【6/19 ONE Friday Fights 159】クリークリャ、ヘビー級キックボクシング王者に返り咲き!雪辱戦でアグデブを完封
6月19日、バンコクのルンピニースタジアムで開催された「ONE Friday Fights 159」「The Inner Circle 19」のコーメインイベントで、ローマン・クリークリャ(ウクライナ)がサメット・アグデヴ(トルコ)を3−0の判定で下し、ONEヘビー級キックボクシング世界王座を奪還した。
ONEヘビー級ムエタイとONEライトヘビー級キックボクシング世界王者でもあるクリークリャは5ラウンドにわたる圧巻のパフォーマンスを披露。ONE唯一の黒星をつけたアグデヴに雪辱を果たし、アグデヴにはプロキャリア初の黒星をつけた。

試合序盤、アグデブは昨年11月の前戦と同じくカーフキックでクリークリャの足を削り続け、重いパンチでクリークリャを後退させる。その勢いが2ラウンド序盤まで続くと、前回と同じ展開に再び同じ結末が訪れるのではないかと思わせた。

しかしクリークリャはここから反撃はジャブでリズムを取り戻すと、そこから攻撃を散らし、ボディへの強打、ハイキック、アグデヴにガードの隙が生まれるたびにストレートとクロスを叩き込んだ。
主導権を握ったクリークリャ。3ラウンドはさらに攻撃が加速しジャブを突いてアグデヴを苦しめ、左右スイッチを繰り返し、相手のカーフキックをほぼ封じた。アグデヴがパンチの打撃に切り替えると右フックで揺さぶり返し、大きなコンビネーションでロープに追い込んだ。

4ラウンド、巻き返しを狙うアグデヴのすべての展開にクリークリャは対応した。ガードが下がれば頭部を狙い、顔面を守れば下を狙う。残り90秒にはハイキックで再びアグデブをぐらつかせた。ダウンこそ取れなかったが、5ラウンドも圧倒的な打撃を見せ続けた。
距離を詰めてくるアグデヴをヘッドムーブメントでかわしながら打ち返し、スタンスを切り替えながら打撃を重ね続けた。アグデヴは最後の数秒に賭けたが、クリークリャは最終のゴングまで崩れなかった。
3者全員がクリークリャを支持。キャリア最高レベルの完璧なパフォーマンスで戦績を52勝8敗に伸ばし、ONEヘビー級キックボクシング世界王座を手にした。