【7/17 ONE Friday Fights 162】ベンワーワー、2度のダウンから逆転KO勝利!コンクライを撃破
7月17日、タイ・バンコクのルンピニースタジアムで行われた「ONE Friday Fights 162」メインイベントのバンタム級ムエタイにて、アダム・ベンワーワー(モロッコ)がコンクライ・ソー・ソンマイ(タイ)に逆転KO勝利。2度のダウンを喫しながらも土壇場で試合をひっくり返した。
両者は試合前、ルンピニースタジアムを戦場に変えると宣言していたが、まさにその言葉通りの死闘となった。
試合は1R、ベンワーワーが序盤から積極的に前へ出て強打を当て、コンクライを大きく揺さぶった。だがコンクライもすぐに反撃、強烈な左フックでベンワーワーをキャンバスに沈め、8カウントを奪った。ベンワーワーはほぼ間を置かず立ち上がり、そこから激しい打ち合いに突入。
1R終了間際にはベンワーワーがアッパーカットと右フックを決め、コンクライの顔面にカットを負わせた。コンクライはグラついたものの、再開後も一歩も引く様子はなかった。
2R、顔面流血のコンクライが前進を続ける展開。ボディ打ちでベンワーワーを揺さぶると、続く2発のコンビネーションで再びダウンを奪う。この時点ではコンクライ勝利はほぼ目前だった。

しかし、ここから流れが一変する。ベンワーワーは強烈な右ストレートでコンクライをダウンさせると、すぐに強烈な左フックで再びキャンバスに沈めた。
コンクライは残る力を振り絞ってカウント内に立ち上がったが、ダメージは明らか。ベンワーワーはこれを見逃さず、すぐさま前進、コンクライをロープ際に追い詰め、怒涛のラッシュ!
何もできないコンクライを見て、レフェリーは2ラウンド2分44秒でストップを宣告した。この劇的なTKO勝利で、ベンワーワーはプロ戦績を25勝7敗に伸ばした。
試合後インタビューでは、リング入場前に祖父の訃報を知らされていたことをベンワーワー自身が明かし、キャリア屈指の勝利に一層の重みを添えた。
