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【1/31大会】再防衛成功のパシオ「ハードな試合だった」

2020年2月4日

ジョシュア・パシオ(フィリピン)は、1月31日(金)の「ONE: FIRE & FURY」で、ONEチャンピオンシップのストロー級の歴史に名を刻んだ。

フィリピンの強豪「チーム・ラカイ」のスターであるパシオは、アレックス・シウバ(ブラジル)に勝ち、同階級で2度の防衛に成功した初めての王者となったのだ。

シウバは、これまで1つの勝ち星をのぞいて全てサブミッションで勝利を挙げてきたブラジリアン柔術黒帯の達人。

パシオは、これまでの対戦相手の中で一番危険なグラップラーであるシウバが相手なら、グラウンドでの苦戦もあり得ると予想していた。そのため、精神的にも肉体的にも厳しいトレーニングを耐え抜き、フィリピン・マニラで行われた一戦を前に、対策は十分に練ってきた。

「それはもう、大変だった。トランジションの時は、とても緊張していたが、マットの上で起こったことは、全部トレーニングで練習していたことだった。だから、パニックにはならなかったし、ためらいもなかったし、自分がトレーニングでやってきたこと、そしてコーチとチームを信じていた」

「相手はこっちのミスを待っていたと思う。黒帯っていうのはそのくらい上手なんだ。ミスをしたら、それにつけこんでくると知っていた。だからスクランブルの時はとても警戒したし、トランジションやエスケープの時は考えなしに動かないように気をつけた。打撃戦になったら自信があった」

パシオは、第2ラウンドでアームトライアングル・チョーク(肩固め)につかまり、窮地に。だが、なんとか切り抜けて、打撃戦で強みを出してきた。

強打のコンビネーションに加え、膝と肘の攻撃は、最終ラウンドでシウバのスタミナを奪った。だが、シウバも負けじと試合終了まで粘り続けた。

25分の激闘の後、パシオはスピリット判定で勝者となった。

「あの試合はとてもハードだった。直前の3週間は動揺してばかりで、集中できなかった」

「熱があって、下痢もしたから、コンディションに影響があった。でも結局のところ、やる気が全て。神への信念と共に、精神力で乗り切った」

「いつも励ましてくれるチームメイトにも感謝したい。とても大変だった。この前11月(ONE: MASTER OF FATE)も試合をしたし。とてもありがたいことなんだが」

また、パシオは先月初めになくなった祖父へこの勝利を捧げるという。

「祖父は、糖尿病で昏睡状態だった。安らかに眠って、神の下に行けたらいい。この試合のこの勝利は、もちろん彼に捧げる」

激戦を終えたパシオは、しばしの休息の後に組まれるであろう次の試合へのプランをすでに描いている。

「あと2ヶ月は試合をしないだろうが、アスリートとして、これは自分の仕事だし、自分たちの仕事はそんなものだが、次誰と戦うかは自分が決めることじゃない」

「ONEがふさわしいと思う相手は誰が相手でも受けて、必死で準備をして、勝ちに行く。今は上達とスキルのレベルアップに集中している。再戦でも新しい対戦相手でも、誰と当たっても、違ったジョシュア・パシオを見せることになるだろう」

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