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青木真也と弟のやり取り、コルビー・ノースカットが裏話⁉︎

2021年6月29日

空手の世界チャンピオンであるコルビー・ノースカット(米国)は、強力なストライカーから、真の意味での総合格闘家に進化を遂げつつある。

4月の「ONE on TNT IV」で行われたキャッチウエイトマッチでは、コートニー・ マーティン(オーストラリア)を数分でアームバーでフィニッシュし、新たに獲得したサブミッション能力を披露。

米国のゴールデンタイムで放送されたこの試合の後、ノースカットの周囲の格闘技界に変化が訪れた。

ノースカットは、北米におけるONEチャンピオンシップの成長を目の当たりした。さらには、弟のセージ・ノースカット(米国)は日本の青木真也とのツイッターで激しいやり取りをし、ソーシャルメディアの有名なインフルエンサーたちはボクシングに参戦した。

「ONE on TNT IV」でのキャリアを変えた勝利、弟と青木の関係、そしてユーチューバーのローガン・ポールの総合格闘技での可能性について、ノースカットが独占インタビューで話してくれた。

Pictures from the fight between Colbey Northcutt and Courtney Martin at "ONE on TNT IV"

ONEチャンピオンシップ: 「ONE on TNT IV」ではコートニー・マーティンに一本勝ち。この勝利を通じて、ファンや他のアスリートに何を見せられたと思う?

コルビー・ノースカット: 皆、自分をストライカーとして見ていると思う。自分は長身のストライカーだが、柔術もグラップリングもやるし、レスリングもやっている。もし自分が背が低くて、自分のような背の高い相手と戦うんだったら、テイクダウンしたいと思う。

毎回試合では、こういう風に前に進んでいきたいと思っている。こういうことに取り組まないといけないから。グラップリングも頑張らないといけないので、この前の試合で少しお披露目できてよかった。

実は立ち上がりは遅かった。打撃については少しがっかりした。正直に言うと、一度もキックを出せなかった。何も動きは見せられなかったし。コートニーが真っ直ぐに来て、ケージを背負ったので、そこは少し残念だった。堪えたけれど。

キャンプで頑張ってきたことを思い出して、自分の柔術を少しだけ披露できた。ただ、自分の直感を信じるだけだった。予想はしていたけれども、不利なポジションに追い込まれた。こんなに早く終わるなんて思っていなかったけれど、全部思い通りに行ったので、結果には満足している。アームバーだったのもよかった。

Pictures from the fight between Colbey Northcutt and Courtney Martin at "ONE on TNT IV"

ONE: 米国のゴールデンタイムのテレビで、友人や家族に自分の試合を見てもらった感想は? 大会後、何か変化はあったか?

ノースカット: 実は、大きな違いがあった。前よりも多くの人が自分の試合を見ることができた。前は大勢の人が、遡ってインスタグラムなんかでちょっとだけハイライトを見ないといけなかったから。

しかし、友人や家族、新しいファンが連絡してくれたり、観戦して楽しんでくれたりと、大勢の人が見てくれた。これは大きな一歩であり、このようなカードがもっと増えることを待ち望んでいる。この組織には多くのタレントがいるのに、米国人みんなが見ることができない。過小評価されている。

米国のみんなにもにもONEの素晴らしさを知ってもらいたい。



ONE:弟のセージは、青木真也と対戦予定だったが、出場を辞退した。そして青木がエドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)を倒した後、ツイッター上では2人の激しいやりとりが行われた。これらの出来事についてどう思った?

ノースカット: 個人的には、セージのことを嫌いになる人の気持ちがわからない。弟は誰とでも話ができる、すごく素敵な人間。シンヤは試合後リングからセージに呼びかけたから、セージは「イエス!君と戦いたい」って、ツイッターでその呼びかけに応じた。だって、対戦が予定されていたから。

シンヤがセージの行動に対して本気で気分を害したかはわからない。だって、セージは悪気があったわけじゃないし。でも、シンヤにあんな反応をされて、実はセージは少しイライラして、少し怒ってた。

大きな誤解が生じてしまったんだと思うけれど、それがいい試合をつくることになる、そうじゃない? ちょっとしたわだかまりがあったりするとね。セージはこれまで誰ともこんなことをやったことがないから、見ていてちょっと面白いけれど。

ONE: 最近、インターネット上の有名人が格闘技に出場する事例が増えているが、これについてはどう思うか?いいこと?悪いこと?

ノースカット: どちらとも言える。というのも、プロのアスリートとしては、一生懸命頑張ってプロになった自分たちのような人間から、人々が離れて行ってしまうし、同じような価値や感謝の気持ちが感じられないから。

多くの選手がいろんな団体で低賃金でやっているのに、ティックトックやユーチューブのスターが、何百万人ものフォロワーを抱えて有名になって、自分たちのような人間が本当に一生懸命に頑張って得たようなチャンスを手にしているから。

でも、ファンとしては、興味があるし、ローガン・ポールとメイウェザーの試合を見た。

メイウェザーは天才。彼のように多くの称賛を受けた人間が、しかも引退後に出てきて、エキシビション・マッチをやって、その価値がないような人間を相手にあれだけのお金を稼ぐのは、天才的なマーケティング手法だし、多くの人がそういうものを求めて視聴している。

だから、ちょっとこの件については引き裂かれている。プロのファイターとしては、自分たちのハードワークを損なうものだから。でも、ファンとしては「ローガン・ポールがノックアウトされるのを見たい?」とか、あるいは、誰がノックアウトされるんだろうって、観戦するのは面白い。

ところで、実は彼がフルラウンドまで行ったのには驚いた。とっても驚いたし、すごいと思った。

Pictures from the fight between Colbey Northcutt and Courtney Martin at "ONE on TNT IV"

ONE: ローガン・ポールは、以前から総合格闘技の試合についてもほのめかしていた。もし、彼が総合格闘技に出たらどうなると思う?

ノースカット: みんなが思っているよりもずっといい結果を出すと思う。自分の理解では、彼はレスリングの経験があり、実際にかなりの実力を持っていて、オールラウンドなアスリートだと思う。

自分のようにMMAをやっている者からすると、自分にはレスリングが他の分野に比べて足りていないと思う。柔術には自信があるから、レスリングも追いつこうとしているけれど、もう、これが大変! レスリングは自分にとって最も難しいもの。レスラーには、ただひたすら努力する姿勢があるように感じるが、彼にはそれがある。

確かに彼はメイウェザーよりもずっと大きかったけれど、フルラウンドまで行った。もし彼がMMAに参戦して、キャリアを積みたいのなら、彼には多くの可能性があると思う。

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