【4/22大会】ONE Fight Night 9: Nong-O vs. Haggerty を見るべき5つの理由

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4月22日(土)の「ONE Fight Night 9: Nong-O vs. Haggerty」では、タイ・バンコクの“ムエタイの聖地”ルンピニー・スタジアムから格闘技アクション満載のバトルをお届け。

メインイベントの世界タイトルマッチに加え、無敗のアスリートやトップ級ランカーが出場する試合も行われる。

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同大会のMMAとムエタイマッチを見逃せない理由は山ほどあるが、この記事では5つ厳選して紹介する。

#1 ノンオーはV8を達成できるか?

ONEチャンピオンシップで10勝0敗としているONEバンタム級ムエタイ世界チャンピオンのノンオー・ハマ(タイ)。世界タイトルは7度防衛しており、これはONEの打撃部門の最多記録だ。

さらに、一級のアスリートとの対決を重ねるごとに大きな進化を遂げ、直近5戦はいずれもノックアウト勝利としている。

こうした圧倒的な王者を倒すのは不可能と思うかもしれないが、ジョナサン・ハガティー(英国)は自身こそ、その偉業を達成する者だと信じている

ハガティーは元ONEフライ級ムエタイ世界チャンピオンで、これまでにも不可能と思われた試練を乗り越えてきたうえ、ハードヒッターとの打ち合いもいとわない。さらに、階級転向によりより強く、パワフルになったとしており、無敵のタイのレジェンドに勝つと自信をみせている。

しかし、これまでにもそう考えた選手はいた。そしてノンオーはそうした対戦相手をすべて撃破してきた。36歳にして今が全盛期だと感じているというノンオーは、地元タイのファンの前で再びノックアウト勝利を納めたいと意気込んでいる。

#2 無敗のライト級フィニッシャーが激突

ONEライト級MMA4位コンテンダーのハリル・アミール(トルコ)と、ONEデビューを迎えるモーリス・アベビ(スイス)が、コーメインイベントで火花の飛び散るような戦いを繰り広げる。

両者ともこれまで無敗をキープしており、いずれの勝利もフィニッシュによるもの。しかし、今回の試合ではいずれかがキャリア初の黒星を喫してリングを立ち去ることになる。

アミールは、昨年ONEデビュー戦でティモフィ・ナシューヒン(ロシア)と対戦し劇的なフィニッシュ勝利を決め、通算戦績を8勝0敗(7KO、1サブミッション)としている。

対するアベビは、6勝0敗(3KO、3サブミッション)。今回のONEデビュー戦では、アミールを倒してランキング入りをねらうに違いない。

ライト級のフィニッシャー同士による譲れないこの一戦。フルラウンドまでもつれこむ可能性は薄いだろう。

#3 ストロー級ランカー同士、待望の対決

前々から対戦が予定されていたストロー級MMAのランカー同士、ボカン・マスンヤネ(南アフリカ)と箕輪ひろばがついに「ONE Fight Night 9」で激突。

2位のマスンヤネは、現ONEストロー級世界チャンピオンのジャレッド・ブルックス(米国)に昨年キャリア初の敗北を喫した後の復帰戦で、ひときわハングリーに勝ち星をねらっているに違いない。

マスンヤネはレスリングがバックボーンで、総合力も高めている。しかし、対する3位の箕輪は、どんな選手にとってもタフな相手だ。

箕輪は6連勝としていた昨年、ブルックスと対戦。判定負けだったものの、3ラウンドの激戦を戦い抜いた。

両者とも世界王者となったブルックスとの2度目の対戦を熱望しており、今回の試合で決定的な勝利を収めることができれば、挑戦者候補となる可能性もある。

#4 絶対女王ジンナンの挑戦者が現れる?

ONE女子ストロー級MMAでデビュー以来3連勝として注目を浴びたメン・ボー(中国)だが、その後連敗を喫して世界タイトル挑戦の可能性はおあずけになった。

しかし直近の試合ではノックアウト勝利を挙げ、自信を取り戻しつつあるようだ。ここで再び印象的なパフォーマンスを見せれば、再びトップの道も開けるかもしれない。

今回の対戦相手は、ダヤン・カルドーゾ(ブラジル)。昨年4月のONEデビュー戦で三浦彩佳を下しており、連勝として世界タイトル挑戦のチャンスをつかみにいきたいところ。

このため、この一戦は長年ONE女子ストロー級の頂点に君臨するション・ジンナン(中国)の関心を引き付けることだろう。

ションは次々と挑戦者を打ち負かしてきた絶対女王。メンかカルドーゾか、今回の試合の勝者は階級の新たな脅威として浮上するに違いない。

#5 チーム・ラカイの“プリンス”が出場

フィリピンの強豪「チームラカイ」のジャンロ・マーク・サンジャオが、ONEチャンピオンシップに3度目の出場。ONEのニューカマーのマティアス・ファリネリ(アルゼンチン)とバンタム級MMAマッチで対戦する。

両者とも戦績は5勝0敗、いずれの勝ち星もフィニッシュによるもの。このため今回の試合では、どちらかの戦績にキャリア初の黒星が付くことになる。

最近、チームラカイからはベテラン勢が流出。このため、ヘッドコーチのマーク・サンジャオの息子である20歳のジャンロには、チームを勢いづけるという期待がかかる。

さらにジャンロは2戦連続第1ラウンド一本勝ちとしており、打撃のスペシャリストと名高いラカイ勢の中ではめずらしいハイレベルなグラップリングを披露している。

だが、今回の試合の対戦相手のファリネリは、これまでの対戦相手をすべてサブミッションで下してきたブラジリアン柔術のエース。このため、ジャンロのグラプリングスキルが試される試合となるだろう。

ジャンロがチームラカイの未来を担う存在で、フィリピンの名門MMAジムは安泰だと示せるか、見逃せない一戦だ。

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