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格闘技が正しく導いたジョナサン・ハガティーの人生

2019年7月29日

8月2日(金)にフィリピンのマニラで開催される「ONE: DAWN OF HEROES」で、挑戦者ロッタン・ジットムアンノンとONEフライ級ムエタイ世界タイトルマッチを行なうジョナサン・ハガティー。

ロンドンで育ったハガティー。次々と警察に捕まり、服役していく友人たちに囲まれながら、自分は、どう生きるべきかを分析し始めた。

「荒れた地域で生まれ育ったから、自分でどう生きるかを決めるのが大事だと思った。人の失敗を見て、どうしてダメだったのかを考えるのが好きだった。悪い方向に行けば、その分、苦労すると分かっていた。だから、安易な道を選ばずに、努力しようと思った」

ロンドンの子どもたちにとって、最高の娯楽はサッカー。ハガティーも子ども時代は健全だったが、年齢を重ねるに連れ、犯罪に手を染める友人が出始めた。

そんななか、ハガティーは父親の影響で格闘技を始め、12歳でムエタイと出会った。ストリートファイトではなく、アスリートとしてスポーツを極める。その精神をハガティーは忘れなかった。

「ムエタイに打ち込んでいるから、悪いことをしている時間はない。スポーツに一生懸命だと家族も私を信頼してくれる」

余計な道に逸れないためにもハガティーは、ムエタイに集中した。それこそが10代で世界王者になり、20代でONE王者の称号を得た秘訣とも言える。

かつてのハガティーのように悩める少年は世界中にいることだろう。

「私と同じような境遇にいる子には、ぜひ格闘技を勧めたい。格闘技のおかげで、道を踏み外さずにやって来られた。誰だって刑務所に入りたいわけじゃない。私だってそうだ。私が行きたいのは、自分が憧れる舞台だけだ」

フィリピン・マニラ | 8月2日(金) | 20時(日本時間) | ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)