事だ。そのため、身近な家族のサポートはかけがえのない価値を持つ。

だが、格闘家の家族と共に、最高の指導と影響のもと成長することができるのは選ばれた少数のアスリートのみだ。

そんな、格闘家の家族を持つラッキーな9人のONEアスリートたちを以下に紹介しよう。

#1 スタンプ・フェアテックス

2部門でONE世界チャンピオンとなったスタンプ・フェアテックス(タイ)は、タイ·ラヨーンの大人数のムエタイ一家に生まれ、子どもの頃に格闘家としての人生を歩み始めた。

幼いスタンプは、兄や他の子供たちが自分の家族が経営するジムでトレーニングしているのを見て、ムエタイをやってみたいと思った。

いじめられるのにうんざりしていたスタンプはムエタイを学び始め、父と叔父からの手厚い指導を頼りにしながら育った。

彼らが自分を信じてくれたことは、スタンプに必要な自信を与えた。201810月にはONE女子アトム級キックボクシングの世界タイトルを勝ち取り、今年2月にはONE女子アトム級ムエタイ初代世界王者に輝いた。

21歳のスタンプは今、パタヤの伝説的なジムFairtex Training Centerでトレーニングをしながら、総合格闘技で3つ目の世界タイトルを狙っている。

#2 アンバー・キッチン

アンバー・キッチン(イギリス)にとって、格闘家になるのは運命だった

母のジュリー・キッチンはイギリスで最も多くベルトを持つ格闘家として知られている。誰もが認めるムエタイの女王であり、14回ムエタイで世界王者となった他、国際キックボクシング連盟のチャンピオンでもある。

ジュリーの父、ネイサン・キッチンはTouchgloves Gymを立ち上げ、自らジュリーのトレーニングをした。

両親の影響により、ムエタイはアンバーの成長過程の大きな一部を占めた。アンバーはジュニアとしては負け知らずで、国際ムエタイトーナメントでイギリス代表として戦った。

IFMAで金メダルを2回、銀メダルを1回勝ち取ったアンバーは、今年初めにONEに参戦した。

アンバーは今もイギリス・コーンウェルで両親の指導の下トレーニングを続けており、格闘家一家の輝かしい業績をONEでも積み上げている。

#3 石毛里佳

派手なコスプレと親しみやすいキャラで知られる石毛里佳(タイ)は、女性格闘家たちにインスピレーションを与える存在だ。

石毛が格闘技を始めたのは柔道家の父の影響が大きく、14歳で護身術のために合気道と空手を習い始めた。

父のサポートのおかげで、バンコク出身の石毛はムエタイで頭角を現しタイ初の女性総合格闘家となった。

残念なことに、石毛の父親は7年前に癌で他界した。それでも石毛は父の思い出に敬意を表するためにもONEでタイ代表として戦い続けている。

#4 & #5 セージとコルビー・ノースカット

成人する前から、セージ・ノースカットと姉のコルビー・ノースカットはすでに格闘技の天才児として名を知られていた。

アメリカ生まれの姉弟は父のマーク・ノースカットの指導の下、幼い頃に空手のトレーニングを始めた。当時、セージは4歳、コルビーは7歳だった。

空手の黒帯を持つマークは子供たちのために家の中にトレーニングルームをつくり、空手トーナメントではコーチも務めた。

セージもコルビーも何度も空手世界チャンピオンとなり、最終的に米国の格闘技雑誌の「Black Belt Magazine」で殿堂入りを果たした。

現在は2人とも、ONEでスター格闘家への道を目指している。

#6 アルジャン・ブラー

ブラー一家はインドの有名レスラーを輩出してきたことで知られ、アルジャン・ブラーもその輝かしい業績を引き継いでいる。

父のアヴター・ブラーは1971年にインドからバンクーバーに移住した。多くのタイトルを勝ち取ったレスラーで、1988年の夏のオリンピックではインド代表候補に、1998年のコモンウェルスゲームズではカナダの代表候補となった。

幼い頃から、アルジャンは父の成功談を聞いて育った。今でも父はアルジャンにとって最も厳しい批評家であり、最も力強いサポーターでもある。

父からの期待の重さは感じるが、アルジャンはONEでインドを代表して父が誇りに思うような活躍を見せようと決意している。

#7 タン・リー

タン・リー(ベトナム/米国)の父親は、アメリカで息子がより良い人生を歩めるように多大な犠牲を払った。ベトナムから家族を連れてアメリカに移住し、息子が格闘家として成功できるための基盤をつくったのだ

リーの父親は「Moon College Taekwondo」という格闘技のジムを運営していた。リーは8歳の時にそこでトレーニングを始めた。

子供時代のリーは天才児として注目を集めた。アメリカ全土の格闘技トーナメントに出場し、勝利を収めた。

ONEでも、リーは同様の成功を収めてきた。米国の総合格闘技団体Legacy Fighting Alliance(LFA)フェザー級チャンピオンに輝いたリーは、ONEでもこれまで負け知らずで、ONEフェザー級世界タイトルへの道を着々と歩んでいる。

#8 & 9 アンジェラとクリスチャン・リー

ケン・リーが、今ではONE女子アトム級世界チャンピオンとなった長女のアンジェラと、ONEライト級世界チャンピオンの長男クリスチャンに格闘技を始めさせたのは、そもそもは護身のためだった。

リー家の家長であるケンはブラジリアン柔術、パンクラチオン、テコンドーの黒帯を持ち、格闘技界では尊敬される存在だ。カナダのパンクラチオン連盟の理事と柔術協会のヘッドコーチまで務めている。

アンジェラとクリスチャンの母、ジュエルズ·リーもまた格闘家として成功している。テコンドーの黒帯を持ち、2度カナダで銀メダルを獲得した。

自分たちのヘッドコーチであり、所属するハワイのジムUnited MMAのオーナーでもある父の監督の下、リー姉弟は世界の格闘技界で成功を収めてきた。

アンジェラは2015年5月にONEに参戦し、1年後、山口芽生に勝利して最年少世界チャンピオンに輝き、歴史に名を刻んだ。

クリスチャンは2019年5月にサブミッションの伝説といわれる日本の青木真也に第2ラウンドでTKO勝ちを決め、ONEライト級世界王者の栄光を手にした。

こうして、彼らは総合格闘技の歴史上初の姉弟世界チャンピオンとなった。

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