ONE史上最も効果的なサブミッション、ベスト10

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総合格闘技の試合を寝技でフィニッシュする、ベストな方法を考えたことがあるだろうか。

ブラジリアン柔術、レスリング、柔道、サンボなど、あらゆる種類のグラップリング(組み技)のアスリートは、対戦相手からギブアップを引き出して試合を終わらせることを専門にしており、最高レベルのONEチャンピオンシップの舞台で、仕事を成し遂げるのに最適なテクニックを見つけ出してきた。

フィニッシュするために最も頻繁に使われるサブミッションを見ると、これらの多くのエリート選手の主な動きがわかる。

=10 後三角絞めアメリカーナ(2回)

10位タイの技は、アリエル・セクストン(コスタリカ)によってもたらされた、革新的な二重の脅威だ。

ブラジリアン柔術黒帯セクストンは、アンバル・アリザノフと下石康太の2人を後三角絞めアメリカーナで下した。これは後ろからのきつい三角締めとアメリカーナを組み合わせたものだ。

=10 アナコンダ・チョーク(2回)

アナコンダチョークを使える選手なら、相手を倒す可能性は高まるだろう。名前の元になったヘビのように、きつい圧迫感が特徴で、頸動脈内の血液を収縮させることによって効果を発揮する。

だがケージではそれほど一般的ではない。まずフィギュア4グリップから相手の頭と腕をロックし、そして逃げられないように足を制御するという、ハイレベルなグラップリングが求められるからだ。

これをやり遂げたアスリートの1人がアンジェラ・リー(シンガポール)なのは驚くべきことではない。「ONE:DYNASTY OF HEROES」でイステラ・ヌネスを相手にONEアトム級世界タイトルの防衛に臨んだ試合で、この技を見せたのだ。そしてもう1人は中国の締め技のスペシャリスト、シェ・ビン。「ONE:HEART OF THE LION」でヒシャム・サムディンを相手にアナコンダチョークで勝利を収めた。

#9 ヒール・フック(6回)

ヒールフックは、トップ10の中で唯一のレッグロックだ。防御を犠牲にして下肢を攻撃するサブミッションであり、真の専門家であることが求められるからだ。

その名前は攻撃する側が相手の足を握る場所を示しているが、実際にはヒザをターゲットにしている。総合格闘技の歴史の中で、この技を最もうまく使いこなしてきたのは、「足関十段」(足の関節技のマスター)というぴったりの名前で呼ばれる今成正和だ。

日本の総合格闘技のアイコン今成はこの得意技で、クォン・ウォンイル(韓国)とケビン・ベリンゴン(フィリピン)の2人にサブミッション勝ちした。

#8 キムラ(8回)

キムラはブラジリアン柔術の初心者が習得できる、古典的なショルダーロックだが、メジャー大会で決められるのは手練れの選手だけだ。

十分にトレーニングを積んだアスリートは、そう簡単には腕を取られてフィギュア4グリップを許したりはしない。だがビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)は「ONE:DYNASTY OF CHAMPIONS」で、ベリンゴンが危険に陥っていると気づく前に、グラップリングの熟練の技を駆使してポジションを取ると、ベリンゴンはギブアップせざるを得なかった。

リト・アディワン(フィリピン)は、経験豊富な選手でさえも時にこの技に捕まることを示した。「ONE:FIRE & FURY」でのポンシリ・ミートサティート(タイ)との戦いで、相手を出し抜くオーソドックスとは言えない攻め方でポンシリを捕まえると、無防備な体勢にさらしてフィニッシュを決めたのだった。

#7 アメリカーナ(10回)

アメリカーナはキムラと似ている技で、メジャー大会ではキムラより、やや一般的だ。

それは主に、三浦彩佳によるものだ。柔道家の三浦は袈裟固めからのアメリカーナがトレードマーク。ONEでの3勝を全て、このアメリカーナで獲得している。

=5 ダース・チョーク(11回)

ダースチョークと呼ぶにしても、ブラボーチョークと呼ぶにしても、効果は同じだ。アナコンダチョークと同様に、頭と腕に対するパワフルな攻撃であり、ギブアップが早いか意識を失うのが早いかというほど確実な技だ。

シェ・ビン(中国)はONEでの2勝をこの技で挙げてその名を知らしめた。一方、ミドル級のトップ選手ライニアー・デ・リダー(オランダ)は、ONEデビュー戦で名刺代わりに、お手本のようなダースチョークを決めたのだった。

=5 三角絞め(11回)

三角絞めは、瞬く間に防御を攻撃に変えることができる、典型的なブラジリアン柔術のテクニックだ。

通常は不利なはずの仰向けの状態から、この技が決まることもある。相手の腕を1本掴むことができれば、肩の上に片足を振り上げ、もう片足のヒザの裏で振り上げた側の足首を固定し三角形を作る。こうなると試合の形勢は一気に逆転する。ジヒン・ラズワン(マレーシア)はONEでこの技を2回決めている。

一方、この動きは、相手のガードを飛び越えることをものともしない、青木真也のような攻撃的な選手によってももたらされる。三角締めは青木の得意技の1つだ。

#4 肩固め(18回)

肩固めは、トップポジションを得意とするグラップラーのお気に入りの技だ。信じられないほどの圧迫を生み出し、タップを強制したり相手の意識を失わせたりする。

ONE史上、最も特筆すべき2度の肩固めを披露したのは青木だ。1分もかからずにエブ・ティン(シンガポール)を倒してタイトル戦への挑戦を決めたかと思うと、タイトル戦ではエドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)を第1ラウンドで撃破し、ベルトを獲得したのだった。

#3 アームバー(36回)

アームバーがトップ5の唯一の関節技であるという事実は、決めるのがやや難しいということを示している。だがこの技を準備して決めるには多くのやり方があり、ファンが何度も目にしてきたのも驚くことではない。

アームバーを得意とするONE歴代トップの選手は、ブラジリアン柔術世界チャンピオンのアレックス・シウバ(ブラジル)だ。元ONEストロー級世界王者のシウバは、この得意技で5度のサブミッション勝ちを獲得してきた。

#2 ギロチン・チョーク(38回)

このリストのほとんどのサブミッションとは異なり、ギロチンチョークは立った位置から、もしくはテイクダウンで首をがら空きにした相手へのカウンターとして繰り出される。

得意とする選手の筆頭はティンで、ONEで3度ギロチンチョークを決めてきた。だが最も際立ったのはアドリアーノ・モラエス(ブラジル)が2014年、ONEフライ級初代世界王座を賭けた戦いで見せた技だろう。

#1 リアネイキッド・チョーク(145回)

ONEでこれまで最も効果を見せてきたサブミッションはリアネイキッドチョークだ。全てのサブミッションのおよそ半分を占める。

ブラジリアン柔術の本拠地であるブラジルでは、その凄まじさから「mata leão(ライオン殺し)」と呼ばれている。この技が有効なのは、決めるためのポジションが非常に優位だからでもある。相手の背後に回るのは至難だが、その見返りとしてかなりの確率でフィニッシュを決めることができる。

だがこのサブミッションを、お決まりのフィニッシュかのように決めてくる選手もいる。その中でも誰もが認める存在が、元ONEフェザー級世界王者のマラット・ガフロフ(ロシア)で、リアネイキッドチョークで6連勝を達成したことがある。

アギラン・ターニ(フィリピン)、ステファー・ラハルディアン(マレーシア)、鈴木隼人はいずれも、この技を使ってONEで4勝を挙げている。だがフェルナンデスほど多くの勝利を収めている選手はいない。フェルナンデスはリアネイキッドチョークで世界タイトル戦で3勝している。そしてモラエスもこの技で3勝し、そのうち2度はベルトが懸かった試合だった。

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