【10/25大会】DAWN OF VALOR出場選手のKO8選

Pieter Buist DCIMG_1986

10月25日(金)の「ONE:DAWN OF VALOR」には、ノックアウトアーティストが多数出場する。つまり、インドネシア・ジャカルタでで開かれる今大会で、フィニッシュで決まる試合が多く期待できる。

例えば、今大会でONEデビューを飾るジョン・リネカー(ブラジル)は、ハードパンチャーで知られる。そして、今大会で予定されている2つの世界タイトルマッチを戦う4選手に加えて、アンダーカードにも強烈なパンチが武器のアスリートが揃っている。

大会を目前に控え、出場するファイターによる、驚くべき8つのKOシーンを紹介する。

#1 カデスタムの強烈ノックアウト

2018年11月の「ONE: WARRIOR’S DREAM」で空位だったONEウェルター級王座を賭けてタイラー・マグワイア(米国)と対戦したゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)は、素晴らしいノックアウトでタイトルを獲得した。

最終ラウンドに入ってもマグワイアより体力を残していたカデスタムは、相手がガードを下げたところを見逃さなかった。

カデスタムが大きな弧を描いて振った右がヒットしダウンを奪うと、膝を頭部に叩き込んで終わらせ、世界王座を獲得した。

#2 アバゾフ、岡見にパウンドの嵐

今年5月の「ONE: FOR HONOR」でONEチャンピオンシップデビューを果たした岡見勇信を、キャムラン・アバゾフ(キルギス)が荒っぽく歓迎した。

第1ラウンドは岡見がグラップリングで上回ったものの、第2ラウンドにアバゾフの打撃が火を吹いた。サンダーの愛称で知られる岡見のジャブを防ぐと、右ストレートをガード越しに効かせて倒す。

その後はグラウンドに持ち込みパウンドの嵐で攻めて勝負を決め、今回ジャカルタでカデスタムに挑戦する権利を勝ち取った。

#3 アーセルの連続攻撃

今年2月の「ONE: CALL TO GREATNESS」で、パンチによりアンソニー・ンジョカーニ(ナイジェリア)を第2ラウンドでKOしたことで、レギン・アーセル(オランダ)は、今年はじめにONEライト級キックボクシング世界王座戦を戦うチャンスを手にした。

トレードマークの積極性でンジョカーニを退かせたアーセル。相手がプレッシャーを避けようと左ストレートを放った際、カウンターをヒット。打ち下ろしの右で顎を打ち抜き、相手の耳の後ろあたりに左フックを連続で当てる。

クリンチで逃げようとするンジョカーニだったが、今度は膝の餌食になり、アーセルが右フックで相手を仕留めた。

#4 ホルツケンのKO勝利デビュー

「ONE: WARRIOR’S DREAM」では、世界を代表する2人のストライカーが対戦した。この一戦がONEデビュー戦だったニキー・ホルツケン(オランダ)は、コスモ・アレキサンドラ(ブラジル)とONEスーパーシリーズ・キックボクシングで激突した。

第1ラウンドにハイキックとパンチの連打でダウンを奪っていたホルツケンは、第2ラウンド終盤に後ろ回し蹴りからフィニッシュに繋げた。

蹴りを放った後で詰めたホルツケンは、右ストレートをヒット。たまらず金網のフェンスに下がったアレキサンドラだったが、ホルツケンは強烈な右アッパーで勝負を決めた。

ホルツケンは、10月25日(金)、ONEライト級キックボクシング世界タイトルマッチで、アーセルと再戦。リベンジに挑む。

#5 アントニアの最速フィニッシュ

ボズヒナ・アントニア(ミャンマー)は、2018年2月の「ONE: QUEST FOR GOLD」でONE女子史上最速のKO勝利を収め、プロキャリアを完璧な形でスタートさせた。

わずか24秒でシュエ・シン(ミャンマー)からテイクダウンを奪うと、パウンドの連打で勝利。

1025日(金)の大会では、プリシラ・ヘルタティ・ルンバン・ガオール(インドネシア)との試合に挑む。

#6 ガフロフ復帰戦でフィニッシュ勝利

Muin Gafurov scores an incredible one-punch knockout of Leandro Issa at 2:24 of Round 1!

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Posted by ONE Championship on Saturday, October 6, 2018

ONEから2年離れていたムイン・ガフロフ(タジキスタン)が、2018年10月の「ONE:KINGDOM OF HEROES」でレアンドロ・イッサ(ブラジル)を相手に1つの指標となる勝ち名乗りを受けた

コンバットサンボの世界王者であるガフロフは、ブラジリアン柔術のスペシャリストのイッサのクラッチから逃れると、打撃をお見舞い。イッサは、ガフロフをコーナーに下がらせたが、ガフロフはオーバーハンドの右をヒット。

顎をガードしていなかった以上、回避はできず、パンチをもらったイッサはそのままマットに倒れ込んだ。

ガフロフは、「ONEDAWN OF VALOR」で行なわれる強打のジョン·リネカーとの対戦でも、同様の結果を望んでいる。

#7 バウシュト、下石康太を圧倒

Debuting Dutchman Pieter Buist connects with a series of devastating knees to knock out Kota Shimoishi at 3:55 of Round 2!

Debuting Dutchman Pieter Buist MMA connects with a series of devastating knees to knock out Kota Shimoishi at 3:55 of Round 2!Watch the full event on the ONE Super App ???? http://bit.ly/ONESuperApp | TV: Check local listings for global broadcast

Posted by ONE Championship on Friday, May 10, 2019

今年5月の「ONE WARRIORS OF LIGHT」でONEデビューを果たしたピーター・バウシュト(オランダ)は、下石康太との一戦を第2ラウンドで終わらせた。

試合をグラウンドでコントロールしていた下石に対し、バウシュトは第2ラウンド残り90秒にスタンドに戻すと、そこからギアを上げた。

下石のテイクダウン狙いを潰すと、右のパンチでダウンを奪い、頭部に連続して膝を当て、キャリア4度目のKO勝利を手にした。

ジャカルタでは、アントニオ・カルーソ(オーストラリア)と対戦する。

#8 マティス、22秒でプロ初勝利

2016年に表舞台に立った当時は荒削りだったかもしれない。だが、エイドリアン・マティス(インドネシア)の拳には、すでに強烈なパワーが宿っていた。

ルスタム・フタジュル(インドネシア)との一戦では、試合開始から距離を詰め、決定力のある打撃を繰り出し続けた。その結果、たった22秒で勝負はついた。

左ストレートを放ったフタジュルに対し、マティスは、強烈な右で応戦。フックの連打で優勢になると、トドメの左でKO。プロ初勝利をあげた。

マティスは、「ONE:DAWN OF VALOR」でもインドネシア出身のステファー・ラハルディアンと対戦する。

もっと読む:【10/25大会】DAWN OF VALOR出場選手のBESTサブミッション5選

ジャカルタ | 10月25日 (金) | 19時(日本時間) | 中継:ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)

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