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【7/31大会】ペッダム「ロッタン戦、勝利を確信」

2020年7月13日

ペッダム・ペッティンディーアカデミー(タイ)は自分が、プロとしてのキャリア最大の試合に向けて準備をしているのだとわかっている。

7月31日(金)にタイ・バンコクで開かれる無観客大会「ONE:NO SURRENDER」のメインイベントで、ペッダムは長年のライバルで同じタイ出身のONEフライ級ムエタイ世界王者ロッタン・ジットムアンノンに挑戦する。

「ロッタンはスーパースターだと思う。このスーパースターと戦う機会をもらえてとてもうれしい」と、22歳のペッダムは話す。

「自分たちは2度戦ったことがあるから、彼を良く知っている。良い選手だし、弱点がなく、加えて非常に強いパンチを持っている。4オンスのグローブを着けて戦うから、気を付けないといけない」

この2人のムエタイ戦士は2017年5月、ラジャダムナンスタジアムで行われた「ペッティンディー・プロモーション」のイベントで、初めて拳を交えた。そして5ラウンドの攻防の末、ペッダムが勝利を収めた。

「キックのおかげで判定で勝った」



だが2018年2月、同じくラジャダムナンスタジアムで開かれたジットムアンノン・プロモーションのイベントで2人は再戦し、今度はロッタンが勝利をものにした。

「ロッタンに激しく打たれ、自分の弱点を見せてしまった」と、ペッダムは打ち明ける。

「レフェリーはカウントしなかったが、自分はまっすぐ歩けず、判定で破れた」

会場の入り口でサメの格好をするペッダム・ペッティンディーアカデミー

その試合の後、両者はONEチャンピオンシップに参戦。世界タイトルへ向けて、別々の道を歩み始めた。

ペッダムは最初の3試合で素晴らしいノックアウト勝ちを収めた後、ムエタイからキックボクシングに切り替えて2019年5月、初代ONEフライ級キックボクシング世界タイトルを賭けた戦いで、エリアス・マムーディ(アルジェリア)を破った。

その3ヶ月後、初防衛戦でベルトを失ったが、ペッダムは慣れ親しんだムエタイに戻って2020年1月、MOMOTAROを倒した。

一方のロッタンは、ONE参戦以降、誰にも止められない強さを誇ってきた。

2018年9月にONEデビュー戦で勝利を挙げた後、ONEでさらに3勝を重ね、当時のONEフライ級ムエタイ世界王者ジョナサン・ハガティー(英国)に挑戦した。

ロッタンは 2019年8月のその試合で、辛くも勝利を手にして世界王者として君臨すると、以来、2度の防衛に成功した。2019年10月の初防衛戦では強打で知られるボルター・ゴンサルベス(ブラジル)を撃破。2020年1月の2度目の防衛戦では、ハガティーと再戦して誰もが納得するフィニッシュ勝ちを記録したのだ。

ペッダムは今、ロッタンのベルトに挑む準備を進めており、ジョシュ・トナー(オーストラリア)やケニー・ズィー((オーストラリア)などのスターをノックアウトした強力な左回し蹴りを始めとする、いくつもの最強の武器を研ぎ澄ませている。

同時に、2人のコーチと協力し、スキルとテクニックのバランスを取っている。

「自分のトレーナー(ブンベクファー)は、防御とフットワークを一生懸命トレーニングしてくれている。ロッタンの攻撃を避けたり、できるだけ打たれないようにね」

「もう1人のトレーナーチャチャイ・ササクンは、特にボクシングのトレーニングだ」

優れたスキル、過去のロッタン戦での経験、さらにコーチからの指導により、ペッダムは3度目の対決で古きライバルを倒し、ONEフライ級ムエタイ世界タイトルを獲得するために、必要なものは全て整ったと信じている。

「この戦いに勝つことができると確信しているが、(ロッタンが望むように)前や後ろに動き回ることでではない。つまり、彼の思っているように戦うつもりはないということ。それは確かだ」

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