【4/29 ONE SAMURAI 1】三浦彩佳、澤田千優との激突に「しっかり勝って次こそタイトルマッチ」現王者ザンボアンガに照準

Ayaka Miura Macarena Aragon ONE 169 8 scaled

4月29日(水)、東京・有明アリーナで開催される「ONE SAMURAI 1」で三浦彩佳(TRIBE TOKYO MMA)が澤田千優(IDEA ASAKUSA/team AKATASUKI)と対戦する。この日本人対決で決定的な勝利を収めれば、現ONE女子アトム級MMA世界王者デニス・ザンボアンガへの挑戦権が手に入る可能性がある。


三浦はこの日本人対決が何を意味するかを十分に理解している。16勝5敗1無効試合、5連勝でこの試合に臨む三浦だが、そのうち4勝はサブミッションによる1Rフィニッシュだ。澤田も3連勝中の危険な相手であり、両者にとってONE世界王座挑戦権が懸かるこの試合はキャリアの分岐点となる。

「いつも海外の相手と戦うことが多いですが、今回は日本人対決です。でも特に変わることはありません」

「今までは海外の試合が多くて、日本の方々に私の試合を生で見ていただくことが少なかったので、現地で見ていただけるのがすごく嬉しいです。毎月開催されるということなので、これからどんどん知っていただく機会が増えていくと思っています」


彼女の高揚感は試合だけに留まらない。三浦はONE SAMURAIが日本格闘技の栄光を取り戻すというミッションを全力で支持しており、記念すべき第1回大会に出場できることを誇りに思っている。

武尊、ONEフライ級MMA世界王者・若松佑弥、ONEアトム級ムエタイ世界王者・吉成名高といった日本を代表するファイターたちと同じ舞台に立てることが、その誇りをさらに深める。柔道の黒帯でもある三浦にとって、この場は日本古来の武士の精神を世界に発信する絶好の機会だ。

「私は柔道をやっていたので礼儀をすごく大事にしてきました。武士道は日本の古くからある心だと思っています。格闘技には暴力やバイオレンスな部分もあると思うんですが、そういうものではなくて、日本のそういった心を世界中に広めていけたらいいなと思っています」

三浦と澤田はこれまで接点があるが、リングで待ち受けるものははるかに大きな意味を持つ。澤田はマカレナ・アラゴン、平田樹、ナタリー・サルチェードを連破し、強力なグラップリングと向上し続ける打撃でアトム級の強豪としての地位を確立してきた。三浦は相手の実力を認めながらも、上に立つのは自分だという確信を持っている。

「過去に一度だけ練習をしたことがありますが、それ以外はほとんど接点がないです。何でもできるような器用なファイターだと思っています。レスリングベースで、フィジカルがすごく強い選手です。打撃も最近の試合ではしっかりしているので、すごく強い選手だと思っています」

「でもしつこくねちっこいところは私の方が上。澤田選手が最初どんどん勝ちに来たとしても諦めずにやっていく。私のようなねちっこいタイプにはなかなか出会っていないと思うので、ここでしっかり勝ちきりたいと思っています」

「あやかロック」だけではない

MMAで確実なフィニッシュ技を持つファイターはほとんどいない。三浦彩佳は違う。袈裟固めに入ったとき、結末はほぼ決まっている。しかし三浦自身は、それが自分の一部に過ぎないことを強調する。フィニッシュの引き出しははるかに深く、澤田は今回の試合でその全容を見ることになる。

「レスラー関係なく誰にでもかかるのがあやかロックです。ただ私はこのあやかロックだけじゃなくていろんな技を持っているので、何でも決めることができます」

「あやかロックで決めるパターンもあると思うんですけど、膝十字でフィニッシュしたこともありますし、まだ試合で見せていない技もいろいろあるので、楽しみにしていただけたらと思います」

三浦はかつてストロー級でONE世界王座に挑んだが届かなかった。しかしその経験から得た教訓は色あせることなく、今の三浦をさらに鋭くしている。澤田への決定的な勝利が、追い求めてきたキャリアの再出発を開く。サブミッションハンターが積み上げてきたすべてが、この試合に凝縮されている。

「しっかり勝ち切ることが大事だと思っています。しっかり勝って次こそタイトルマッチだと絶対思っています」
「年齢も重ねてきて、もうあと何試合もできるかわからないんですけれども、しっかりベルトを取って形を残していきたいと思っています」

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