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【12/4大会】ONE: BIG BANGを見逃せない5つの理由

2020年11月29日

ONEチャンピオンシップは地上最強の格闘家たちをお披露目する準備を進めている。

 12月4日(金)、シンガポール・インドア・スタジアムで行われる「ONE: BIG BANG」では、パワフルなキックボクサーや、総合格闘家が登場する。

この記事では、「ONE: BIG BANG」を見逃すべきではない理由を説明する。

#1 キックの巨人が激突

The main event performers of ONE: BIG BANG

メインイベントでは、ONEライトヘビー級キックボクシング世界チャンピオンのローマン・クリークリャ(ウクライナ)が、久々に登場し、待望の初防衛戦を行う。

クリークリャは昨年11月、長年のライバルのタリック・ケバベス(モロッコ)に第2ラウンドTKO勝利で雪辱し、初代タイトルを獲得。ONEで最高のスタートを切った。

今回、クリークリャは、ONEのニューカマームラト・アイグン(オランダ / トルコ)を相手に防衛戦を行う。ISKAスーパーヘビー級世界チャンピオンのアイグンは、ケバベスと同様、前に出て攻める姿勢で知られる。

アイグンのプロ戦績は16勝1敗、唯一の黒星は優勢だった試合で、カットによるドクターストップによるものだ。

両者とも巨大なパワーで知られており、これまでにノックアウトをされたことがない。だが、「ONE: BIG BANG」では一瞬で歴史が塗り替えられることもあり得る。

#2 松嶋こよみはトノンを倒せるか?

コーメインイベントは、フェザー級総合格闘技マッチ。3位フェザー級コンテンダーの松嶋こよみが、5位のゲイリー・トノン(米国)と対戦する。

松嶋のプロ戦績は12勝4敗。ONEチャンピオンシップのフェザー級で活躍していたが2019年8月、当時の王者だったマーティン・ニューイェン(ベトナム / オーストラリア)に苦杯を喫した。

その夜以来、松嶋は再び世界タイトル挑戦を誓い、この2月にはキム・ジェウォン(韓国)をノックアウトして確かな一歩を踏み出した。

だが、フェザー級のベルトを狙うのは松嶋だけではない。

サブミション・グラップラーのトノンもタイトルを熱望していると明言している。トノンは、総合格闘技戦でこれまで負けなし。だが、今回シンガポールでの試合は、最もタフな挑戦の機会になるだろう。

松嶋は、トノン対策のために足関節技のスペシャリストとトレーニングに励んでおり、「トノン選手は、フェザー級の中で、特別な強さを持った選手だと思っているかもしれないが、僕がその幻想を覆すような試合をする」と話している。この金曜日、それが現実になるか、世界が目撃する。



#3 グレゴリアンがONEデビュー

Pound-for-pound kickboxing great Marat Grigorian

「ONE: BIG BANG」では、 3度キックボクシングの世界王者になり、パウンド・フォー・パウンドのファイターとされるマラット・グレゴリアン(アルメニア)がONEデビューを迎える。

グレゴリアンは、スーパーボン(タイ)やシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)、ジョムトーン・チューワッタナ、ジョーダン・ピケオーといった有名アスリートを倒してきた。

シンガポールでは、グレゴリアンはもう1人のONEのニューカマー、ロシアのキックボクシングチャンピオンに2度なったイヴァン・コンドラチェフと対戦する。

コンドラチェフが、現代のレジェンドであるグレゴリアンを倒せば、一夜にして有名アスリートの仲間入りをすることもあり得る。

#4 アミル・アリアックバリが参戦

Iranian MMA superstar Amir Aliakbari

アミル・アリアックバリ(イラン)も総合格闘技マッチでONEデビューを迎える。アリアックバリのプロ戦績は、10勝1敗。うち7勝はノックアウトによるもの。

アリアックバリは、自身が真の“アイアン・シーク”だとしており、ONEヘビー級世界チャンピオンのブランドン・ベラ(フィリピン)に挑戦したいと明言している。

だが、その夢を現実にするにはまず、同じくONEニューカマーである6人の対戦相手を第1ラウンドでノックアウトした無敗のヘビーヒッター、イスラム・アバソフ(ロシア)を倒す必要がある。

#5 フォガット、快進撃は続く⁉︎

Ritu Phogat fights Nou Srey Pov in a mixed martial arts battle at ONE: INSIDE THE MATRIX on Friday, 30 October

前の試合からまだ1ヶ月しか経っていないが、リトゥ・フォガット(インド)はすでにONEのケージ「サークル」に戻りたくてウズウズしている。

10月にクン・クメールの世界チャンピオン、ノウ・スレイ・ポブ(カンボジア)を倒したばかりだが、今回の試合では、その無敗記録を伸ばし、アトム級トップランク入りを目指す。

ONE: BIG BANG」の幕開けを飾る試合で対戦する相手は、ジョマリー・トーレス(フィリピン)。

トーレスは、ONEデビューから3連勝したものの、この階級の上位ランカーであるリン・ホーチン(中国)と、山口芽生に敗れた。

最後の試合からおよそ1年、リフレッシュしたトーレスは、向上した技術でフォガットの勢いを止めて見せると意気込む。確かなグラップリングの引き出しと、打撃のバックボーンを併せ持つトーレスは、フォガットの限界を試すことになるあろう。