【1/28大会】武尊、スーパーレックと対戦へ「KOして、ベルトを巻きたい」

Takeru

K-1史上初の3階級制覇王者の武尊は、1月28日(日)の日本大会「ONE 165」で、待望のONEチャンピオンシップデビューを迎える。

東京・有明アリーナで行われる同大会のメインイベントのONEフライ級キックボクシング世界タイトルマッチで、武尊は現役王者のスーパーレック・キアトモー9(タイ)に挑戦する。

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この一戦でタイトルを獲得すれば、偉大なアスリートとしての地位をさらに固めることができるだろう。

武尊は2023年5月、ONEとの契約を発表して大きな話題を呼んだ。

デビュー戦では当初、ONEフライ級ムエタイ世界王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ)と対戦する予定だったが、ロッタンが負傷のため出場を辞退。

対戦相手の変更に一時は落胆したこともあったようだが、代わってスーパーレックという世界屈指のストライカーと対戦することになり、オファーを受けたと説明している。

「ロッタン選手と戦うために何ヶ月も準備してきたので、悔しい気持ちもあった。だが、これ以上ない相手を用意してもらい、スーパーレック選手とタイトルマッチをさせてもらえることになったので、僕に断る理由もないかな、というふうに思った」

32歳の武尊はキックボクシング界であらゆるタイトルを手にしてきたが、ONEの世界タイトルはまだ獲得していない。

そのベルトをかけて戦うチャンスを得て、やる気を高めているようだ。

武尊はこうコメントしている。

「本当に一戦一戦、この試合が最後のつもりで追い込みや練習をやってきている。この試合も自分の格闘技人生がここで終わったとしても、このベルトは絶対試合後に巻けると思っている。そのためにも、全力で戦いたいと思う」

さらに武尊は、ONEがトップクラスのストライカーが集結する団体であり、スーパーレックから世界タイトルを奪取することの重みも感じているようだ。

武尊はこう話している。

「ONEは世界最高の団体だと思っているので、そこのチャンピオンとして僕は世界最強というのを、この試合で証明したいと思う。必ず勝つ」

武尊のパンチかスーパーレックのキックか?

武尊は、「ONE 165」での世界タイトルマッチは、スーパーレック・キアトモー9とのスタイル対決になると予想している。

スーパーレックは150戦以上のプロ戦を通じてそのキックを進化させ続け、世界で知れわたる武器とした。一方の武尊はより、ボクシング中心の打撃スタイルだ。

いよいよ迫った大一番を前に、武尊はノックアウトで勝つ、と意気込みを表明している。

「(スーパーレックは)ムエタイでずっと戦ってきているムエタイのテクニックだったり、蹴りの強さというのは本当にすごいものを持っている選手だと思う。試合内容としても、僕のパンチかスーパーレック選手の蹴りか、みたいな戦いになるのかな、と思う」

「今回は5ラウンドあるので、どっちかが倒れるような試合になると思う。僕は必ずスーパーレック選手をKOして、ベルトを巻きたいと思う」

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