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★インタビュー特集:日本選手の2019/2020⑥—若松佑弥

2019年12月30日

ONEチャンピオンシップの日本人アスリートに2019年を振り返ってもらい、2020年の抱負を聞く企画「ONE日本選手の2019/2020」。今回は2019年、DJことデメトリアス・ジョンソン(米国)相手のビッグマッチを含む3試合に出場した若松佑弥のインタビューをお届けする。

若松は3月の両国大会「ONE:A NEW ERA 新時代」で北米の格闘技団体のフライ級元王者・DJと対戦。第2ラウンドのギロチンチョークで一本負けを喫した。だが、その後2019年は2連勝。8月の「ONE:DAWN OF HEROES」で、元ONEフライ級世界王者のジェヘ・ユスターキオ(フィリピン)を第1ラウンドでノックアウトしONE初勝利。10月の両国大会「ONE:CENTURY 世紀」では、キム・デファン(韓国)を相手にユナニマス判定で勝利した。

ONEフライ級世界王者を目標として掲げる若松に、達成までのプランに加え、最近誕生した第一子と過ごす年末年始のプランについても聞いた。

ONEチャンピオンシップ:2019年の3戦、特に印象に残った試合は?
若松佑弥:3月のデメトリアス・ジョンソンとの試合。初めてのビッグマッチで、あれがきっかけで強くなれたのかなと思う。
本当に手も足も出ないかな、と思っていた。でもやっている最中に「いけるじゃん」と思ってしまった。そこで気が抜けた感じがあった。
自信があまりなかった。「俺がやっていいのか」みたいに思ってしまった。もっと自信を持っていけたら結果が違ったと思うが、それも経験になったので、成長できたと思う。あれがあったから今の自分があると思う。
ONE:8月にはユスターキオを相手にONEで初勝利を挙げた。

若松:その時も試合前は怖かった。当時2連敗だったので「もう絶対に負けられない」という気持ちで挑んだ。結果はすごく良かった。

試合前の気持ちの作り方は、DJ戦で学んだことを駆使しながららやった。これも思い入れがある試合だ。

ONE:気持ちの作り方とは自信を持つということ?

若松:自分を信じてやったら、パンチが当てられた。弱気にならないという気持ちで行った。

ONE:この時は亡き同門の秋葉尉頼の遺影を掲げていた。
若松:いつも持って歩いたり、バナーに名前を入れたりして、勝ったらいつも掲げるようにしている。
ONE:2020年の目標は?

若松:試合数は3試合ほどして、チャンピオンベルトを巻きたい。

ダニー・キンガッドリース・マクラーレンと対戦して勝つ。そして、おそらくDJがチャンピオンになるので、この前のリベンジをして、チャンピオンになりたい。

(2020年下半期開催予定の)日本大会でタイトルマッチができればいい。だから1度も負けられない。

ONE:キンガッドとDJは再戦になる。対策は?
若松:トータルに強くなること、心肺機能の向上や、メンタルの強化を自分なりにやっている。同じ人に2度負けたらやばい。それだけは絶対避けたい。対戦が組まれれば、絶対に気合が入る。
ONE:マクラーレンとは8月に対戦予定だったが、相手がユスターキオに変更になった。

若松:DJとマクラーレンは戦い方が似ている。サウスポーだし。相性がいいのではないかと正直思う。

ONE:12月2日に第1子の長男が誕生した。
若松:今(インタビュー時の12月上旬)は妻が里帰り中で会えないが、年末年始は子供に会いに行きたい。一緒に初詣など行って、普通に生活したい。
ONE:子供に格闘技を教えたい?
若松:子供の性格にもよるが、気性が荒かったらさせようかと思う。そうでもなかったら、普通にいろんなことさせて好きなことを見つけさせたい。
ONE:2020年、格闘技以外でチャレンジしたいことはあるか?
若松:今マニュアルで車の免許を取得中だ。車を買ってドライブに行きたい。自動車学校は家から近いが、忙しくてなかなか行けていないのであと3ヶ月くらいかかりそうだ。温泉とか、鎌倉や湘南に行きたい。
ONE:最後にファンへのメッセージを。
若松:何も自分は言わないので、戦い方をしっかり見ていてもらえればと思う。めちゃくちゃ強くなって、戦い方だけで証明していきたいと思うので、見ていてほしい。