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【11/22大会】EDGE OF GREATNESS出場選手のBESTサブミッション5選

2019年11月22日

ONEチャンピオンシップがシンガポールで開く今年最後の大会は、グラップリング(組み技)好きにはたまらない試合が目白押しだ。

11月22日(金)に開かれる「ONE:EDGE OF GREATNESS」には、ブラジリアン柔術の世界チャンピオン2人やフィニッシュの腕前に定評のある総合格闘家など、ONE屈指のサブミッションのスペシャリストが参戦する。

今回参戦する選手の、メジャー大会でのサブミッション勝ちベスト5を紹介する。

#1 カーンが元王者を締め上げる

アミール・カーン(シンガポール)はその凄まじいムエタイのスキルで有名だが、所属するシンガポールのメガジム「Evolve MMA」には、優れたブラジリアン柔術のコーチがいる。2018年9月の「ONE:BEYOND THE HORIZON」で、元ONEフェザー級世界王者ホノリオ・バナリオ(フィリピン)を撃破した試合がそれを証明するいい例だ。

カーンは第1ラウンド序盤、バナリオをマットに倒していい形に持ち込む。だが決定的なテイクダウンはその後に起こった。シングルレッグ・テイクダウンを狙ったカーンがバナリオの背後を取り、マットに投げ落としたのだ。

そこからカーンは辛抱強く、フィニッシュに持ち込む形を模索した。自分の左足でバナリオの左腕をかけようとする。バナリオが逃れようと気を取られた時、彼はチョークというカーン最大の脅威のことを忘れていた。

カーンは右腕のアゴの下に滑り込ませて圧迫。ムエタイのストライカーはこうして、画期的なサブミッション勝利を収めたのだった。

#2 ティンがチョークで復活宣言

エブ・ティン(マレーシア/ニュージーランド)の直近の試合は、今年7月の「ONE:MASTERS OF DESTINY」。パンクラスウェルター級世界チャンピオンの阿部大治を相手に、第2ラウンドでのサブミッション勝ちを収め、連敗から脱出した。

ティンは第1ラウンドに打撃を食らい負傷するが持ち直す。第2ラウンド、右のオーバーハンドで阿部を倒すとフィニッシュめがけて襲い掛かる。

ティンはガードをかいくぐりグラウンド・アンド・パウンドで攻め立てる。阿部が立ち上がって猛攻から逃れようとした時、ティンは素早く背後に回ってリアネイキッド・チョークを決める。阿部はすぐにギブアップせざるを得なかった。

ティンは11月22日に、ライト級トップ同士の対戦としてカーンと激突する。目指すは2連勝だ。

#3 チェンのアームバー 

チェン・レイ(中国)は2017年8月の「ONE:KINGS AND CONQUERORS」で、サイフル・メリカン(マレーシア)と激突。激しい抵抗を制し、第3ラウンドにサブミッション勝ちを手にした。

チェンは試合を通してフィニッシュを狙い続けていた。ようやくチャンスがやってきたのは最終ラウンド、メリカンにマウントした時だ。

チェンはまずマウント・ポジションからパンチで攻め立て後、メリカンの右腕を掴み、体勢を変えてアームバーを決めにいく。

メリカンの右腕を完全に固定した上で、体重をかけてヒジを圧迫。メリカンからギブアップを引き出した。

チェンはシンガポールで、トロイ・ウォーゼン(米国)と対戦する。

#4 シウバのブラジリアン柔術

アレックス・シウバ(ブラジル)は今年8月の「ONE:DREAMS OF GOLD」で、ステファー・ラハルディアン(マレーシア)を相手に、ブラジリアン柔術の世界チャンピオンにふさわしいスキルを見せつけた。

シウバは第1ラウンドでリアネイキッド・チョークを狙うが、時間切れで失敗。第2ラウンドでもグランド・ゲームのまま時間は過ぎ、再びチャンスを逃すかに見えた。

だが残り20秒でシウバは素早くプランを変える。右足を大きく振り上げラハルディアンの頭を押さえようとする。ラハルディアンは危険を察知し、トップポジションに移って防御しようと試みる。だがシウバはラハルディアンの左腕を取ったままうつぶせになろうとくるっと回転すると、そのままヒジを圧迫してきれいなアームバーを決めたのだった。

シウバは11月22日、ペン・シュウウウェン(中国)と対戦する。

#5 プッチのギロチン

柔術着を着ないルールの柔術「ノーギ」世界王者ブルーノ・プッチ(ブラジル)は2018年11月の「ONE:WARRIOR’S DREAM」でのフェザー級マッチアップで、シェ・チャオ(中国)と対戦。勝利を挙げるのにわずか56秒しかかからなかった。

試合開始直後、プッチがシェをマットに倒す。シェはバタフライガードから立ち上がろうとするが、プッチはそこにチャンスを見出す。

プッチは上から、左手でシェの首、右手で左腕を抑えると、後ろに弾みをつけて倒れこむようにして、ギロチンチョークを決める。シェは逃れようとパンチを繰り出すが、ギロチンはきつく決まっており、レフェリーがすぐに試合を止めた。

プッチは今回、バンタム級に階級を下げ、上久保周哉と対戦する。

シンガポール | 11月22日 (金) | 19時半(日本時間) | 中継:ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)