特集

ザイード・フセイン・アサラナリエフの子供時代と格闘技

2020年4月23日

“ダギ”ことザイード・フセイン・アサラナリエフは、決して平穏ではない子供時代を送ったが、格闘技によって救われた経験を持つ。

旧ソビエト連邦から独立したタジキスタン共和国出身のアサラナリエフは現在25歳。約20年にわたりトレーニングを続け、世界で最も才能のあるアスリートとなった。

この記事では、ONEチャンピオンシップのライト級で活躍するアサラナリエフの子供時代を過去のインタビューから振り返る。

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Posted by ONE Championship on Thursday, October 3, 2019

アサラナリエフの子供時代は、両親の離婚により、大きな変化に見舞われた。今ですら、離婚はタジキスタン共和国では一般的ではない。そのため当時、アサラナリエフは他の子供たちとは違った境遇に置かれた。

子供時代は首都から40キロ南西に離れたブイナクスクという街で、祖母と過ごした。学校では優等生で、ボクシングを7歳で始めた。

最初に通ったジムの指導者が、アサラナリエフのメンターとなり、重要な教訓を教えてくれた。

「とても優しくていい人だった。背が高くて」と、アサラナリエフは振り返る。

「父親なしで育ったのを知っていて、自分がボクシングに興味があると気づいてくれた。だから、コーチは余分に時間を割いてくれて、技術面や練習で助けてもらった」

「どのコーチも試合に出るための準備に大きな役割を果たした。けれども、格闘技に興味を持たせてくれた優しくて思いやりあるブイナクスク時代の最初のボクシングのコーチに最も感謝している」

若きアサラナリエフは12歳の時、再び大きな人生の転機を迎える。

快適だった祖母の家を離れ、寄宿学校に移ることになったのだ。幸いにも、スポーツに特化した学校で、アサラナリエフはこの変化を歓迎した。

学校では、散打(サンダ)と、テコンドーを学ぶことができた。アサラナリエフは、勉強して、食べて、寝て、その繰り返し、というスケジュールに完全に馴染んだ。

「『Five Parts Of The World(5大陸)』と呼ばれている場所だった。そこで、自分の格闘技を極める旅は正式に始まった。ボクシングの次に散打が好きだった」

「学校ではいじめもなかった。みんなそんなことをする時間がなかったんだと思う。自分たちの時間割は詰め込まれていて、小競り合いなんてする余裕はなかった」

「みんなでトレーニングして、勉強して食事をした。兄弟のようなものだ。あの頃のことを懐かしく思い出すが、彼らとあの日々をたまに恋しく思う」

アサラナリエフは当初は模範的な生徒だったが、やがて授業をサボり出し、成績に影響が出てきた。

強くなりたいと言う気持ちが勝り、学業を疎かにし出したのだ。それでも勝てるためには何でもしたかったし、学業を疎かにしても仕方がないほどの、恐るべき才能の片鱗を見せ始めていた。

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Saygid "Dagi" Arslanaliev's turning up the ???? ahead of his ONE Lightweight World Grand Prix showdown against Amir Khan on 17 May!Singapore | 17 May | 7:00PM | Watch on the ONE Super App: http://bit.ly/ONESuperApp | TV: Check local listings for global broadcast | Tickets: http://bit.ly/onedragon19

Posted by ONE Championship on Tuesday, April 30, 2019

「最初の2、3年は成績は大丈夫だった。けれども、後にスポーツに集中することを選ばざるを得なかった。人より抜きんでたければそれは必須だった」

「もちろん、先生には時々怒られた。だが、彼らは自分が授業をサボるのは、トーナメントに出るためだってわかってくれていた」

「学校で怒ったのは、試合で負けた時だけだ。自分のミスは知っていたし、ジムに急いで戻って、修正できるまで練習して、また試合に出るチャンスが来た」

「おおむね、コーチ全員との関係は良好だった」

アサラナリエフは、才能を見抜き、夢を追うように励ましてくれた最初のコーチが、現在の成功を後押ししてくれたという。

だが、この若き日々の経験が、どのようにして自分の人生を決めるか、という重要な教訓をもたらした。自身のコミットメントと情熱も、トップクラスのアスリートに上り詰めるためには、重要だと言うことだ。

「結局は自分の人生は自分しか責任は持てない、自分がやらなければ誰も自分の代わりにはやってくれない、ってことを、若い頃に気づいたんだ」