キックボクシング

【2/26大会】ペトロシアン「準備に自信、キリアに勝つ」

2021年2月19日

ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)にとって、全ての試合は伝説的な地位を固めるためのチャンスだ。

ペトロシアンは2月26日(金)、シンガポール・インドア・スタジアムである「ONE: FISTS OF FURY」で、ハードヒッターのダビッド・キリア(グルジア)と対戦する。

すでに史上最高のキックボクサーとみなされているペトロシアンだが、そのハングリーな姿勢に変わりはない。今でも、世界最高のフェザー級ストライカーと対戦するチャンスを楽しみにしており、幸いにもその多くはONEスーパーシリーズに参戦しているのだ。

「ファンに『史上最高』と言ってもらえて光栄だが、あまり深く考えないようにしている。次の対戦相手に集中して、1つずつレガシーを築いていきたい」と、キリアとの対戦の前にペトロシアンは語る。

「自分の階級で最高の才能を持った選手たちがONEチャンピオンシップに参戦している。今や世界のトップに立っているプロモーションが成し遂げた素晴らしい仕事の当然の結果だと思う。嬉しくてワクワクしている」

ペトロシアンは35歳。103勝2敗2分(無効試合2)という目を見張る戦績は、才能ある選手が集まる階級の中でも他に例を見ない。

さらに、ONEフェザー級キックボクシング世界グランプリで優勝し、フェザー級でランキング1位になったことで、伝説の選手を倒してトップの座を奪おうとする他の選手から前にもまして狙われる存在になった。

だが、ペトロシアンは動揺しない。そしてあらゆる相手と喜んで対戦するが、順番が回ってくるまでは他の相手には一切目を向けない。

「誰もが私と戦いたいと思っている。それが当たり前だと思う。この階級で倒すべき男は自分だから。このことは、自分に火をつけてくれるし、スリルを与えてくれる」

「正直なところ、自分自身に集中しようとしている。その他の選手のことを考えてエネルギーを失わないように、次の対戦相手に集中しなければならない。その他の選手たちに機会が訪れれば、問題なく対戦できるだろう」



ペトロシアンは、キリアが強敵だと知っている。2012年に対戦して倒したことがあるが、それ以来キリアも経験を積んできている。

だが、同じくペトロシアンも進化した。2013年以来一度も負けておらず、ONEに入ってからも、世界最高のキックボクサーを倒し続けている。

「(キリアのことは)よく知っている。数年前にローマで戦った。タフな相手だが、自分は100パーセント準備ができているし、素晴らしい戦いになると確信している」

「前回から、お互いにより良いファイターになったと思う。自分も多くの経験を積んだ。肉体的にも強くなった。勝利への渇望は変わらないし、あらゆる面で自分が優れていると言える」

「彼は大きく成長した。彼の試合を何度も見た。彼は別のプロモーションで戦っていたが、タフな相手を倒していた。自分が進化したように、彼も進化している」

キリアにとっては格闘技界で最も激戦の階級で躍進する大きなチャンス。ONEデビュー戦にしては厳しい課題だが、世界に衝撃を与えたいという強いモチベーションを持っていることだろう。

ペトロシアンもこの点は認識しており、ONEのケージ「サークル」キリアのトリッキーな武器に慎重に対処しなければならないとわかっている。

「彼は空手の経験がある。だから、彼の打撃は型破りで、予測しにくい。だが、自分は何ヶ月も努力してきたし、何をすべきかははっきりしている」

「もちろん、誰にでも弱点はある。彼の弱点が何だと思っているかは今は言わないが、自分はそれをよく知っているし、私のトレーナーもそれを知っている」

Giorgio Petrosyan attacks Samy Sana At ONE CENTURY PART II

この戦いのパズルを解くのに苦労するのは、キリアだろう。ペトロシアン戦の答えを見つけるのは非常に難しい。それでもキリアはこの競技の伝説であるペトロシアンをKOするのは「名誉なこと」と語っている。

ペトロシアンは、舌戦は好まない。磨き抜いた方程式を駆使して「サークル」の中での応答に注力するつもりだ。

「次期米大統領になれたら光栄だと思う、こんなふうに我々は皆、口が達者だ」

「リングこそが証明する場所だ。だから相手のコメントには答えない。リングで拳で話そう」

ONE Featherweight Kickboxing World Grand Prix Champion Giorgio Petrosyan At ONE CENTURY PART II

もう一勝すれば、空位のONEフェザー級キックボクシング世界タイトルを争うチャンスを得られるだろうが、ペトロシアンは一歩ずつ物事を進めている。

他の有名なONE世界チャンピオンからの挑戦を受けたとしても、視線はそらさない。今のところは。

「(ONEバンタム級ムエタイ世界王者でキックボクシング世界王者のノンオー・ガイヤーンハーダオ)が勝利の後に、自分と対戦希望しているのを見たが、それに備えてトレーニングをしていた。その後予定が変わったので、今はその試合のことは考えていない」

「第一目標は、2月26日の試合に勝つこと。そうしたらもちろん、世界タイトルマッチのチャンスを得たいと思っている」

「この試合のためにハードなトレーニングをしてきたし、準備はできている。自分の練習と自分自身を信じているので、彼に勝てると思っている」

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