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【11/22大会】EDGE OF GREATNESS見逃せない3試合

2019年11月22日

ONEチャンピオンシップは本拠地シンガポールで大会を開く時、特別なカードを用意する。11月22日に開かれる「ONE:EDGE OF GREATNESS」も同様だ。

メインイベントのノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)対セーマペッチ・フェアテックス(タイ)、コーメインのアミール・カーン(シンガポール)対エブ・ティン(マレーシア/ニュージーランド)の試合にはファンは熱狂するに違いない。だがその他にも、注目の試合は盛りだくさんなのだ。

onefc.com編集チームが選んだ、プレリムの3試合を紹介する。

#1 トロイ・ウォーゼン対チャン・レイ

シンガポールのメガジム「Evolve MMA」に所属するトロイ・ウォーゼン(米国)は、今回がまだONE2戦目。だがONEデビュー戦でのチェン・ルイ(中国)を倒したパフォーマンスから、大きな期待が寄せられている。

全米大学レスリング協会(NCWA)のチャンピオンという経歴を持つウォーゼンは、チェンをキャンバスに倒してグラウンド・アンド・パウンドで猛攻を仕掛ける。ウォーゼンのレスリングと打撃のスキルに対抗できるバンタム級選手はいないのではないかと思わせるほどの攻撃だった。

だがチェン・レイ(中国)がその人かもしれない。チェンは粘り強さが持ち味で、敗北の瀬戸際まで追い詰められながら勝利を手にしたこともある。

チェンはONEで5勝を挙げており、そのうち4勝はフィニッシュで終えている。

ウォーゼンは前に出てプレッシャーを賭けようとするかもしれないが、チェンは簡単には崩れないし、立ち技でも寝技でも相手を攻略する手段を持っている。

#2 ペットモラコット・ペッティンディー・アカデミー対チャーリー・ピータース

ONEフェザー級キックボクシング世界グランプリに参戦していたペットモラコット・ペッティンディー・アカデミー(タイ)が、最も得意とするムエタイ・ルールでの試合に戻ってくる。

25歳のペットモラコットが持つ最も素晴らしいテクニックが、ほぼ1年ぶりにONEで披露されることになるだろう。

ペットモラコットはリズムに乗るまでに時間がかかることがあるが、一旦、調子を掴むと、対戦相手を圧倒する攻撃を仕掛けることができる。離れては激しいジャブやボディキック、近づいては強烈なヒジと、その攻撃は多彩だ。

だがペットモラコットが簡単に勝利を手にすると思ったらそれは間違いだろう。今回の相手チャーリー・ピータース(英国)は欧米で最強のムエタイ選手の一人。スピードもパワーもあり、どの試合でも攻撃的にノックアウトを狙ってくる。

ピータースの得意技はヘッドキックだが、パンチは重くテクニックもある。パンチの応酬になったらピータースが有利になるかもしれない。

どのような結果が待っているにせよ、両者ともにフィニッシュを狙って果敢に接近戦をしかけるような展開になっても不思議はない。

#3 ブルーノ・プッチ対上久保周哉

グラップリング(組み技)好きのファンには注目の試合になるだろう。ブルーノ・プッチ(ブラジル)がバンタム級で、上久保周哉と対戦する試合だ。

上久保はメジャー大会で強敵を相手に3連勝を挙げ、バンタム級有力選手の一人と見なされるようになった。

DEEPトーナメント王者の上久保は、ここぞという時のテイクダウン、激しいトップコントロール、そして強烈なグラウンド・アンド・パウンドを駆使し、圧倒的なパフォーマンスを披露。ここまで11勝1敗1分という戦績を築いてきた。

だがその上久保とのグランドゲームを恐れない相手が、ブラジリアン柔術の使い手であり、ノーギ世界王者のプッチだ。プッチはグラウンドでの戦いになると必ずフィニッシュを狙ってくる。彼の挙げた勝利のうち、サブミッションではなかったのはたった1試合だけだ。

プッチは自分からテイクダウンを仕掛けることすらしないかもしれない。なぜなら攻撃的なレスラーが仕掛けてきた時のカウンターとして、ギロチンチョークという武器を持っているからだ。

もし上久保がそれを嫌がるなら、立ち技での打撃でプッチのアゴを狙ってくるかもしれない。だがそんな展開にはならないだろう。両者はグラウンドで組み合い、フィニッシュのチャンスを狙って熾烈な攻防を繰り広げることだろう。

シンガポール | 11月22日 (金) | 19時半(日本時間) | 中継:ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)