【4/29 ONE SAMURAI 1】ウズベキ強豪ホルミルザエフ、若松佑弥との世界タイトル挑戦に「全身全霊で戦いフィニッシュを狙う」
4月29日(水)、東京・有明アリーナで開催される「ONE SAMURAI 1」で、アバズベク・ホルミルザエフが現ONEフライ級MMA世界王者・若松佑弥の王座に挑む。25歳のウズベキスタン人挑戦者がキャリア最大の舞台に向けて金星を狙う。
ONEに参戦して以来、ホルミルザエフはフライ級MMA戦線を一気に駆け上がってきた。9勝を挙げ、6連勝中でこの試合を迎える。直近の3試合では、ベテランの和田竜光を判定で下すと、ウィリー ・ファン・ロイエンに一本勝ち。ジェレミー・ミアドをKO撃破した。
「すべてがかなり早く進んだ。でもその裏には多くの努力がある。感謝しているし、ただ練習を続けるだけだ。この機会はとても大きな意味がある。このような舞台で戦えることが嬉しい」
フライ級MMA王座の獲得は、ホルミルザエフにとって格闘技人生をかけた旅の集大成となる。日本の観客が後押しする地元王者を倒せば、世界最高峰の一角に名を刻むことになる。その挑戦の重さを理解した上で、静かな自信を持って臨む。
「自分はハングリーだ。規律もあり、常に成長している。このファイトで違いを生むのは自分のメンタリティと決意だと信じている。いい試合になると思う。全力を尽くして勝ちに行く。今は目の前のこの試合だけに集中している。その先は試合が終わってから考える」
現世界王者を倒すことは容易ではない。若松は一撃必殺のKOパワーに加え、高レベルなグラップリングと鉄壁のテイクダウンディフェンスを備えたフライ級屈指の総合力を誇る。ホルミルザエフはこの相性を徹底的に研究し、相手がどんな展開にしてくれようとも自分のゲームを貫く構えだ。
「若松はとても優れたファイター。強くて経験豊富だ。強い相手こそが自分を成長させてくれる。でもリングの中に友情はない。自分は勝ちに来ている」
「彼がグラップリングで大きく進化しているのは分かっている。それでも自分のゲームを見せることに集中する。自分のゲームプランは試合をコントロールして集中を切らさず、打撃・レスリング・グラップリングすべての局面でスキルを発揮すること。どんな状況にも備えができている」
フィニッシュ決着で歴史を刻む
フィニッシュ決着を狙うホルミルザエフ。ONEでの9勝のうち8つをフィニッシュで収めており、若松戦でも同様のパフォーマンスを披露するつもりだ。自身の栄誉にとどまらず、ウズベキスタンの期待を一身に背負い、故郷のサポーターに歴史的な結果を届けることを誓っている。
「ファンにはエキサイティングでハイレベルな試合を期待してほしい。前に出て、全身全霊で戦い、フィニッシュを狙う。応援してくれるすべての人に感謝している。皆さんを誇らしい気持ちにさせるために全力を尽くす。これはまだ始まりに過ぎない——自分は頂点を目指している」
ホルミルザエフは4月29日の東京が彼のレガシーを決定づける瞬間となると意欲を見せる。
「自分自身を鍛えることに多くの時間を費やしてきた。試合のたびにミスから学び、改善しようとしている。まだ学ぶべきことはたくさんある。準備は整っていて、自信がある。この試合に向けて肉体的にも精神的にも猛烈に準備してきた。これが自分のレベルを示す瞬間だ」